分離症
こんなお悩みはありませんか?
- 慢性的な腰痛
- 電気やお灸をしても効果が薄い
- 分離って一体なにがどうなってるのかわからない
脊椎分離症、すべり症という病名はご存知でしょうか。
脊椎が分離すると分離症、滑ってしまうとすべり症。そのままですね。
でも、脊椎が分離したり滑ったりだなんて、なんだか穏やかじゃない雰囲気ですよね。実際にどのような状態なのか、図で見てみましょう。
このように、分離症では骨折により椎体と椎弓(棘突起)が離れてしまった状態、すべり症は脊椎が前方に滑るようにずれてしまっている状態です。
ずれないように椎弓が支えているので、分離してしまうとすべり症を併発しやすくなります。
骨折だなんて聞くと、更に物々しく感じますよね。骨折しているんだから、痛いのも当然だと思いますよね。
でも、実は、分離症(骨折)と腰の痛みは無関係!……とまではいかなくても、直接関係は無いんです。
骨が折れても、骨自体は痛みを感じません。痛みは神経が感じ取るものです。それも、骨折自体ではなく、骨折によって不安定になったバランスを周囲の組織が支えようと硬直することで痛みを感じるのです。
調べてみると、分離症であっても痛みを自覚しない人は多くいます。
また、すべり症ですが、こちらも脊椎がずれたこと自体は痛みを伴いません。ずれたことでバランスが崩れて、やはりそれを支えようと頑張る筋肉などの組織が痛み物質を出してしまうのです。
分離症もすべり症も、折れたりずれたりした骨は元に戻りません。10代の子供であれば、折れた直後にコルセットで固定すれば癒合する可能性もありますが、くっついたらいいな、くらいの確率です。
え!じゃあ、この痛いは治らない?
一生痛いのが続くの……?
安心してください。
もう一度言いますが、症状(分離やずれ)と痛みは直接の関係はありません。ですので、骨折やずれはそのままでも、痛みだけ無くしていくことが可能なのです。
痛みを感じるのは神経です。神経の周囲の組織がなんらかの理由で痛み物質を出し、それを神経が拾い脳へ「痛い」という信号を送るのです。
痛み物質を出す要因は、過度な疲労や緊張です。例えば、筋トレをすると動かした筋肉が痛くなりますね。高い負荷により緊張し疲労しているからです。
分離症やすべり症で起こる腰などの痛みも、理屈は同じです。脊椎周囲の筋肉をはじめとする組織が緊張し疲労していくことで痛み物質を出してしまうのです。
そして、緊張の理由は上にも書いたとおり、骨折やずれによって不安定になった脊椎を支えようとする防御反応です。
この緊張を解けば痛み物質は出ず、痛みは軽減されていきます。
さて、ではどのようにして緊張を解いていくのかというと、とても単純です。
- 骨盤の歪みを整える
- 自然治癒力の働く環境を整える
これだけです。これだけで、分離症、すべり症による痛みは改善されていきます。
あれ?折れたり飛び出している脊椎は放っておいていいの?
と思われた方のために説明しましょう。
分離症、すべり症の痛みの原因は、脊椎を支えようとする筋肉の緊張だということはおわかり頂けたと思います。
では、そもそも、なぜ脊椎の骨折やずれが起こったのでしょうか?
なにか激しい運動の最中に、脊椎に強い負荷が掛かったから、ということもありますが、多くの場合は「気付いたら折れていた(ずれていた)」のです。
知らず知らずのうちに、脊椎へ掛かる負荷が大きくなっていき、ある日限界を迎えて「ぽっきり」というわけです。その負荷は、普段の姿勢や生活習慣が生んでいるものです。
痛みのある腰やお尻に集中して施術して、一時的に痛みを取ることは出来ます。単純なマッサージでも筋肉の緊張は取れます。
しかし、それはあくまで一時的な効果で、時間が経てばまた緊張して痛み物質を出します。
そもそも、姿勢や習慣が腰に負荷を加え続けているのですから、筋肉は身体を守るためにも緊張を解くわけにはいきません。
そこで当院では、症状の根本的解決のために、身体全体のバランスを基準にします。
例え症状の出ている部位の状態が良くなっても、身体の他の部分の状態が悪ければ同じことの繰り返しになってしまうのです。
身体のバランスを整えることで、分離やすべりを起こしている脊椎周辺にかかる負担を減らし、結果的に痛みなどの症状は改善されていきます。遠回りのようで、一番の近道なのです。
- 骨盤の歪みを整える
- 体内循環の働く環境を整える
たった二つだけの基準ですが、人の身体は十人十色。あなたの身体の状態に合わせて様々な手技を組み合わせて、あなただけのオーダーメイドの治療を行います。そのための高い技術力が当院の強みです。
お悩みの症状について、是非一度ご相談ください。私たちが全身全霊であなたのためにサポートします!まずは、お気軽にご連絡下さい。お待ちしております。
私たちが全力でサポート致します。