アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は昔、子供の病気と言われていました。
しかし今現在、成人アトピー性皮膚炎も増えてきています。
こんなお悩みはありませんか?
大人と子供のアトピー性皮膚炎の原因って同じだと思っていませんか?
本やインターネットで沢山の情報が溢れていますが、それに振り回されて
大人、子供、赤ちゃんのアトピー性皮膚炎の原因が同じとされてしまう傾向があります。
しかし、発育途中の赤ちゃんと発育完了の大人ではアトピー性皮膚炎の原因は違います。
アトピー性皮膚炎を繰り返してしまう原因
ストレス、砂糖、油、アルコール、食事、添加物、農薬、喫煙、お酒、アレルギー、ダニなどネットで調べると限りなく出てきます。
しかしこれらはあくまで表層の原因で、根本的な原因ではないのです。
ここで重要なことは「根本的なアトピー性皮膚炎」と「アトピーを繰り返す原因」が違うということです。
ほとんどの方がこのことを知らずにいるのではないでしょうか。
- ストレス
- 砂糖
- アルコール、飲酒
- タバコ
- チョコレート、甘いもの
- ハウスダスト、ダニ
- たんぱく質
- IgEアレルギー
これらは「アトピーを繰り返してしまう原因」です。
これらを除去するだけでもアトピーの症状を減らすことは出来ますが、本当のアトピーの原因が取り除かれたわけではないので、ちょっとしたきっかけで再発してしまうのです。
大人アトピーの原因
*毒素・代謝物の排泄能力の低下
アトピー性皮膚炎は、呼吸、汗、尿、便などの排泄器官から十分に不要な代謝物を排泄出来ないために起こる病気です。
浸出液というジクジクした汁は、毛細血管から皮膚の中にしみ出た血漿成分でリンパ管に入るとリンパ液となります。
血漿成分には糖、脂質、血漿タンパク、水分、代謝物が含まれますが、アトピーの場合はこの成分で痒みがおこります。
本来は不要な代謝物は排泄器官から全て出ていくはずですが、
体の機能が低下して排泄能力が衰えると皮膚の薄くて弱いところに溜まってしまいます。
不要な代謝物が溜まった皮膚はむくんで掻くと浸出液が出やすくなります。
*精神的ストレス
アトピー経験者なら当然知っていると思いますが、ストレスはアトピーを悪化させてしまう要素です。
ここで重要なのはその問題の深さです。
ストレスは悪影響を及ぼしますが、ポジティブ思考であるかネガティブ思考であるかによっても身体の治癒力は異なります。
なぜな毒素、代謝ら物を排泄する能力に影響するからです。
アトピーの人に関わらず大きいストレスがかかると胸が苦しくなる人は、ネガティブな感情や思考が心臓に影響を与えています。
そうすると毒素や代謝物を排泄する器官にエネルギーがまわらなくなるのです。
*睡眠不足
当院に来る患者さんは睡眠不足が非常に多いです。
問診時に聞くと5,6時間の人がほとんどです。
ひどい人だと4時間なんて言う人もいます。
人のエネルギーの源はなんだか知っていますか?
食事、睡眠、呼吸、太陽の光を浴びることです。
アトピー性皮膚炎に限らず、これが出来ていない人は体に不調が出てきて当然と言えるでしょう。
本気でアトピー性皮膚炎を治したいと思っている人は、7時間以上睡眠をとること。
*抗菌力の低下
人は菌に対抗する為、体内で抗生物質をつくっています。
このおかげで皮膚表面に存在する菌のバランスを保てています。
身体が疲れると抗菌力が低下し、皮膚表面のバランスが崩れ黄色ブドウ球菌などが増殖します。
そうなると免疫反応が起こり、皮下の血管が拡張し血清成分が皮膚表面へと浸出します。
アトピー性皮膚炎を改善するうえで、この抗菌力を高めることも重要です。
私たちが全力でサポート致します!