ヘルニアのことがよくわかる整体院のヘルニア講座~頚椎編~|松山の整体

ヘルニア ~頚椎椎間板ヘルニア~


3回にわたり、整体と深く関わりのある

腰椎椎間板ヘルニア鼠径ヘルニア頚椎椎間板ヘルニア

についてお話しています。最後は首のヘルニアである頚椎椎間板ヘルニアについてお話します。

「ヘルニア」と耳にして、イメージするのは「腰痛」つまり腰の症状である、腰椎椎間板ヘルニアである場合が多いと思います。それだけ、腰椎椎間板ヘルニアは一般的にもよく知られる疾患となりました。一方、頚椎=首で「ヘルニア」が起こってしまうことは、あまり知られていません。 こちらの記事をきっかけに【気を付けるべき首の症状】を知っていただけたら嬉しいです。

 


頚椎の仕組みと、驚くべきたくさんの働き

脊椎のうち、首にある7個の椎骨で、腰椎と同じく前側にカーブしています。
頚椎は全身を整える司令塔とも言われ、その働きは多岐にわたります。

1.頭を支える働き
2.首の動きやあごの動きをコントロール
3.肩甲骨を動かす働き
4.腕や手を動かす働き
5.自律神経への影響

などです。

人間の頭の重さは体重の1割くらいです。体重50kgの人ならば、頭の重さは5kg。5kgの米袋が首の上に乗っていると考えると、首への負担は相当なものだと分かりますね。

普段何気なく動かしている、手先や腕の動きに深くかかわるのも頚椎です。

・肘の曲げ伸ばしができない
・手の指を握れない、手の指を広げられない
・手首を上に反らす事ができない

これらの症状がある場合は、頚椎に原因があるサインです。

頚椎椎間板ヘルニアは、頚椎の椎間板が飛び出して、神経を圧迫してしまいしびれ・痛みの症状が出ます。そのプロセスは腰椎椎間板ヘルニアと同じです。場所が腰か首かの違いですね。

腰椎椎間板ヘルニアと違う点は、頚椎椎間板ヘルニアは腰椎椎間板ヘルニアと比べて「なりにくい」のです!椎間板ヘルニアと言われるとどうしても「腰」のイメージが強いのは、そもそも頚椎椎間板ヘルニアは少数派だからなのですね。

 

ではなぜ腰に比べて少ないのかというと、
それは椎骨違いのためです。

 

・腰椎は椎骨が平ら

 腰椎は椎骨が平らで、その間に挟まれている椎間板がつるっと出てきやすいのです。
ハンバーガーを食べたときに、パンに挟まれたハンバーグが滑って
飛び出してしまうことがありませんか?イメージとしてはあのような感じです。

 

・頚椎の椎骨は平らではない

頚椎の椎骨は平らではありません。
そのため、骨の端っこが防波堤のようになり椎間板が飛び出しにくい形状
になっています。

逆に考えると、飛び出しにくいということは、元に戻りにくいということでもあり、一度頚椎椎間板ヘルニアになってしまうと治りにくいのです。

 


頚椎椎間板ヘルニアの症状

全身の司令塔と言われるだけあり、頚椎の不調は全身の不調につながり、症状も多岐にわたります。

症状は1➡2➡3➡4の順に悪化していきます。

 

また、圧迫されている神経の場所によっても症状の違いがあります。7個ある頚椎を上から数えて1番目、2番目、3番目までにある神経は、頭に繋がっているため

・頭痛
・吐き気
・眼精疲労
・視力低下
・耳鳴り

などの、頭部を中心とした症状が起きます。

一方、4番目、5番目、6番目、7番目の神経は手や腕に繋がっているため

・手や腕のしびれ
・握力低下

などの症状が生じます。

一見すると、首とはあまり関係も無さそうな症状もありますね。吐き気や眼精疲労、耳鳴りなどの症状は、頚椎が自律神経と関わりがあることの証だとも言えます。

 


頚椎椎間板ヘルニアと言われたら

痛みや違和感を覚え病院を受診し、検査の結果、頚椎椎間板ヘルニアと診断されたらどのような治療が行われるでしょうか。

基本的な治療としては

・薬物療法(痛みに対して飲み薬や湿布、ブロック注射など)
・物理療法(痛みのある場所に電気、牽引、マッサージ、コルセットの使用)

これらは全て症状に対しての治療となります。そのため、少し症状が良くなったと思ってもまたぶり返し、治りきらないために不安を感じてしまう人も多いでしょう。

症状が進み、下半身症状が出ると日常生活にも影響が出ます。
そうすると医師から手術を勧められる人も多くなります。とは言え、手術は誰しもが不安に思うものです。

例え手術をして、飛び出した椎間板を削り神経の圧迫がなくなったとしても、結局は根本的な原因が分からなければ、いつまた再発するとも限りません。

 


頚椎椎間板ヘルニアの原因

 

このまま薬や物理療法だけで治るのか不安・・・
だけど、手術はもっと不安・・・

 

と考える方は、頚椎椎間板ヘルニアがどうして起こってしまうのか気になっているのではないかと思います。原因が分かって、そのアプローチができれば身体的にも精神的にも負担は軽くて済みますよね。

頚椎椎間板ヘルニアの原因は大きく4つに分けられます。

1.怪我や事故など首への直接的な損傷
2.仕事やスポーツなど首を酷使したことによる損傷
3.加齢による頚椎の損傷
4.身体の日常的な使い方の不良(姿勢不良)

1や2の原因が多いと思われがちですが、

 

頚椎椎間板ヘルニア原因圧倒的多いのは
姿勢不良や、
日常的身体使い方不良です。

 

身体の使い方が悪いがために、結果的に頚椎へ負担がかかりヘルニアが起こってしまうのです。腰椎椎間板ヘルニアの回でもお話しましたが、身体は一つのユニットであり、切り離されていません。

姿勢の悪さ、歩き方や走り方の悪さなど、個々での違いはありますが、日常的な身体のクセが頚椎に大きく影響してしまうことを知っておいて欲しいと思います。

 


さいごに

全3回にわたりお伝えしてきました「3つのヘルニアは整体と深く関わりがある」というお話。その意味がお分かりいただけたのではないかと思います。

 

頚椎や腰椎の椎間板ヘルニアも、鼠径ヘルニアも、
手術しかない
という状態から【整体により改善する人】は多数います。

 

症状が出ている部分だけを見ると手術、という考え方になってしまうのかも知れませんが、愛YOUカイロプラクティック院は、症状は結果に過ぎないという考えの下、全身のバランスを基準にあなたの身体が正常の機能を発揮できるよう、根本的に改善していきます。その辛い症状をぜひ一度ご相談ください。

 

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ヘルニアのことがよくわかる整体院のヘルニア講座~鼠経編~|松山の整体

ヘルニア2 ~鼠径ヘルニア~


鼠径ヘルニア、聞いたことがありますか?

3回にわたり、整体と深く関わりのある

腰椎椎間板ヘルニア鼠径ヘルニア頚椎椎間板ヘルニア

についてお話しています。今回は鼠径ヘルニアについてお話します。

3つのヘルニアで、一番馴染みがないのがこの「鼠径(そけい)ヘルニア」ではないかと思います。

一般的には脱腸とも言われるのですが、そう言われてもイメージできる人は少ないでしょう。大きな誤解として、肛門から直腸が飛び出すことだと思われている方もいます。
実はこちらは「脱肛(だっこう)」と言って、文字でこそ一字違いですが全く別のものです。

 


鼠径はどこ?

鼠径というのは、太ももの付け根のあたりを指します。
鼠径ヘルニアは、この太ももの付け根の部分にある鼠径管(お腹と外をつなぐ筒状の管)に、本来出てくるはずのない腸の一部が飛び出してきてしまう病気です。

飛び出すと言っても、皮膚を破って身体の外に出てくるわけではありません。見た目は足の付け根の部分がポコッと膨らんだ感じになります。
お腹に力がかかった時、特に立ち上がった時に飛び出してくるのが特徴で、触っても痛みはなく、押すと引っ込みます。

 

症状

鼠径ヘルニアの初期症状は飛び出した部分も小さいため、あまり気にはならないほどです。ヘルニア部分がだんだんと大きくなると

・   痛み 
・不快感

を伴い、病院を受診する人が増えてきます。

そのまま放置すると、飛び出した部分が硬くなり、押しても引っ込まなくなる「嵌頓(かんとん)」という状態になってしまいます。
嵌頓すると、腸内が詰まり、腹膜炎や腸閉塞の症状である腹痛や吐き気が起こります。
また、長時間圧迫されていることにより飛び出した腸が壊死してしまうこともあり、感染しやすくなり命にかかわります。

鼠径ヘルニアは小児期に先天的なものとして多い一方で、実は中高年の男性にも多い病気です。加齢による内臓筋肉の衰えや、姿勢・動作(内臓下垂・不自然な腹圧)、体重の増加、体重の減少、過労、そして、精神的なストレスなどが考えられます。働き盛りの年代の男性は、誰しも大きなストレスを抱えているでしょう。

身近なところでは、咳・くしゃみや排便時の腹圧がきっかけになることもあります。喫煙者で咳をよくする人も、鼠径ヘルニアになる確率が上がります。

女性より男性の方が多いのには訳があり、鼠径管のサイズが女性の方が小さいため、比較的脱腸しにくいのです。

 


鼠径ヘルニアの種類

 

1.外鼠径(間接)ヘルニア

鼠径ヘルニアの中で最も数の多いヘルニアで、鼠径部の外側にふくらみが出来ます。
身体の右側に多く見られる傾向があります。

2.内鼠径(直接)ヘルニア

中高年の男性に多く、外鼠径ヘルニアよりやや下の場所に脱腸してしまいます。

3.大腿ヘルニア

中年以降の出産した女性に多く見られ、もっとも嵌頓を起こしやすいヘルニアです。
太腿管という管を通って小腸などが出てきます。

 


鼠径ヘルニアの治療方法

アメリカでは専門医もいるほどのメジャーな病気ですが、日本では聞きなれないうえ、部位が部位だけに恥ずかしさが勝ってしまうので、大きな症状がなければ放っておく人も多いのが鼠径ヘルニアです。

 

しかし、放置していても勝手に治ることはありません。

 

症状が進んで嵌頓ヘルニアから腹膜炎や腸閉塞となると、命にかかわることもあり得ます。そうならないためにも、違和感があれば、ひとまず病院を受診しましょう。
病院では手術するしかない、と言われることがほとんどです。

嵌頓ヘルニアではなく、症状が特にない場合は手術に急を要しませんが、「家族や友人と温泉に行っても楽しめない」「痛くはないが違和感があって気になる」など、生活の質が低下していると手術を勧められるでしょう。

 

鼠径ヘルニアの手術

鼠径ヘルニアの手術は以前に比べ、格段に進歩しています。
筋膜と筋膜を縫合していた時代は、痛みやつっぱり感が残り、1週間ほどの入院も必要でした。現在は、鼠径部の筋膜のすき間を、メッシュ状のシートで塞ぐ方法が一般的です。入院の必要がない日帰り手術を行っている医療機関も多くあります。

 


鼠径ヘルニアの原因

手術と言われるとやはり身構えてしまうもの。
医療技術が進歩した現代でも、やはりリスクはゼロではありません。
きちんと鼠径ヘルニアだと診断されたら、そのときに今一度、なぜ鼠径ヘルニアになってしまったのかを考えて今できることから対処していきましょう。

 

鼠径ヘルニア原因
加齢による内臓筋肉衰えや、便秘体重増加
などが関係しています。

 

それらは全て「内臓下垂」につながります。
内臓下垂になるか、ならないかは、【立ち方、座り方、楽な体勢などの普段の姿勢】でわかります。姿勢の悪さ、いわゆる猫背は肩や腰、背中が丸まった状態であることは、知っている方も多いでしょう。
猫背は立っている時に、骨盤が前に倒れた状態になります。

そうすると、内臓を支える筋肉が緩むため、内臓が下がりやすくなってしまいます。
内臓下垂が猫背をさらに進行させることも分かっています。
こうなると悪循環ですね。

猫背を改善すると腰部や鼠径部に負担がかからなくなります。
下垂した内臓も元の位置に戻ります。
そして、結果的に鼠径ヘルニアだけでなく腰痛、肩こりなどの症状も連動して改善していくのです。

愛YOUカイロプラクティック院では、鼠径ヘルニアのような一見整体とは関係のなさそうな疾患でも、全身の調整を行い改善してきた例が多数あります。

病院で手術と言われ躊躇している方、鼠径部への違和感から、日常生活を楽しめない方は一度ご相談ください。

 

次回は、首のヘルニア「頚椎椎間板ヘルニア」のお話です。

 

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ヘルニアのことがよくわかる整体院のヘルニア講座~腰椎編~|松山の整体

ヘルニア1 ~腰椎椎間板ヘルニア~


ヘルニアと言えば腰? ヘルニアにも種類があります 

「ヘルニア」という言葉を聞いたことがあると思います。
ヘルニア、と聞いてパッと頭に思い浮かぶのは、腰の「腰椎椎間板ヘルニア」である人が多いのではないでしょうか。

 

ヘルニア」は「飛び出す
という意味です。

 

体内の臓器があるべき場所から脱出してしまった状態で、腰椎椎間板に限らず身体の色々なところで起こります。俗に言う「でべそ」は「臍(さい)ヘルニア」のことなんですよ!

今回から3回にわたり、整体とは深く関わりのある

腰椎椎間板ヘルニア鼠径ヘルニア頚椎椎間板ヘルニア

についてお話したいと思います。

 


腰椎椎間板ヘルニア

          椎間板とは         

そもそも椎間板とはどこにあって、どんな働きをしているのでしょうか?突然ですが、ここでクイズです。

 

Q.人間の背骨は1本の長い骨である。〇か✕か?

答えは

 

人間の背骨は1本の骨ではなく、首の付け根からお尻の上まで、24個の骨が連続してくっついて出来ています。これらを合わせて脊椎と言い、ひとつひとつの骨を「椎骨(ついこつ)」と呼びます。

その椎骨と椎骨の間にあり、椎骨同士が直接こすれ合わないようにクッションの役割をしているのが椎間板です。椎間板は上から見ると、線維輪が周りにあり、中に髄核というゼリー状物質がつまっています。

丸いお饅頭をイメージすると分かりやすいかと思います。線維輪がお饅頭の皮で、あんこが髄核です。

プロフィギュアスケーターの荒川静香さんが一般的にイナバウアーと呼ばれる技を出来るのも、椎骨や椎間板という脊椎の仕組みがあってこそ!

背骨が1本の骨だと直立不動以外の姿勢を取れませんが、椎骨と椎間板があることでおじぎをしたり、腰を曲げたり反らしたりなどのたくさんの動きが出来るのです。

 

 

           腰椎とは          

脊椎のうち、腰にある5個の椎骨を腰椎といい、前側にややカーブを描いています。腰椎は、上半身を骨盤の上に支える役割と、胴体の様々な運動や姿勢を形作る役割をしています。

 


椎間板がどうなった状態が腰椎椎間板ヘルニア?

腰椎椎間板ヘルニアは、腰椎へ何らかの圧迫があり、椎間板の中の髄核(あんこ部分)が繊維輪(皮)を突き破って飛び出してしまった状態です。

椎骨と椎間板の後ろ側(背中側)には神経が通っています。飛び出した髄核がその神経を圧迫してしまうため、しびれや痛みの症状が出ます。

他にも前かがみになると、飛び出した椎間板の神経への圧迫がより強くなるため、痛みがきつくなるのも特徴です。

訴えが多い主な症状は

・お尻や腰の痛み
・足のしびれ

などで初期は症状も軽いのですが、だんだんとひどくなり

・咳やくしゃみをすると腰に響く痛みがある
・寝ていてもお尻や足に痛みやしびれがある
・腰が痛くて何をするにも不安
・痛みやしびれがあって思い切り好きなことができない

と、日常生活にも支障が出てきてしまいます。

さらに症状が進むと、神経圧迫の為に尿意を感じにくくなってしまい排泄障害が起こる事もあります。こうなると、日常生活にも影響が出るため、手術を勧められることも多くなるでしょう。

 


病院での腰椎椎間板ヘルニアへの治療方法

一般的な治療方法として

・薬物療法(痛みに対して飲み薬や湿布、ブロック注射など)
・物理療法(痛みのある場所に電気、牽引、マッサージ、コルセットの使用)

これらがあり、症状が進むと手術が選択肢に入ります。

手術をして飛び出した椎間板を部分的に取ってしまえば、圧迫された神経が解放されるため、確かに症状は治まりそうな気がしますね。しかしここで、このようなデータをご紹介します!!
健康な成人の3割、そして高齢者であれば7割を椎間板がヘルニアしているというのです。さらに、「椎間板ヘルニアが腰痛の原因」とされるのは、全体の3%程度にしかすぎないということも分かっています。

 

これはどういうことでしょうか?

 

つまり、何の痛みもない人でも椎間板が飛び出しているし、椎間板が飛び出したことが、痛みやしびれなどの原因である人はごくわずか、ということ。
これはなかなか驚きの事実ではないかと思います。

もし椎間板がヘルニアしているのが事実だとしても、その本当の原因=髄核を押し出すような負荷がどうして生まれたのかを解決しないことには、手術をしたところで根本的解決にはならないと言えるでしょう。

人間の身体は頭から足先までひとつのユニットです。
一つとして切り離されてはいません。


椎間板ヘルニア症状発生源
ではなく
身体どこかの部分の不調原因可能性高いのです。

 

愛YOUカイロプラクティック院では、腰椎椎間板ヘルニアの痛みの原因は腰にはないという考えの下、多数の腰椎椎間板ヘルニアでお悩みの方の症状を改善してきました。

 

👇これまでの実績としての患者様の声👇
および腰椎椎間板ヘルニアの関連記事をご紹介いたします。

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次回は、ヘルニア②「鼠径ヘルニア」のお話です。

 

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あなたのめまいは良性?病気? めまい症に整体が効く!|松山の整体

めまい


めまいの人の約半数 良性発作性頭位めまい症

以前のブログ記事で「自律神経失調症」についてお話しました。その中でご説明した「めまい」は、自律神経失調症の代表的な症状です。

めまいにはグルグル系、ふわふわ系など種類があります。そして、脳や内科的な病気でめまいが起こる事だってあり得ます。たかがめまい、ではありません。あなたはどのようなめまいでお悩みですか?

今回は、そのめまいの中でも約半数を占める「良性発作性頭位めまい症」についてお話したいと思います。

 


めまいの種類

まずめまいの種類を知っておきましょう。

回転性めまい

突如として、目の前の景色や周囲がぐるぐる回るめまいに襲われます。
それに伴い、吐き気の症状を催すこともあります。このめまいの特徴は、耳に原因が多いことです。内耳の奥にある、三半規管の機能が乱れて起こってしまうのです。耳鳴りや難聴や、耳のつまり感の症状を伴うこともあります。

 

浮動性めまい

浮動性めまいでは、身体がふわふわと浮くような感覚や、雲の上を歩いているような感じ、姿勢が保つのが難しい、まっすぐ歩けない、といった症状が出ます。

浮動性めまいは、脳幹や小脳の機能が低下すると起こりやすくなるため、脳の病気であるかどうかを判別する必要があります。

また、脳幹は自律神経の大元でもありますので、自律神経失調症のめまいで浮動性めまいも起こりうるのです。

 

眼前暗黒感めまい

目の前が真っ暗になって意識を失いそうになるめまいを言います。

一時的に、脳が虚血状態(血液が送られなくなる状態)となりめまいを起こし、ひどい場合は立っていられなくなり倒れることもあります。分かりやすいのは立ちくらみです。

座った姿勢から急に立ったり、頭を上げたりするとクラッとして目の前が暗くなった経験はありませんか?

急に頭の位置が変わった場合、血液も急激に脳まで上がらなければいけませんが、ストレスや疲労で血圧が低いと対応しきれずに立ちくらみを起こしてしまうのです。

 

良性発作性頭位めまい症

めまいを訴える方の約半数がこのめまいによるものです。

とても長くて覚えにくい名前ですが、以前に女子サッカー日本代表の澤穂希さんがかかったとニュースになったことで、どこかで聞き覚えがある、という方もいらっしゃるかも知れませんね。良性発作性頭位めまい症は、特定の頭の位置をとるか、頭の位置を変えると周囲がぐるぐると回るような感覚が起こるめまい症です。

具体的な症状の特徴としては

・朝、起きた時にクラクラするような回転性めまいが起こる
・寝返りをうったり、髪を洗って流すときなど、頭や体を動かしたりしたときに
 めまいの症状が起こる
・一回一回のめまいの継続時間が短い(数十秒程度)
・繰り返すと、徐々にめまいの症状は軽くなり、消失する

このようなものが挙げられます。

めまいと共に、吐き気の症状を催す場合もありますが、耳鳴りや難聴などの耳の症状や、意識障害、言語障害、運動障害などの脳の症状を伴うことはないため良性と位置付けられています。

以前は高齢の女性からの訴えが多くありましたが、近年は若い世代の患者さんも増えており、広い世代でかかることが分かっています。

 


耳の仕組みと発症するメカニズム

めまいについて理解するためには、耳の仕組みの理解は欠かせません。
少し難しい言葉も出てきますが、良性発作性頭位めまい症がどうして起こるかのお話をします。

耳は外耳、中耳、内耳に分けられます。その中で、めまいに関する場所が内耳にある「三半規管(さんはんきかん)」という部分です。三半規管は平衡感覚に関係しており、リンパ液で満たされています。身体が回転すると、その動きに合わせてリンパ液が流れます。流れる方向から、前後左右など身体の回転を感知出来るようになっている仕組みです。

そして、その三半規管の根元に「前庭(ぜんてい)」という部分があります。前庭には、耳石(じせき)といって字のごとく、カルシウムの結晶で出来た砂粒程度の石があります。

何のために耳石があるかというと、身体を傾ける動きをすると、それとともに耳石も重力の方向へ傾きます。これにより身体の傾きを感知出来るようになっています。この耳石が何らかの理由で剥がれ落ちて動くことで、三半規管を刺激しめまいが起こってしまうのです。

 


若い世代に良性発作性頭位めまい症が増えている理由

年配の方のみならず、近年は若い世代にもふえているこのめまい症。
それには現代ならではの理由がありました。

耳石が動いて三半規管を刺激するために起こる良性発作性頭位めまい症ですが、
では、そもそもなぜ耳石が動いてしまうのでしょうか?

例えば、長期間同じ姿勢をとっていた場合、耳石は重力に従い下に溜まっていきます。
その姿勢から起き上がったり、頭の位置を変えたりすると耳石が剥がれて三半規管を刺激します。

現代日本人はパソコン、スマートフォンの普及で「運動不足」「デスクワークや長時間の前屈姿勢」「寝る前のスマホの利用」の人が急激に増えています。そういう場合、上のプロセスから耳石が一定場所に溜まりやすくなり、めまいも発症しやすくなると考えられています。

以前に高齢者で多かったのは、病気等で長期間床に臥せっていることが多いためでしたが、このような理由で若い人でも発症しやすくなっているのですね。

 


良性発作性頭位めまい症以外でめまいを起こす病気

めまい症状を起こす疾患は色々ありますので、良性発作性頭位めまい症と区別するために簡単にご説明します。

耳に関係のあるもの

メニエール病◎

「自律神経失調症」のブログでも触れたメニエール病は、良性発作位頭位めまい症と同じく、めまいの症状を起こすことで有名な疾患です。

メニエール病の症状の特徴は

・激しいめまい
・難聴
・耳鳴り
・耳のつまり感

があります。

難聴、耳鳴り、耳のつまり感は良性発作性頭位めまい症では見られないため、耳の症状が現れると耳鼻科等ではメニエール病と診断されるようです。

メニエール病はストレス等で内耳に溜まっているリンパ液が増えすぎ、水膨れになっているために起こります。しかし、めまい、難聴、耳鳴りの症状があれば必ずメニエール病なのかというと、必ずしもそうではなく、メニエール病には厳密な診断基準があります。

それは、「反復する」つまり「何度も繰り返して症状が出るか」という点です。一度や二度、難聴、耳鳴りを伴うめまいが起こったとしてもそれはメニエール病とはなりません。また、めまいの持続時間も重要です。

メニエール病の激しいめまいの持続時間は、数十分から数時間に及ぶことが多く、短いめまい症状が多い場合、メニエール病は否定的です。

つまり、めまいを訴えて耳鼻科等に行くと、メニエール病と診断される人はとても多いのですが、初回のめまいだけでは他の疾患(例えば突発性難聴など)の可能性だってあるわけです。

初回のめまいでメニエール病と診断された場合は、他の病院へ行くことも検討しましょう。メニエール病だと思っていたけど、実際は違っていたということも多分にあります。めまいや難聴があるからと言って、確実にメニエール病に該当する人は、実はあまり多くないのです。

 

突発性難聴◎

歌手の浜崎あゆみさんや藤あや子さん、大友康平さん、近年では堂本剛さんも発症を公表したことで、聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。

 

突発性難聴は文字通り「突発的難聴」を発症します。

 

朝起きたら片耳が聞こえにくくなっていた、テレビを見ていて音が小さくなったので壊れたのかと思った、など、その時の状況を克明に説明できるほどに突然症状が現れた場合は、まず突発性難聴を疑ってください。

症状は難聴のほかに、耳鳴りとめまいを併発することが多く、めまいの種類は回転性です。この疾患の原因はまだ分かっていません。

検査をしていくうちに、何らかの原因が分かれば突発性難聴から除外されます。最終的に原因不明であると突発性難聴と診断がつきます。

発症に男女差はなく、以前は50代~60代に多いとされていましたが最近は若い世代にも増加傾向にあります。

 

脳に関係のあるもの

脳梗塞◎

脳梗塞は脳の血管がつまり、酸素や栄養が送られなくなるために、脳の細胞が障害を受ける病気です。
原因によって3つのタイプに分けられます。
症状としては、ふわふわした浮動性のめまいが特徴です。
足元がフラフラする場合もあり、手足にしびれや麻痺があったり、呂律が回らなかたりという症状があれば、生命の危険もありますので緊急で病院を受診しましょう。

 


良性発作性頭位めまい症と整体の意外な関係

良性発作性頭位めまい症は内耳の耳石が動くために起こり、それは【長期間同じ姿勢をとっているから】と説明しました。しかし、それではデスクワークをしている人、長期間寝たきりにある人全員が、良性発作性頭位めまい症を起こしていることになります。

デスクワークを長時間していても、寝る前に何時間もスマートフォンを見ていても、入院等でしばらく寝たままになってても、良性発作性頭位めまい症とは無縁の人は大勢います。

 

Q.
耳石流れる人流れない人、その違いなのでしょうか?

 

当院は、良性発作性頭位めまい症に対して、身体の根本的な原因を探りアプローチできる治療院です。めまいの症状を訴える方の身体を診させていただくと、

 

A.
実は頭蓋骨歪みから全身へのバランス
悪くなってい
場合がとても多いことが分かります。

 

デスクワークばかりで運動不足の人が良性発作性頭位めまい症を起こしやすいのは頭蓋骨から全身にかけてのバランスが乱れがちだからなのですね。頭蓋骨の歪み、頚椎の歪み、硬膜の硬さ、脳脊髄液の循環の悪さなどが複合的に絡み合い、たまった耳石が三半規管に流れやすくなってしまうのです。

一般的な対処では、めまいは薬を飲む、様子を見るという対症療法になりますが、それではいつまで経っても一時しのぎでしかありません。愛YOUカイロプラクティック院では、ずっと続くめまいで悩まれた方が、肩こりなどの他にもあった症状が改善した実績があります。めまいがありそれがさらに日々のこととなると、毎日が憂鬱になりますよね。快活な生活を取り戻すためにも、ぜひ当院にご相談ください。

 

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小中学生の膝の痛みは成長痛?オスグッド?|松山の整体

オスグッド


成長期だけではない、オスグッドの痛み

スポーツをしている成長期のお子さんや、そのご両親であれば、「膝の痛み」に悩まされている方も多いと思います。その症状が【オスグッド】と診断され当た方!そんな症状聞いたことがないという方も、スポーツ指導者や子供とふれあう環境にある方は、全く無関係ではありません。

オスグッドは成長痛とも言われているので、成長期が終われば治ると思ってはいませんか?現在オスグッドだと診断されていても、オスグッドの膝の痛みは、成人してから続く人もいるのです。

あなたやあなたの大切なお子様が大人になってからも苦しまないように、今からでも遅くありません!オスグッドについての本当のところを知っていただきたいと思います。

 


オスグッドってなんだ?

 

オスグッドとは正式名前
オスグッド・シュラッター病(症候群)
と言います。

 

スポーツをする十代の小中高校生に多く見られる膝の症状です。成長痛と言われ、単なる膝の痛みだと思われがちですが、スネの脛骨が出っ張って痛む骨軟骨炎です。

20世紀初頭、ボストンのオスグッド医師と、チューリッヒのシュラッター医師が同時期に、別々の症例を確認して発表したため、二人の名を取って名付けられました。女子よりも男子の発症率が高く、サッカーやバスケットボール、バレーボールなどをしている人に出やすい症状です。

痛みで練習もままならないことも多く、今後の試合や選手生命に対して強い不安感を抱くなど、悩みも深いために心のケアが必要な場合もあります。

 


オスグッド=成長痛??

病院で診察を受けると、「オスグッドは成長痛なので、いずれ治るでしょう」と医師に言われたこともあると思います。

確かに成長期に発症が多いのは事実です。成長期の骨端線(骨のつなぎ目の部分にある小さな軟骨で、閉じると身長の伸びが止まる)が閉じる前の時期の痛みのため、成長期の痛み=成長痛と言えないことはありませんが、オスグッド=成長痛とするのはやや乱暴です。なぜなら、単なる成長痛であれば成長期を迎えた子供全員が、等しくオスグッドだということになってしまうからです。当然ですが、成長期でスポーツをしていてもオスグッドを発症するお子さん、しないお子さんがいますね。ということは、オスグッドになってしまうのには何かその人特有の理由がある、と考えるのが自然です。成長は要因の一つでしかありません。

ではなぜ人によって痛みが出るのか、そのメカニズムについてお話していきます。

 


膝の仕組みはどうなっている?

膝の関節は、腓骨(ひこつ)、脛骨(けいこつ)、大腿骨(だいたいこつ)、膝蓋骨(しつがいこつ、膝のお皿)で作られています。

骨と共に関節を支えるのが筋肉で、その中でも大腿四頭筋(だいたいしとうきん)が太ももの前にあり、膝蓋骨をまたいで脛骨の上の部分にくっついています。そのくっついている脛骨の上の部分を脛骨粗面(けいこつそめん)と言います。脛骨粗面は、膝を曲げたときに大腿四頭筋が引き延ばされて、負荷がかかっている場所です。

大腿四頭筋が柔らかくしっかり伸びるのならば良いのですが、筋肉が硬くて伸びが悪いと脛骨粗面にかかる引っ張る力も強くなり、負荷がかかるたびに少しずつ盛り上がっていき、見た目でも分かるようになります。

その状態が続くと、場合によっては脛骨粗面が剥離してしまうこともあります。

伸びの悪いゴムをイメージしてみて下さい。ゴムの端をテープで止めて引っ張ると、伸びが悪いために簡単に剥がれてしまうはず。それと同じことが膝でも起こっているのです。どんなスポーツでも起こるのですが、バスケットボールやバレーボールのジャンプ動作の時の膝屈伸や、ダッシュやキック動作の時は特に脛骨粗面への負荷が大きくなります。

 

これらのことを考えると、

オスグッド改善するためのキーワード

大腿四頭筋の伸縮性

であると言えるでしょう。

 


オスグッドの症状

脛骨粗面が引っ張られ続け盛り上がってしまうので、膝を曲げ伸ばしした時に痛みます。スポーツ動作だけでなく日常生活上でも痛みが起こりますので、苦痛がとても大きいのです。

具体的には

・運動時のジャンプやダッシュで膝下の骨が痛む。
・正座をすると、飛び出した膝下の骨が床に当たって痛む。
・自転車に乗って漕ぐと痛む。
・階段の昇り降りで痛む。
・あぐら姿勢や椅子に長時間座ると痛む。

などがあり、症状が進むと痛みで歩くことすら、ままならなくなってしまいます。これだけ症状が出てしまうと、もはやスポーツどころではありません。

そして、この状態で病院に行くと「スポーツは休んで安静にしているように」「成長痛だし1年くらいで治まりますよ」「痛みと付き合っていくしかない」などと言われます。

お子様は、部活動やスポーツクラブ内での自身のポジションへの強い不安や、焦りを感じてしまうでしょう。

 

学童期~思春期にとっての1年は、永遠にも感じるほどに長いものです。

 

ましてや今まで夢中で取り組み、青春をかけて打ち込んでいるスポーツが出来ないとなると、大きな喪失感を感じることにもなりかねません。オスグッドは単純な足の怪我の一つではなく、お子さんの精神面にも大きく影響してしまうものなのです。

 


オーバーユースだけではない、大腿四頭筋が硬くなる理由

上で述べたキーワード、「大腿四頭筋の伸縮性」について見ていきましょう。
大腿四頭筋が硬くなってしまう理由によく「使い過ぎ(オーバーユース)」であることが言われるのですが、それは本当でしょうか?答えは半分正解、半分不正解です。

激しい練習や試合での大腿四頭筋のオーバーユースは筋肉を緊張させ、硬くなってしまうことは確かです。けれど、オーバーユースだけが原因であれば、チームメイトは全員オスグッドということになりますよね。きっと他にも何か要因があるはずです。

 

ケア不足

筋肉は使うと緊張して縮み硬くなります。それを防いだり柔らかい状態に戻したりするためには、ケアは欠かせません。

練習前のストレッチや練習後のマッサージなどがありますが、特に学童期であると早く練習したいがために、これらのケアがおろそかになりがちです。ケアする場所も重要です。

膝への負担を気にして、太ももやふくらはぎ、膝へのケアは重点的に行っていても、見落とされやすいのが足首です。足首が固くなると、ジャンプしてからの着地時の衝撃を和らげるクッションの力が弱まり、大腿四頭筋への負担も大きくなります。

 

足首ケア欠かさないようにしましょう!

 

精神的なプレッシャー

人間は緊張すると筋肉も緊張して縮み硬くなります。その状態で運動をするとますます硬くなってしまう悪循環です。適度な緊張感は必要ですが、必要以上にプレッシャーをかけることは、ご本人の性格によっては逆効果になってしまうことも十分に考えられます。

 

体の歪みや姿勢の悪さ

実はオスグッドになってしまった人は、姿勢が悪いことがとても多いです。

 

その姿勢悪さは、身体バランス崩れにつながります。

 

例えば、膝関節の軸がずれたり、骨盤の歪みが出たり、それにより股関節の左右差が出たりなど・・・膝の痛みが骨盤から来ているとは驚きかも知れませんね。

けれど、猫背姿勢が続くと骨盤が後ろに倒れます。骨盤が倒れたまま運動を続けると、身体全体を使った動きをしにくくなり、しなやかさが損なわれ、大腿四頭筋ばかりを使うような動きになります。

その結果、大腿四頭筋への緊張が強まり固くなってオスグッドを誘発してしまうのです。

 


大人のオスグッド

思春期を過ぎて大人になり、成長も止まったのに未だオスグッドに悩まされている、という方がいます。逆に、思春期ではオスグッドにならなかったのに大人になってから発症した、という方もいます。オスグッド=成長痛だと思っている人には衝撃的な事実ではないでしょうか。

大人オスグッドに深く関わりがあるのも、

歪み」や「姿勢」です。

大人になってしまうと、長年のクセで歪みや姿勢の悪さも年季の入ったものになります。骨盤はもちろんのこと、肩甲骨や足首に至る全身のバランスが歪んでいることが多いので、その分特に激しいスポーツをしなくても、日常生活だけで大腿四頭筋に負担がかかってオスグッド症状が表れると考えられます。

 


オスグッドになってしまったときのストレッチのポイント

思春期であれ、大人になってからであれ、オスグッドになっても大腿四頭筋の緊張を和らげることにより症状は改善することもあります。ただし、重要なのは「痛みを我慢しないこと」。痛みがある=これ以上はやめて!という身体からのサインです

そのサインを無視して痛みを我慢しながらストレッチをしても、効果が出るどころか逆効果。症状を悪化させることにもなりかねません。痛みがある場合は、以下のポイントに気をつけ、くれぐれも我慢せず、無理をしないようにしましょう。

 

.弱めにストレッチ

物足りないくらいで良いのです。オスグッドになっているということは、大腿四頭筋は固くなっているということ。その固くなった筋肉を強く伸ばすと、筋肉組織を損傷してしまうこともあります。「こんなので伸びてるのかな?」くらいの力でストレッチしましょう。

 

.ゆっくりストレッチ

これはオスグッドに関わらず言えることですが、ストレッチはゆっくり伸ばしていきましょう。伸びの悪い硬いゴムをもう一度イメージしてください。硬いゴムを急速に引っ張ったらどうなるでしょう。速く強い力に耐えられず、ブチっと切れてしまいますね。これと同じことが筋肉で起こるとしたら・・・想像に難くないと思います、怖いですよね!

ゆっくりじわーっと伸ばしていくことで、筋肉の柔らかさも戻ってきます。

 

.呼吸を意識してストレッチ

ストレッチをするときそちらに意識するあまり、呼吸を止めてはいませんか?深く深呼吸すると、自律神経のうち、副交感神経が優位になります。副交感神経は筋肉の緊張を緩め、心身のリラックス状態を作ってくれます。

ゆっくり吸って、その倍をかけて吐くイメージで深呼吸しながらのストレッチをお勧めします。

 


まとめ

今回は思春期に多いオスグッドと大人のオスグッドについてお話しました。

思春期に多いが故、成長痛と思われがちですが、実は大人になってからも悩まされる方が多いのですね。残念なことに思春期の選手時代にオスグッドになってしまった方もいらっしゃると思います。しかし、それを悲嘆し、ただ腐っているだけでは何の成長にもなりません。オスグッドと向き合い、自己と向き合い、オスグッドになったことをバネにして克服した時に、更に強い自分になっていることでしょう。

 

その克服お手伝いを、

愛YOUカイロプラクティック院

させていただきます。

オスグッドは正しいケアをすることにより、早期に回復し、なおかつ再発しません。

 

当院は今までにも多数のオスグッドの症状を改善してきた実績があります。こちらを読まれているあなたやあなたのお子様は、もしかしたら手術を勧められるほどのオスグッドかも知れません。再発を恐れながらの練習になってしまわないように、根本的な原因を探り、オスグッドを改善するアプローチをしていきましょう!

その痛み、諦めずにぜひ一度ご相談ください。

 

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スポーツマンに知って欲しいシンスプリントについて|松山の整体

シンスプリント


スポーツ選手であれば、怪我や痛みとは隣り合わせ、どんなに気をつけていても、競技をしている以上は怪我への不安はつきないものです。その中で、ランナーをはじめとするトラック競技や、バスケットボールなどの走る量の多いスポーツで起こる怪我(痛み)として代表的なものがあります。それが「シンスプリント」です。なんだか横文字で響きがカッコいい気がしますね。

カッコイイ響きとはうらはらにシンスプリントは、競技人口の多さに比例し悩んでいる人の多い怪我(痛み)なのです。
今回はこの「シンスプリント」についてのあれこれをお話したいと思います。

 


シンスプリントとは

 

シンスプリントシン=Shin(脛・すね)症状で、
正式名称は
脛骨過労性骨膜炎
(けいこつかろうせいこつまくえん)
と言います。

 

膝下の内側にある脛骨(けいこつ)の下側1/3の痛みを特徴とします。
脛骨とはなんぞや、という説明をしますね。

◇脛骨◇

脛(すね)の骨と書いて脛骨
下腿を形成している骨のひとつで、膝下の内側にあります。
下腿の足首まで伸びている長い骨は腓骨(ひこつ)と言いますが、
脛骨の方が太いため、こちらがメインの骨となります。

脛骨にヒラメ筋や腓腹筋などの筋肉がくっついて足へ伸びていきます。
走る動きの際に筋肉は伸びたり縮んだりしますが、筋肉が柔らかくなければ十分に伸びないため、くっついている骨の膜に負担がかかり、炎症が起こってしまいます。これがシンスプリントになるメカニズム。

痛みがあるのは筋肉ではなく、骨膜の炎症のための痛みが起こるのです。

 


症状

症状は色々で、脛骨の下側1/3に痛みが発生するのが特徴と言いましたが、人によっては下腿全体の痛みの場合もあります。

具体的には

・運動開始直後は痛みがあるが、身体が温まってくると軽くなる
・運動が終わるとまた痛みが出る
・体重をかけなければ痛みがなく、体重をかけると痛みが出る
・すねの内側や外側を押すと痛みがある
・骨がきしむような感じがある
・鈍く響くような痛みがある

という症状です。

ここからは、あなたが新しくスポーツを始めたと仮定して症状の出方をお話していきましょう。

あなたは新入部員です。

入部したばかりという状況で頑張りすぎていることを自覚していないとします。
その上、「しんどい」という気持ちを周囲に漏らすことなく、多少の痛みや違和感も我慢して練習に参加しています。

「入部したばかりで休むと周囲と差がつくのが嫌だ」「監督や先輩に練習を休むとは言いだしにくい」という意識が働いてしまい、勇気を出して休んでみても「そのうち痛みにも慣れる」「痛みは練習しているうちに気にならなくなる」と焦る気持ちがあり、満足に休むことができませんでした。

この、【気持ちのサイン】と【脚の違和感】これを軽視し、放っておくと、どんどんと症状があらわれ始めます。

・歩いたり立ったりしているだけでも痛みが出る
・運動直後だけでなく、運動中もずっと痛みがある
・日常生活動作にも支障が出るほどの痛み

上記のように痛みがひどくなるとさらに悪化してしまいます。苦痛も大きくなるため、思い切りパフォーマンスができなくなります。
だいたいこの状況になっている頃は、頑張りが成果につながってきた矢先です。

頑張る→痛みを我慢→頑張る→1からさ3を繰り返す→脚がすごく痛い

この悪循環に陥っているスポーツ選手は意外と多いのです。

今までの運動環境と変わった
運動量も急激に増えた
👇
シンスプリントが発症しやすくなっている状態です。

 

シンスプリントが発症すると、痛みでプレーに集中できないため、記録なども伸び悩み、そのために精神面に影響が出ることも少なくありません。

少しの違和感でも些細なことと思わずに都度のケアーを欠かさないようにしましょう。

 


原因

シンスプリントで痛みが出るメカニズムは、先ほどお話しました。
症状を訴える方でよく聞く原因となる予想は、「急に筋肉をたくさん使ったから=過度の練習」です。

確かに運動量が急激に増えた場合に発症が多いのは本当です。

 

しかし、
シンスプリントの原因は
練習量の多い少ないだけではないのです。

 

たくさん練習をした人は、必ず、シンスプリントの痛みに悩まされるわけではありません。練習を相当量こなしても、シンスプリントには無関係の人も大勢いるのも事実です。
なりやすい要因は、大きく分けて身体的なものと環境的なものの二つがあります。

それは、【身体的要因】と【環境的要因】です。

 

身体的要因によるもの

足関節の柔軟性の低下

足関節(足首)は走る、跳ぶという動きの際に、足裏への衝撃を和らげる役割をしています。足関節が硬く曲がりにくいと、足を地面に着いた時の衝撃を吸収する力が弱まり、ふくらはぎの筋肉の伸縮性が低下してしまいます。そのため、脛骨にかかる負担が大きくなって、シンスプリントになりやすくなるのです。

 

扁平足

足裏の縦アーチは実は大きな役割を果たしています。それは、①と同じく運動時の衝撃を和らげる役割です。アーチが潰れた扁平足は、足を地面に着いた時の衝撃の吸収が上手くできなくなり、その上にある脛骨や筋肉に大きな負担がかかり、シンスプリントになりやすいのです。

 

回内足

「かいないそく」と読みます。
足裏が地面に着いたとき、かかとの骨が内側に倒れた状態を言います。脚を後ろから見たとき、ふくらはぎ~足首~かかとを線で結ぶと正常ならばほぼまっすぐなのに対し、足首が内側に倒れて、右脚ならば「〈」、左脚なら「〉」の字に近い線を描きます。足を着いたときに内側にすき間ができ、靴の内側ばかり擦り減ってしまう人は回内足の可能性が高く、ふくらはぎの筋肉が強く引っ張られてシンスプリントの原因になります。

 

回外足

回内足の反対で「かいがいそく」と読みます。
足を後ろから見た時に、回内足と逆の線を描きます。こちらもまた、ふくらはぎの筋肉の柔軟性が低く、足裏の衝撃が強いために脛骨への負担が大きくなりシンスプリントを発症しやすくなります。

 

身体の使い方

シンスプリントになりやすい人はなりにくい人に比べて、地面を足で強く蹴るような走り方をしています。そうすると、足の指やふくらはぎの筋肉が硬くなり、すねへの負担が大きくなります。

 

環境的要因によるもの

アスファルトなどの固い地面

グラウンドがアスファルトなどの場合は、土に比べて足裏への衝撃が強くなります。そのような状態で長時間の練習を続けると、シンスプリントになりやすいと言われています。

 

合わないシューズ

ソールの薄いシューズやランニングには不向きなスパイクなどで走るのも、足裏への衝撃が強くなる要因のひとつです。

 

運動環境の変化

先ほども述べたような、新入部員や新しい場所での運動など、グラウンドや練習メニューの変化によりシンスプリントになりやすい要因のひとつです。

 


病院での処置と指導

すねの痛みがある場合、まず整形外科等へ相談に行かれるでしょう。
シンスプリントは骨膜の炎症で痛みが出るため、基本的にレントゲン撮影では異常は認められません。そのため、痛みに対する処置が一般的です。

病院での処置と指導その①【安静】

痛みがある時は、まずは第一に患部の安静を保ちましょう。
練習は休むのが理想ですが、ストレッチ程度の参加であれば無理のない範囲で行っても大丈夫です。

病院での処置と指導その②【湿布や鎮痛薬】

痛みが強い場合は、局所に湿布を貼る、薬を服用する等、痛み止めが処方されます。

 

病院での処置と指導その③【テーピング、電気治療、アイシングなどの物理療法】

患部を固定したり、電気を当てたり、アイシングをしたりして痛みの緩和を図ります。

 

病院での処置と指導その④【インソールの使用】

足に合っていないトレーニングシューズやスパイクの場合は、中敷きを使用して靴の補正を行います。

 

病院での処置と指導その⑤【ストレッチの指導】

痛みがひどくなければ、ふくらはぎの筋肉や足関節を柔軟にするためにもストレッチは有効です。痛みの箇所や程度を確認しながら行いましょう。これらの処置で症状が軽くなれば、軽いシンスプリントということで、早期に練習に戻れることもあります。

しかし、症状に対する治療法であるため、思ったよりも痛みが長引く、良くなったと思っても再発するということも少なくないのです。

 


Q&A

Q.1 筋肉の硬さを取れば良い?

A.1 実際はそんなに単純な話ではありません。

ここまで何度かお話したように、シンスプリントは筋肉の硬さのせいで引っ張られた骨膜が炎症して起こります。ということは、筋肉が柔らかくなれば問題解決! マッサージに行こう! と思うかも知れませんが、要注意です!

 

本当問題は「筋肉の硬さ」ではなく、
筋肉を硬くさせる要因」にあるからです。

 

その要因を知らずに筋肉だけアプローチをしても、これもまた対処療法でしかないのです。

 

Q.2同じように運動していても筋肉が硬くなる人、ならない人がいますが、その違いは何なのでしょうか。

A.2筋肉が硬くなる人は「身体の歪みを抱えている」人がとても多いのです。

 

なぜ身体が歪んでいると筋肉が硬くなるのでしょうか?
身体の歪みには「骨格のズレ」「姿勢不良」「重心の位置異常」「筋肉バランスの悪さ」など人によって色々ありますが、共通して言えることは、歪みがあると体幹の大きな筋肉がうまく働かず、その分末端の筋肉がカバーしなければならないということ。身体の歪みから崩れたバランスを保つため、絶えず筋肉を緊張させて身体を支えており、どんどん筋肉が硬くなります。

この状態で運動をすることで硬くなった筋肉を無理矢理引っ張り、骨膜に負担ががかかってしまい、炎症を起こして痛みが発生するのです。
シンスプリントの場合、特に足のかかとや脚の関節の歪みが大きく関係します。

足のかかとや脚の関節にズレがあれば、そこにくっついている筋肉に、本当なら、かからない負担がかかってしまうのです。普段の姿勢や身体のバランスが、シンスプリントを発症させてしまう本当の原因であるというのは、意外な方も多いかも知れませんね。

痛みがあるのは脛(すね)なので、原因も脛(すね)にあるだろうと考えてしまいがちですが、原因は痛みのある場所にはないということが、ほとんどなのです。

 


当院でのシンスプリントの治療法

当院では、「原因は痛みのある場所にはない」という考えから、あなたの身体のどこにシンスプリントを起こす原因があるかを探して、治療していきます。

筋肉を硬くさせる原因は、10人いれば10人違ってさまざま。

全員に同じ治療をするのではなく、その人に合った施術を行っています。
このオンリーワンの施術が、痛みの症状を早く改善させるだけでなく再発しにくい身体をつくります。

 


まとめ

シンスプリントは以前に比べると、広く知られるようになってきました。
痛みがあり、歩くのも走るのもイヤになってスポーツを楽しめなくなっている方
練習ができないほどの痛みで、周囲と差が開いて悩んでいる方

シンスプリントは、正しいケアをすることで改善する症状です。
痛みを和らげる治療法だけで、不安になってはいませんか?
ぜひお気軽にご来院ください。

 

 

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【妊娠中のお尻の痛み】辛い坐骨神経痛を改善したいあなたへ|松山の整体

坐骨神経痛


こちらのページを読んでくださっているあなたは

☑お尻から足にかけて痛みがある
☑長時間立ったり座ったりしていると腰やお尻に痛みを感じる
☑歩くと腰に痛みが出る
☑寝ていると腰やお尻が痛み、目が覚める
☑長時間歩くと足に痛みがあったり、足先がピリピリとしびれたりする
☑妊娠中でお尻付近に痛みがあり不安だ

という症状でお悩みなのではないかと思います。

その症状の名前は「坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)

今回は坐骨神経痛についてのお話です。

 


坐骨神経痛を知ろう

「坐骨」とは骨盤の下の方の骨なのですが、痛みやしびれが坐骨周辺のお尻や腰だけでは治まらず、足にも症状を訴える人が多いのは、神経の長さが関係しているのですね。坐骨神経は人間の身体の中で最も太くて長い神経で、その太さは大人の小指ほど、長さの平均は1mくらいです。骨盤のあたりから、足の付け根、膝の裏まで長く伸びています。

坐骨神経痛は、実は「症状の総称」であって、病名ではありません。
基本的には坐骨神経痛を起こす原因の疾患や理由があり、その結果として痛みが出ています。

つまり、坐骨神経痛と名はついていても坐骨神経そのものが悪いわけではなく、坐骨神経が周りの組織の発する痛み物質を感知する、あるいは圧迫を受けてしびれを出すのです。では坐骨神経痛を起こしてしまう疾患は何でしょうか。

 


坐骨神経痛の種類

原因は多岐にわたり、多いものは

腰椎椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
梨状筋(りじょうきん)症候群

などです。

しかし、原因特定できない坐骨神経痛あり、
それらはまとめて
症候性坐骨神経痛(しょうこうせいざこつしんけいつう)
と呼ばれています。

 

腰椎椎間板ヘルニア

ヘルニアとは身体の臓器が飛び出すことを言います。

おへそが飛び出せば「臍(さい)ヘルニア」、腸が飛び出せば「鼠経(そけい)ヘルニア」という具合です。腰椎の骨と骨の間にはクッション状の椎間板がありますが、それが飛び出したことで神経を圧迫し、痛みを引き起こすのが腰椎椎間板ヘルニアです。

腰椎椎間板ヘルニアは、比較的若い世代の男性に起こりやすく、長時間の運転、中腰の姿勢、重い物を頻繁に運ぶなどの腰への負担の多い仕事をしている場合は、そうでない仕事の人と比べ、約3倍発症率が高いことがわかっています。脊柱管狭窄症とは反対に、腰を前に曲げると痛みの出る特徴があります。

 

脊柱管狭窄症(腰部脊柱管狭窄症)

神経の通り道は、トンネルのようになっており脳からずっと続いています。
そのトンネルを脊柱管と呼び、文字通り狭窄、すなわち狭くなっているのが脊柱管狭窄症です。

腰椎椎間板ヘルニアに比べ50代以降での発症が多く、加齢により脊柱管が狭くなったため神経が圧迫され、痛みやしびれが起こります。

主な症状は脚のしびれ、痛み、腰が反らせないなどに加え、長時間歩くとしびれがひどくなり、休むとまた歩けるようになる「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」が代表的です。

それ以外にも、腰を丸めると脊柱管の中を通る神経の束が伸ばされ、狭くなった脊柱管の圧迫から解放されるため楽になり、逆に背筋を伸ばしたり、腰を反らしたりすると狭くなった脊柱管の中に神経が押し込まれてしまい、圧迫がきつくなるのも特徴的です。

 

梨状筋症候群

「りじょうきんしょうこうぐん」と読み、腰痛や坐骨神経痛を起こす原因のひとつとして知られています。梨状筋とは骨盤から伸びて股関節を支える筋肉です。坐骨神経が骨盤から出て足へ向かうとき、この梨状筋を通ります。

梨状筋は基本的に柔らかい筋肉ですが、中高年から急に運動を始めた場合や、長時間のデスクワークなどで負担がかかって硬くなってしまうと坐骨神経をつぶしてしまい、痛みが出るのです。座っていると痛みがひどくなり、歩くと楽になる特徴があります。

腰椎椎間板ヘルニアと同じく腰に負担のかかる仕事や動作をしていると起こりやすくなり、症状も似ているのですが、MRIやレントゲン撮影で異常は認められません。

 


妊娠と坐骨神経痛

妊娠・出産をご経験された女性は、腰痛や坐骨神経痛になった覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?実は妊娠中は、妊娠していないときに比べて坐骨神経痛を起こしやすくなっています。

要因1 お腹が大きくなるため

妊娠中は、赤ちゃんが大きくなるにつれお腹もどんどんと大きくなりますね。
その大きなお腹に胃が圧迫されて胸焼けを起こしたり、膀胱が圧迫されて頻尿になったりと、色々なことが身体で起こります。坐骨神経痛もそのひとつで、大きくなったお腹が骨盤を圧迫して、坐骨神経にも影響しお尻周囲が痛みます。

急激に赤ちゃんが成長する妊娠後期~臨月の妊婦さんからの訴えが多くなりますが、膨らみはじめの妊娠中期から悩まされる人もいます。

 

要因2 ホルモンのため

さらに、妊娠中の特に出産間近になると、「リラキシン」というホルモンが分泌されるようになります。リラキシンは出産のときに赤ちゃんが通りやすいよう、靭帯を緩めて骨盤を開きやすくする作用があります。

赤ちゃんは通りやすくなって良いのですが、妊婦さんは身体の土台である骨盤が開いて不安定な上に大きなお腹で、動くのも大変。開いた骨盤により坐骨神経にも影響が及んで、坐骨神経痛が起こりやすくなるのです。

 


病院での坐骨神経痛に対しての治療

坐骨神経痛を起こす原因が分かっている疾患がある場合は、基本的にはその疾患の治療を行ないます。脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアであれば、症状が重くなると感覚が鈍って排泄への障害が起こることもあり、手術も選択肢に入ります。

しかし、脚のしびれやお尻の痛みという程度だと、症状を和らげるための治療や対処になります。これは対症療法と言って、根本的な改善をするアプローチではありません。

具体的には

・薬物療法(痛み止めや筋肉を柔らかくする内服薬、湿布薬)
・神経ブロック注射
・物理療法(電気治療、マッサージ)

などが行われます。

妊婦さんであれば、赤ちゃんへの影響が心配されますので、あまり強い痛み止めの内服薬は処方されません。湿布や骨盤ベルトなどが主流です。後は出産後まで様子見ましょうと言われたりします。これらの療法は、痛みは一旦抑えられるかも知れません。ならそれで良い、痛みなどの症状が抑えられたら十分、という考えもあるでしょう。

けれど、対処療法のみで放っておいて治るもおではない、脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア。結局、この症状が次第に重くなり手術を勧められたとします。勧められた瞬間は、不安が大きくなかなか決断できない人も多くいます。

ならば、手術を検討する時に、根本的な原因を知っておいて、そこを改善していけば、いつまた発生しても落ち着いて対応することができるかもしれないと思いませんか?

 


根本的な原因とは?

坐骨神経痛の根本的な原因は脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、妊娠によるものとご紹介しましたので、ここまで読んだ方はこの3つだけだなと考えますよね。ところが、驚くことにどの状態になったとしても、必ず痛みなどの症状が出るわけではないのです。

 

背中曲がってきた、見た目に曲がっていると自覚している
ご高齢の方要注意です。

この腰の待った状態が長く続いている方は、
高い確率脊柱管狭窄しています。

だからと言って、全員が脊柱管狭窄症の辛い坐骨神経痛に悩まされているかというと、実はそうではありません。腰椎椎間板ヘルニアも、健康な成人の3割程度は椎間板が飛び出ていても無症状、無自覚です。妊娠中の場合も同じです。お腹の大きい妊婦さんであっても、誰もが等しく坐骨神経痛を訴えてはいないのです。では、痛みが出る人と、出ない人の違いはどこにあるでしょうか。

当院では根本的原因は「身体の歪み」であると考えます。
例えば、

・立っているときに、片足にだけ体重をかけていませんか?
・靴の片側だけすり減っていませんか?
・椅子に座っている時、足を組んだりかかとを浮かせたりしていませんか?

 

このような身体は、
余計筋肉緊張を生み、
身体歪みを作ります。

 

普通の緊張なら神経も圧迫されることもありませんし、筋肉が正しく緊張しなければ収縮も出来ないため、人間は動くことができません。ですが、普通以上の緊張、過度の緊張が続くと筋肉が硬くなり坐骨神経痛の症状を出すまでに至ってしまうのです。

 


坐骨神経痛の予防と改善

坐骨神経痛は、何らかの原因疾患があったとしても生活習慣を見直せば、痛みやしびれを予防・改善につながります。

正しい姿勢を保ちましょう

先ほど述べたように、姿勢の癖が身体の歪みになります。
正しい姿勢を意識し、保つようにしましょう。

畳や床に座るときは横座りや、正座を崩す座り方、両膝を立てて座る体育座り(三角座り)も避けましょう。体育座りは楽ですが、意外にも骨盤が後ろに倒れる座り方です。椅子に腰掛けるときは、足を組むのはやめて体重が左右の足に均等にかかるように座りましょう。

 

冷えを防ぎましょう

坐骨神経痛に限ったことではないのですが、冷えは身体にとって大敵です。痛みやしびれが強くなるからです。また、妊婦さんが身体を冷やすと坐骨神経痛も強くなりますが、お腹も張りやすくなり赤ちゃんにも良くありません。夏でも下半身を冷やさないようにしましょう。

 

肥満に注意しましょう

太り過ぎは腰にも脚にも負担がかかり、坐骨神経痛の痛みが悪化します。
適度な運動を心がけ、食べ過ぎや栄養の偏りに気をつけましょう。
妊婦さんも、医師から止められてない限りはウォーキングなどの運動をすることによって、妊娠中の体重増加を防ぐことができます。

 

ストレッチをしましょう

痛みの急性期で、症状が強かったり患部が熱を持っていたりする場合は別ですが、ストレッチはご自分でも出来て、手軽な筋肉のこわばりを和らげる方法です。
妊婦さんは、中期以降に医師の許可を得てマタニティヨガなどに参加してみるのも良いでしょう。

 


坐骨神経痛に効果的なストレッチ

               ~お尻にアプローチ~    

1.座った状態で手を後ろに付き、足を伸ばした状態から右足のかかとを
 左の膝上あたりに置きます。
2.そのままゆっくり左膝を曲げ、右のお尻をストレッチします。
3.そのまま10秒キープします。

これを1セットとして、左右3セットずつ行います。

 

    ~太もも裏にアプローチ~   

1.長座位になり、つま先を上に向けます。
2.背筋を伸ばしたまま、ゆっくり前屈をします。
3.痛みがあるちょっと前で止めて、そのまま10秒キープします。

これを1セットとして、3セット繰り返します。

 

*ストレッチを行なうときは、心地良いくらいのところで止める。
*呼吸を止めず、深呼吸をする。
*ゆっくり伸ばし、ゆっくり戻す。

 


まとめ

いかがでしたか?
坐骨神経痛の症状は広く知られていますが、その根本的な原因を知る機会はあまりないかと思います。脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアという疾患に目が向きがちです、実は原因は自分がつらいと思っている部分(=主訴の症状)にはないことも多くあります。

 

そのつらいけれど、原因のいまいちわからない症状、
我慢せずにぜひ、当院にご相談ください。

 

愛YOUカイロプラクティック院は、痛みやしびれという辛い症状を取り除きながら、筋肉の過度の緊張を取り、身体の本来の状態に回復するサポートをさせていただきます。

 

 

 

 

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五十肩についてお悩みの方に知って欲しいこと

五十肩


五十肩(又は四十肩)と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか?

☑歳だから仕方ない・・・
☑まだ三十代なのに・・・
☑腕が上がらない・・・
☑ずっとこのままなのか・・・

加齢からくる症状であるイメージがとても強いですね。なかなか治らない、もしくはずっと治らないというような、「なってしまったら最後、ずっとお付き合いしていかなくてはならない」印象を受ける方が多いと思います。

五十肩、四十肩というのは俗称で正式には「肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)」といいます。

なんだか大変そうな名前ですが、書いて字のごとく「肩の関節の周りに炎症が起こっている状態」と考えてください。

 

ん? でも、肩の関節の周りって?

 

肩の関節の周りってすごく漠然としていると思いませんか。
今回はこの五十肩(四十肩)である、肩関節周囲炎について解説していきます。

 


 

Q.五十肩と四十肩は同じもの? 違うもの?

A.症状としては同じものです。

 

40代で起これば四十肩、50代で起これば五十肩と呼びますが、30代や60代でも発症することもあります。

 

肩関節ってどうなってるの?

肩の構造についてお話します。
肩関節は腕から伸びる上腕骨と、肩甲骨でできています。
上腕骨の端の丸い部分を上腕骨頭と言いますが、その上腕骨頭が肩甲骨のくぼみにはまっています。イメージとしてはゴルフボール(上腕骨頭)がティー(肩甲骨のくぼみ)に乗っかっているような感じです。これを球関節と呼びます。

人間の体で球関節は二カ所だけしかなく、肩関節ともう一つが股関節です。
腕の関節や膝の関節は一定方向にしか動きませんが、肩関節は、肩甲骨のくぼみにはまっている上腕骨頭が丸いボールのような形なので、360°自由自在に動きます。

野球選手が肩慣らしをするように腕をグルングルンと回せるのも、この球関節のおかげなのです。そして、肩関節を作っているものは骨だけではありません。骨と骨が直接こすれ合わないように、軟骨や膜、腱や靭帯、筋肉で安定を保ちながら肩関節を動きやすくしているのです。

このように自由自在に動ける関節であるからこそ構造が複雑になっており、その分トラブルを起こしやすい関節であるとも言えます。
この複雑な肩関節に、何らかの要因で炎症が起こった状態が肩関節周囲炎です。

 


五十肩の症状

五十肩は肩の痛みがあります。時期、状態によってその痛みの程度も違ってきます。

 


これって本当に五十肩?

 

腕や肩に痛みが生じた時、「肩が痛いな、腕が上がりにくいな、これは五十肩(四十肩)だろうな、歳が歳だし・・・」と自己判断で済ませていないでしょうか?

でもちょっと待ってください!本当にそれって五十肩?

実は五十肩は、病院でレントゲン検査をしても特に異常が見つかりません。

でも痛いし、腕も上がらない、自分はアラフィフ世代(around fifty=約50歳)・・・五十肩、確定だな。と思いたくなりますがそれは早まった考え方です。

 

病院でレントゲン検査を受ける真の意義は、
五十肩以外の疾患が隠れていないか
確かめることにあります。

 

 

五十肩に似た症状の疾患

・腱板損傷
・変形性肩関節症
・石灰沈着性腱板炎

その他に、内科的な疾患で肩が痛くなることもあります。

代表的なものは「心筋梗塞」です。

心臓なのに肩が痛くなるとは不思議ですが、「放散痛」「関連痛」と言って心臓が悪いから必ずしも胸が痛くなるわけではなく、肩や腰、腕や時には歯が痛くなる人もいます。

このように、肩が痛い=五十肩、四十肩と決めつけてしまうのではなく、別の病気が潜んでいる可能性を否定するためにも、一度整形外科に行き医師の診察を受けることをお勧めします。

 


病院での治療やセルフケア

では、改めて病院で五十肩であると診断されたら、どのような治療をするでしょう。

① 急性期の治療

・激しい痛みに対する治療のため、消炎鎮痛剤や外用薬、
 または患部に直接ステロイド剤と麻酔薬の注射(神経ブロック)をします。
・患部の安静を保ちます。全く動かさないのは難しいため、
 動かしても負担がかからないよう三角巾などで固定することもあります。
・炎症で熱を持っている場合はアイシングをします。

 

② 慢性期の治療

・固くなった筋肉をほぐすための理学療法や物理療法が行われます。
・血行を促す目的で、患部を温めます。
・肩の可動域を広げるため、ストレッチなどの自己ケアを指導されます。

 

③ 回復期の治療

・痛みもなくなり、慢性期以上に可動域を広げる運動が大切になってきます。
 ラジオ体操やストレッチなどのリハビリを行いましょう。

*ただし、焦りは禁物です!

 


五十肩になってしまうのはどうしてなの?

ここまで読んでくださった方は、
そもそも五十肩ってどうしてなるのか、気になりますよね?

五十肩は肩関節の周りに炎症が起こった状態です。
その炎症が起こる原因というのは、実はまだはっきりとは解明されていないのです。

確かに年齢は大きな要素です。
加齢に伴い肩の関節や筋肉、肩周辺組織が固くなったり縮んだりするなどの変化が起こることで炎症や痛みを引き起こすため、というのが今の医学での考え方です。

けれど、40代になったから、50代になった人は全員、五十肩(四十肩)で肩の痛みを訴えているでしょうか。不安にはなりますが、皆が皆ではない気がしませんか?

いくつになっても年齢に関係なくゴルフをしたりテニスをしたり、日常でも生き生きと生活している方もたくさんいます。
逆に、年齢が若くても五十肩(四十肩)になる人もいます。

これは、五十肩になる人、ならない人で何が違いがありそうですね!

 


五十肩(四十肩)になりやすい人の特徴とは

五十肩に性差はありません。
年齢以外のなりやすい特徴をいくつかご紹介します。

・ケガの経験がある人

若い頃にスポーツなどで肩を痛めた経験のある人は、そうでない人より五十肩を発症しやすい傾向にあります。
また、腰を痛めたことのある人も要注意です。
腰が悪いと身体全体のバランスが歪みます。
そのバランスを保とうとして、無意識に一方の肩を上げてしまう傾向があるのです。

 

・姿勢の悪い人

いわゆる猫背姿勢の人は、重心が前のめりになってしまい身体に歪みが生じます。
ヒールの高い靴を履いている女性は猫背になりやすいので注意が必要です。

 

・パソコンやスマートフォンを長時間使用する人

デスクワークやスマホを長時間利用する人も、知らず知らずに猫背になっている人が多いようです。20代や30代で五十肩(四十肩)を発症してしまう要因はここにあります。

一日中デスクワークをしていて運動不足の人は、手をあげる機会が減り、肩関節や肩甲骨周りの筋力の低下、さらには肩の可動域が狭くなってしまいます。

 

・フォームが正しくないスポーツ

ゴルフ肘

五十肩を発症した人が「ゴルフをしているから・・・」「水泳をしているから・・・」と言うことがありますが、ただスポーツをしているだけで五十肩になるのなら、プロゴルファーやスイマーは全員が五十肩ということになってしまいます。

良くないのはゴルフや水泳ではなく、自己流で正しくないフォームで行った場合です。
自己流の場合は肩甲骨から動かさず、腕だけを動かしてしまいがち。
これだと肩に負担がかかるため、五十肩のようなトラブルを起こしてしまいやすいのです。

 


姿勢と五十肩

姿勢が悪いと五十肩になってしまうとは、ちょっと意外な気がしませんか?

姿勢と肩の痛みは関係ないどころか、
姿勢の悪さ=歪みの成れの果てが
五十肩だとは・・・。

身体に歪みがある状態が長く続くことにより、肩関節にも長時間負担がかかります。
そうすると肩周り、肩甲骨周り、大胸筋周りの筋肉や関節が固まってしまいます。
筋肉や関節が固まる状態が続くことで、肩周りがガチガチになります。

その状態を放っておくと・・・

・じわじわ肩が痛くなってくる
・腕が上がらなくなってくる
・物を持ち上げようとしてもできない
・頭を洗おうとしたときなどに、腕が動かせない

などの不自由をきたし始めます。そして、肩や腕の負担が限界に達してピキッと響くような痛みが出るようになります。

姿勢の悪さは長年のクセで徐々についたもので、突発的に出るわけではなく、またご自分では気付いていない方も少なくありません。長年のクセは1日では治ることは難しいです。年月をかけて出来たクセは、時間をかけて治すしかないのです。

愛YOUカイロプラクティック院は、夜も眠れない、洋服を脱いだり着たりで痛むなどの五十肩でお悩みの方々にたくさんのご支持を得ております。
肩回りの筋肉の調整などを行い、五十肩の改善の出来る治療院です。
五十肩が改善すればおのずと姿勢も矯正されていきます。

 

快適な生活を送って頂くため全力でサポートしていきます。
諦めてしまったその症状、ぜひ一度ご相談下さい。

 

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あなたのO脚のタイプ別診断

O脚


あなたのO脚はどのタイプ? O脚の種類を知ろう

☑ 鏡を見るたびに自分のО脚にため息がでてしまう
☑ 短いスカートや細身のパンツスタイルは恥ずかしくてはけない
☑ 脚の形だけでなく、お尻が垂れ下がっているのが気になる
☑ 歩くと脚が疲れる・むくむ

【日本人のO脚の方の8割が上記のような悩みをもっている】というデータがあります。
この割合で考えると、周りを見渡すとO脚の方だらけということになりますが、ではO脚はどの人もみんな同じ形なのでしょうか?

そもそも、O脚とは立った時に前から見て、脚の形がアルファベットの「O」のように外に広がっていることであるのは広く知られていると思います。それならば、O脚はみんな同じ形に決まっている!と考えてしまうのは当然です。

 

しかし、実は一言でO脚と言っても、
原因やねじれの違いにより
色々なパターンがあるのです。

 


O脚は4つの種類に分けられる

① 股関節O脚                     

 

このO脚の特徴は、両脚をそろえて真っ直ぐ立った時、太ももの付け根の骨が骨盤よりも出っ張ってしまう状態です。

正面から見ると太ももの間が開き、四角いすき間が出来てしまいます。太ももの付け根の骨(大転子・だいてんし)が股関節から外側にずれ、それにより、ももやお尻の肉も同様に外側に引っ張られるので横幅が太くなり、垂れ下がってしまい下半身太りになります。

 

② 膝下・股関節ダブルO脚                        

O脚の人の中で最も多く、若い人から年配の方まで見られるO脚です。

上の二つのO脚が同時に起こっていて、足を揃えて立つと両太もも~両膝~ふくらはぎの間が空いてしまいます。膝も太ももの付け根の骨も外側にずれていくので、どちらにも余分な脂肪がついて①のO脚よりもさらに下半身のバランスが悪くなります。

また、膝下も股関節も開くことで、上半身のバランスも崩れやすく頭痛や肩こりなどの症状を引き起こしてしまいます。

 

③ 膝下O脚

 

このO脚の特徴は、両太ももはくっつくのですが、両膝から下とふくらはぎがつかないタイプです。

まっすぐ立った時に膝下が大きく外側に膨らんだような形になっています。
膝の外側にある「腓骨頭(ひこつとう)」という骨の部分が外側にずれてはみ出し、進行すると自分でも触れるくらいに出っ張ります。それに伴い、すねの外側に余分な筋肉や脂肪がついて発達した太い脚になってしまいます。

④ XO脚

その名の通り、X脚とO脚が同時に起こっている状態です。

具体的には②と違って両膝はくっつくのですが、太ももの内側とふくらはぎの内側がくっつかず、外側にはみ出しています。つまり膝から上がO脚で、膝が接点となり、アルファベットの「X」のように見えるためこのように呼ばれています。

このタイプの方は猫背で腰が反っていることが多く、太ももやお尻の外側、ふくらはぎの外側が発達して太くなってしまうのが特徴です。欧米人に多い体型で、腰の反りすぎによる出っ腹や出っ尻になってしまうのです。

 


O脚になってしまう原因は?

4種類のO脚についてお話しましたが、それぞれどのような原因で起こってしまうのでしょうか。

① 股関節O脚=「反り膝」

このO脚は、大きな原因に「反り膝」であることが挙げられます。
「反り膝」は「反張膝(はんちょうひざ)」とも呼ばれ、膝が伸びきった以上に後に反っている状態です。

膝は本来、少し曲がっている状態が理想です。しかし女性は特に、歩き方やヒールを履く機会が多いため反り膝になりやすいのです。反り膝になってしまうと、膝のねじれが大きくなり大転子が股関節から外側にずれていきます。

この反り膝は、人によっては「見た目が綺麗なので直したくない」と思う人もいますがO脚だけではなく身体の歪みの元凶となります。

 

② 膝下・股関節ダブルO脚=「反り膝」+「ねじれ歩き」

このタイプのO脚は「反り膝」に加えて、「ねじれ歩き」のストレスが倍増されて、脚全体が開いた「膝下・股関節ダブルO脚」になってしまうのです。

膝の力が弱くなったご年配の方に多いのですが、最近では外反母趾、浮き指、扁平足で足裏が不安定になり、膝を伸ばしきって歩く若い人にも見られます。

 

③ 膝下O脚=足先が外方向に向いてねじれている

このタイプの大きな原因は歩くときに、足先が外方向に向いてねじれているためです。

なぜねじれて歩いてしまうかというと、足裏に理由があります。例えば外反母趾や扁平足だと、足裏がしっかり踏ん張れないため足の指でまっすぐ蹴って歩くことができません。

そしてねじれて歩き、膝の外側の骨「腓骨頭」がどんどん本来の位置からずれ、外側にはみ出し膝下O脚になっていくのです。

 

④ XO脚=「ねじれ歩き」+「骨盤の歪み」

XO脚の原因も「ねじれ歩き」にあります。外反母趾や扁平足に加え、脚の筋力低下もねじれ歩きの理由になります。女性は男性に比べて脚の筋力が弱いことがO脚の増加につながっていると言えますね。もう一つが「骨盤の歪み」です。

骨盤が歪むとその下から伸びる太ももの骨もねじれていきO脚になります。そのねじれが影響して骨盤の周りや脚の筋肉が偏ってしまい、下半身太りにつながります。

 


自分がO脚だと気付いていない!? 隠れO脚とは

 

見た感じ、自分はO脚ではないと思う。
そんな人こそ注意してください。

隠れO脚かもしれませんよ。

 

O脚人口8割の中には「隠れO脚」の人もいるのです。
O脚は、立った時の脚の見た目が一番わかりやすいですが、原因は、骨盤や膝や足首の歪みであるため、見た目にO脚が分からなくても、脚が変形している可能性がります。そんな「隠れO脚」こそ、身体に様々な悪影響があります。

例えば、一見O脚とは関係のなさそうな肩こりや背中の痛みや腰痛も、骨盤などの歪みが原因で起こっている場合があります。

 

つまり、
肩こり背中の痛み腰痛
O脚からくる症状
かも知れないということです。

 

上半身の痛みやコリが思い当たる方は、自分がO脚ではないかと疑ってみてください。

 


自分で出来るO脚チェック方法

自分がO脚であるかどうか、セルフチェックしてみましょう。

① かかとの間に、握りこぶし一つ分を空けて立ちます。
② かかとの中心から足の人差し指が15°になるよう、つま先を開きます。
③ 正面を向いて膝をゆっくり曲げます。
④ 膝がどの方向を向くかチェックします。

あなたの膝はどちらを向いていましたか?

膝が外側に開く場合:O脚 膝が内側に閉じる場合:X脚 膝が正面を向いている場合はO脚、X脚の心配はありません。

 


さいごに

いかがでしたでしょうか。
今回は意外と知られていないO脚の種類についてお話しました。

O脚について何となくイメージしていても、種類までは知らない方が多いかもしれません。自分がどのタイプのO脚であるのか分かれば、または、自分はO脚だと認識出来れば対処方法がわかりますね。

 

O脚は単なる見た目の問題だけではありません。
将来的にあなたの身体脅かす症状をつくりだす存在
になる可能性あるのです。

 

日本人の8割がO脚であるというデータが示す通り、あらゆるところでO脚の情報を見聞きすることができます。しかし実は、その中には残念ながら正しくない情報もあります。自分がO脚だと分かってもどうしたら良いのかわからない方がたくさんいます。

そんな時は、おまかせください!

愛YOUカイロプラクティック院は、
あなたの身体に合わせたアプローチの出来る治療院です。
O脚の症状の改善から身体全体の症状まであらゆる身体の不調に対応いたします!

ぜひ、お気軽にご相談ください。

 

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【きれいは健康】O脚から美脚になれば健康になれる!|松山の整体

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O脚の原因を知って改善! 健康な美脚になるために出来ること

O脚と聞くと女性に多いイメージがありませんか?
実は、日本人の8割はO脚だと言われているそうです。

5人に4人がO脚ということは、男女関係なく右を向いても左を向いてもO脚の人だらけ、ということになります。
ちょっと意外ですよね。

確かに街中を歩いているとO脚だと感じる人は多いですが、特に気にならない人だってたくさんいます。しかし、まっすぐな脚に見える人も、この割合に当てはめて調べてみると実はO脚なのですね。

女性に多いイメージなのは、スカートを履くため男性より脚を出す機会が多いこと、見た目を気にする人が男性より多いからでしょう。今回は、その日本人に多いO脚についてお話したいと思います。女性必見の美脚へのヒントがここにあります!

 


そもそもO脚ってどういう状態?

はじめに、知っておきたいのが【足】と【脚】の違いです。

足・・・くるぶしの下から足の裏側全体
脚・・・膝から下の足。転じて、足全体

読み方は同じでも、意味は全然違うものなのですね!
この違いを念頭におきながら読み進めてください。

O脚は「内反膝(ないはんしつ)」と言い、書いて字の如く膝の関節より下が内側に反った状態を言います。反った膝下が正面から見るとアルファベットの「O」の様にアーチを描いているので、O脚と呼ばれています。ちなみに、反対に膝の関節より下が外側に反った状態を「外反膝(がいはんしつ)」と言い一般的にX脚と呼ばれるものです。

 

日本人はO脚の人は、
後天的O脚になってしまう人が
ほぼ9割です。

 

つまりほとんどの人が何らかの原因で、O脚を自分で「つくってしまった」状態ということです。なぜ、こんなに多くの人が生まれた後にO脚になってしまうのでしょうか?

 


O脚は生まれつき?

赤ちゃんを仰向けに寝かせると脚がカエルのように開いていますよね?
身体が柔らかいなあ。と感心するのは子育てあるあるですね。

実は人間は、2歳くらいまでの間は生理的O脚と言って、だれでもみんな等しくO脚です。1歳前後で立つようになっても、まだ膝の開きが残っているのでO脚になるのです。
この生理的O脚は異常ではありません。
ほとんどの赤ちゃんは、立って歩き始める成長の過程でまっすぐな膝になっていき、自然とO脚ではなくなります。

それなのに、大人になるとO脚の人が多いのは不思議ですよね。
大人がO脚になる原因はとても身近にあります。

 

それは「生活習慣」に関係しています。
姿勢と言ってもいいでしょう。

 

座り方ひとつ見てみてもわかります。 脚を組んで座るのが癖になっていませんか?
椅子に座った瞬間脚を組んでいる。そんなことはありませんか?
床に横座りをしていませんか?女性の方に多い座り方かもしれませんね。
椅子に座る時、浅く腰掛けて背もたれに体重を預けていませんか?

歩き方はどうでしょう。
内股で歩いていませんか?これらの生活習慣がO脚を作ってしまう原因です。

 


Part.1 原因は〇〇にある! 

なぜ座り方や歩き方が悪いとO脚になりやすいのでしょうか。

 

悪い姿勢に共通して影響を受けているのは・・・

ズバリ「骨盤」です!

 

O脚は「膝下が内側に反った状態」となのだから、原因は膝にあるのでしょう?とおもいますよね?

しかし、大きな原因の1つに骨盤があります。
実際にやってみましょう!
どうでしょうか。
どれも全て骨盤に大きく関わってくる姿勢だと言えます。つまり、先ほど紹介した悪い姿勢での座り方や歩き方は、骨盤が歪んだりねじれたりする姿勢なのです。

上で述べた以外にも、出産・姿勢・脚に合わない靴・猫背・ケガや事故・老化など、骨盤が歪んでしまう原因は様々あります。

具体的に骨盤の歪みからO脚になってしまうプロセスは

①骨盤が横に広がる
②股関節が外側にずれてしまう
③太ももの骨・関節が外に移動する
④外側の筋肉ばかりが使われる
⑤膝・足首が内側にねじれる
⑥発達した外側の筋肉が骨を引っ張りOの形に湾曲してしまう

様々な原因で骨盤が歪んで横に広がると、左右の股関節が外側にずれ、脚全体の骨・関節も外側に移動してしまいます。
すると外側の筋肉ばかりが酷使され、そうすると反対に内側の筋肉は衰えていき、膝や足首が徐々に内側にねじれます。
そして、発達した外側の筋肉が脚の骨を引っ張って“O”の形に曲がってしまい、最終的にO脚が完成してしまうのです。

 


Part.2 原因は〇〇にある! 

O脚になってしまう原因は骨盤だけではありません。

 

骨盤から繋がって伸び、
足を支える関節、
すなわち足関節(足首の関節)です。

 

足首って歪むの?と意外に思われるかも知れません。
実は足首も骨盤と同じように、日常生活の癖で歪んでしまうんですよ。

 

足首が歪んでしまう一番の原因は、
歩き方の癖」です。

 

普段の歩き方を気にしている方は少ないでしょう。
足首が歪んでしまいやすい人の特徴として、

「靴の外側ばかりが擦り減る」
「膝を曲げながら歩く」

というものがあります。
このような歩き方をしていると、脚の外側に負担がかかり、足首が外側へ倒れます。
それが足首の歪みとなり、脚の付け根やその上に繋がる骨盤へと歪みが広がる悪循環に陥ってしまうのです。

骨盤と足関節は、関係ないようで、実はどちらもO脚と深い関係がありました。
骨盤の歪みと足関節の歪み、どちらが先に歪んだのかは大きな問題ではありません。

 

ポイントは
どちらも歪んでねじれてしまっている
という状態がO脚につながるということです。

 

骨盤の歪みと足関節ねじれ、どちらか一方だけに注目して改善したとしても、O脚は改善しないのです。

 


下半身太りにも大きく関係するO脚

女性の方であればより気になる話題・・ダイエットをして上半身は痩せていくのに下半身はちっとも痩せない・・・とお悩みの方、必見です!
見た目が悪く気にする人が多いO脚は、‟下半身が太りやすい”という話も有名ですね。
よく聞かれる洋ナシ体系の方の脚を見るとO脚である場合がとても多いのです。

O脚は骨盤と足関節の歪みです。
歪みがあると、血行が悪くなり余計な脂肪や老廃物の排泄も悪く、重力に逆らえずに下半身に滞ってしまいます。ホースをイメージしてみて下さい。
くねくね曲がったホースと、真っ直ぐなホース、どちらが勢いよく水が流れるか・・・
一目瞭然ですね。それと同じです。

その余計な脂肪や老廃物がいわゆる「セルライト」なのですが、このセルライトがたまっていくと、脚がデコボコしてきます。そしてますますホースのねじれが生じて血行不良になるという悪循環になります。さらに血行不良となると、脚の筋肉の成長を妨げて筋肉が衰えてしまいます。衰えた筋肉の代わりに脂肪がついて、下半身太りを加速させてしまうのです。

 

ダイエットしても下半身太り
解消されないとお悩みの方は、
O脚をまず改善すること
を考えましょう。

 


見た目の問題の陰に潜むO脚の怖い症状

O脚と言えば単に見た目の問題や、下半身が痩せにくいというお悩みを抱えている人が多いと思いますが、実は将来的にあなたの身体を脅かす可能性も潜んでいます。

例えば

・肩こり
・背中痛
・腰痛
・生理痛
・股関節痛
・膝痛
・変形性膝関節症

などなど・・・

「膝の痛みはなんとなく分かるけど、肩こりや背中の痛みにもO脚が関係あるの?」
と思ってしまいがちですが、どの症状もO脚の原因でもある骨盤や足関節の歪みと切っても切れない関係なのです。

思い当たる点はないでしょうか。もしかしたらすでに肩こりや腰痛は起こってしまっているかも知れません。美容だけでなく健康にも悪影響があるなんて! O脚ってあなどれません!けれど逆に考えてみれば、O脚を改善すると将来的に起こりうる可能性がある他の症状を未然に防ぐことができるとも言えます。

 


O脚に対して出来るセルフケア

内太もものストレッチ

内太ももにある内転筋が衰えてしまうと、膝を開きO脚にしてしまいます。
鍛えるのではなく、伸ばすイメージでやってみて下さい。

①脚を付け根から外側に開き、かかとを床に付けて真っすぐに立つ
②息を吸いながらゆっくりと膝を曲げ、垂直に腰を落とす
③息を吐きながら、足の裏で床を押して膝を伸ばし、元の姿勢に戻る

これを1日10セット繰り返します。あくまでも無理のない範囲で!

このときお尻が突き出てしまわないようにしましょう。
また、足首をひねって外に向けないように注意します。

 

正しい立ち方を意識する

・紙一枚を左右のももで挟むようなイメージで締めて立ってみましょう。
・つま先を拳1つ分くらい広げ、足の親指を外に向けましょう。

ももを締めると足全体がグッと近づくので、膝、ふくらはぎ、かかともくっつくとシャープな立ち姿になります。お尻が引き締まり後ろ姿がスッキリするほか、足元の安定感が増してふらつきにくくなります。

 

座り方を意識する

・床に座る時はなるべく正座が良いでしょう。
・椅子に座る場合は背もたれを使わず、座面に深く腰掛けて
 骨盤を寝かせないように気をつけましょう。

女性に多い横座りはダメなことは最初にも触れましたが、正座を崩し、お尻をペタンと床に付けた通称アヒル座りをしている女性もとても多いと思います。この座り方も横座りと同じで骨盤に悪影響です。あぐらで座ってもかまいませんが、猫背であぐら座りは逆効果です。もしあぐら座りをする場合は姿勢を正しく保つことを意識して下さい。

 

骨盤の歪みを解消する前屈ストレッチ

O脚の原因には骨盤の歪みがあります。そのため、骨盤の歪みにアプローチするのはO脚改善にもなります。床に座っての前屈ストレッチはとても簡単なようでいて、緊張やこりで硬くなった筋肉をほぐし、骨盤の歪みを改善してくれます。ただし、痛みを我慢して無理に伸ばすのはいけません。

伸ばして気持ちよい程度のところで止めるのがポイントです。

 


さいごに

今回は日本人に多いO脚についてお話しました。O脚になるのは身体の歪みが原因とお話しましたが、生活習慣を意識して改善して気を付けていても骨盤や足関節が歪みが元に戻らない、戻った感じがしない。何よりいろいろ試しているけどO脚のまま。どうして?と半分諦めかけている方もいるかも知れません。

 

でも、大丈夫!

愛YOUカイロプラクティック院は、
主訴の根本的な原因を追究し、
アプローチしていきます。

 

お客様にわかりやすく説明しながら施術を行いますので、ぜひお気軽にお悩み事をご相談ください。

 

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