「え~、不眠は私には関係ないし~」と思ったそこのあなた!

 

本当にぐっすり眠れていますか??

 

ここでの「ぐっすり」とは寝付きが良く、朝まで目が覚めず眠れて、朝スッキリ起きられることです。

 

・寝つきが悪い

・途中で目が覚める

・2~4時間しか眠れない

・疲れているのに眠れない

・睡眠導入剤や安定剤を飲まないと眠れない

・早朝に目が覚めてそれからは眠れない

こんな悩みはありませんか?

 

「夜中目が覚めるけどまたすぐ眠れるから不眠じゃないよね。」

「トイレには目が覚めるけど眠れています。」

 

私はこんなセリフを毎日のように聞きます。

 

なんと皆さん、これは立派な不眠の一種なのですよ…!

 

本来寝ている時は内臓も休んでいます。

トイレで目が覚めるなんて有り得ません。

 

しかし目が覚めてトイレに行くなんて身体が上手く休めていない証拠です。

 

他にこんな状態ではないですか?

・寝ても寝た感じがしない

・夢をよくみる

・朝起きた時から体がだるい

 

これは一応眠れているが、睡眠の質や量に問題があり、眠りが浅く睡眠中の回復力が弱まっています。

放っておくと不眠になる可能性があります。

 

 

◆不眠の種類◆

 

不眠の種類は3種類。

 

・入眠困難

・中途覚醒

・早朝覚醒

 

一番厄介なのは入眠困難です。

 

疲れているのに眠れないという辛い不眠です。

 

その次に夜中に目が覚めてしまうのは中途覚醒です。

 

そして朝早くに目が覚めてしまうのは早朝覚醒です。

 

 

◆不眠の原因◆

 

不眠は自律神経の乱れが原因です。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、副交感神経が働くことによって睡眠をとることが出来ます。

 

ではなぜ自律神経が乱れるのかと言うと…

 

長期に及ぶストレスや不安、または大きな精神的ショックを受けたことなどが原因で自律神経の働きが弱くなり眠れなくなります。

 

また不眠で悩んで当院に来られる方は、内臓、頭蓋骨、全身の筋肉が固くなっている人が非常に多いのです。

内臓、全身の筋肉は自律神経と深い関連があり、それらの緊張が脳に伝わり脳波興奮状態となり交感神経が優位になります。

そうすると眠りたくとも副交感神経が働かず眠れなくなってしまうのです。

頭蓋骨の硬さや歪みも脳を緊張させ眠れなくなります。

 

 

アクセルとブレーキですか??

アクセルとブレーキですか??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆不眠施術◆

 

まずは全身の筋肉の緊張を緩めていきます。

しかもソフトに心地よく、全身の硬さを探しながら硬さをとっていきます。

全身の硬さがとれてきたところで、内臓や頭蓋骨にアプローチしていきます。

 

患者様のお話しを聞いていると

「寝つきがだんだん良くなってきました!」

「途中でトイレに行くことが当たり前だと思っていたのに、目が覚めなくなりました!」

「施術を受けていくうちに中途覚醒から早朝覚醒になり、朝まで目覚めず眠れるようになりました!」

「ぐっすり眠れて朝起きる時がすごく楽です!」

という方がほとんどです。

 

人は寝ている時に身体の回復をします。

 

それが眠れていないとしたら、疲れが取れるわけがないですよね。

 

まずは眠れるようになること。

 

それがすごく大切ということ。

 

 

◆質の良い睡眠をとるには…◆

 

質の良い睡眠をとるには、まずは先程お話したように身体を整える事です。

 

あとは自分で出来ることも沢山あります。

今回はその一部をご紹介したいと思います。

 

・寝る直前にテレビ、パソコン、携帯電話を見ないようにして、周りを暗くして寝る準備を整える。

オレンジ系の明かりはリラックス効果がありますので良いでしょう。

 

・遅くても日付が変わる前には布団に入りましょう。

 

・寝る2~3時間前にぬるめのお風呂に浸かるか、ストレッチなどの軽い運動をする。

ジョギングやハードな運動は交感神経が優位になるので避けましょう。

 

・寝酒は睡眠の質が落ちるのでやめましょう。

夜中に突然目が覚めたり、喉が渇いて目が覚めたり、睡眠が途切れやすくなります。

 

・インスタント食品ばかり食べないようにしましょう。

保存料の「リン酸塩」が「亜鉛」の吸収を妨げます。

「亜鉛」不足はイライラ、落ち込みの原因になります。

 

・レタスを食べましょう。

レタスには「ラクチュコピクリン」という成分が含まれています。

自律神経を整え沈静作用があり入眠を促進してくれます。

 

・味噌、醤油、納豆には「ギャバ」や「大豆ペプチド」が含まれ精神安定作用やリラックス効果があります。

中でも納豆には夜食べると脳の中で「セロトニン」という催眠効果のある物質に変わる「トリプトファン」が含まれているので眠りやすくなります。

さらに納豆は朝食べると身体の機能や覚醒水準を高めてくれます。

 

・イライラして眠れない人にはひじきもおすすめです。

ひじきはカルシウムがとても豊富です。なんと牛乳の14倍です。

 

・朝起きたら朝日を浴びましょう。

人は朝日を浴びてから14~16時間後にメラトニンが分泌し眠くなります。

8時に浴びると22時~24時に眠気がくるというメカニズムです。

 

この情報があなた様のお役に立ちますように♪

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