こんにちは。愛YOUカイロプラクティック院スタッフの尾上です。

今回は、肩の症状について書いていきます。

 
肩の症状で代表的なのは四十肩、五十肩ですね。

 

腕が上がらない、上げようとすると痛い、背中の方に回せないなど、

日常生活に支障がある重い症状です。

 
そして、意外と多いのが、そんなに重い症状なのに、
前兆に気付かずに、極まったところでやっと四十肩、五十肩と判明するパターンです。

 
これは何故かと言うと、四十肩や五十肩についての勘違いがあるからなんですね。

 
まず、この症状に年齢は関係ありません。

 

四十、五十なんて言うものだから、その年代にならないと出ない症状だというイメージがありますが、

実際には、十代の若い人や、六十歳を越えた高齢の方でもなる可能性があります。

 
そして、肩が上がらないからと言っても、肩が原因とは限らないということです。
肩が痛い、上がらない四十肩、五十肩ですが、

 

肩自体を痛めていたり、歪んでいるだけという人はほとんどいません。

 

 

これまでの臨床経験でも、たいていは足にねじれがあったり、骨盤の傾きがあったり、

 

肩が悪くて四十肩、五十肩ということはほとんどありません。

 

 

更に言えば、肩も含めて、全身にさまざまな歪みや関節の固さがあり、

それらが普通の人より倍や三倍は程度が酷いことが多いくらいです。

 

 
肩関節は人体のなかで数少ない球体関節で、もともとの可動域がとても大きい関節です。

なので、この関節が動かないということは、なかなかに重症と言えます。

 

 
たとえば、肩が上がらなくなって病院に行き、五十肩と診断を受け、

 

肩周りのリハビリを頑張っても改善しないのは肩に原因が無いからなんですね。

 
もちろん、リハビリで改善する場合もあります。
そうでない人は、肩以外、腰や足から歪みを変えていく必要があります。

 
何より、大切なのは、四十肩、五十肩と診断される前に予防することです。

 

上がらなくなってからでは遅いのです。

 

 
・腕をが上がりにくくなってきた
・上まであげると、肘が曲がって伸ばせない
・上げるとわきや背中が張る感じがする

 

 

こういう状態は、四十肩、五十肩の前兆です。

 

「なんだか動かしにくいけど、そんなに痛くも無いから」

 

 

と放置していると、後々症状を出すようになるかも知れません。

 

 

四十肩、五十肩は、いろいろな症状の中でも特に治りにくい症状です。

 

早めに処置することで、時間も労力も少なく済みますので、

ちょっとでも気になったらご注意ください。

 
~まとめ~

 

四十肩、五十肩は年齢に関係なく出る、重度の症状です。

 

痛くなってから、上がらなくなってからでは治るまで大変なので、

早めの予防が肝心です。

 

 
では、今回はこのあたりで。

おすすめの記事