オスグッド症
成長痛だと我慢していませんか?
その膝の痛み、我慢しなくていいんです!
こんなお悩みはありませんか?
- 成長痛だと思っていたけど、痛みが強過ぎる
- スポーツを頑張りたいのに、痛くて出来ない
- 病院だと成長痛と言われるばかり
特徴としては小学校高学年くらいから、高校生くらいまでに多く発症する膝の関節痛です。
膝のお皿の少し下の骨の部分がポッコリ膨らんで押すと痛かったり、走る・しゃがむ動作で痛みが出る事が多いですが、重症になると歩行時や座っているだけでも痛む場合もあります。
重症化すると脛骨粗面の剥離骨折を伴う場合もあります。スポーツをしている成長期の子供に多い症状ですが、20代や30代でも発症することがありますし、運動をほとんどしていなくても痛みがあることもしばしばです。
まず注意して頂きたいのは、オスグッド症は「成長痛ではない」ということです。はじめに、この膝の痛みがどのようにして出るのか、そのメカニズムを簡単にご説明します。
膝の関節は、脛骨・腓骨・大腿骨・そして膝蓋骨(いわゆる膝のお皿)で構成されています。
大腿四頭筋という大きな筋肉があります。腿の前にある筋肉ですね。
この筋肉は膝蓋骨を介して膝関節をまたぎ、脛骨の上の部分「脛骨粗面」と呼ばれるところに付着しています。膝を曲げる動きをすると、大腿四頭筋は引き伸ばされます。
すると、大腿四頭筋が付いている脛骨粗面に引っ張る力が掛かります。筋肉が柔らかく十分に伸びれば問題ありませんが、筋肉が固く伸びにくくなっていると、膝を曲げた時に脛骨粗面に掛かる力は大きくなります。
マジックテープを、ゴムとロープそれぞれで引っ張っていると想像してください。
柔らかいゴムで引っ張ってもマジックテープはなかなか剥がれたりしませんが、伸びないロープだと強く引っ張れば剥がれてしまいそうですよね。
引っ張る力が同じでも、柔らかいゴムと固いロープでは、マジックテープに掛かる力が違ってきます。
このように、大腿四頭筋が固くなるなどして、脛骨粗面に掛かる負荷が大きくなり過ぎることで、炎症を起こしたり、付着しているところの軟骨が剥がれて痛くなるのです。
また、靭帯や筋肉よりも骨の成長のほうが早いので、成長期はより大腿四頭筋が引き伸ばされることになります。成長期の子供にオスグッド症患者が多いのはこのためです。
筋肉が柔らかくても、過度に引き伸ばされるなどして負担が溜まれば炎症を引き起こします。
簡単に言ってしまえば、オスグッド症は「大腿四頭筋の使い過ぎが原因」なのです。
では、オスグッドの治療は「大腿四頭筋を休めれば」いいのかというと、それ自体は正解です。
ですが、根本的な治療にはなりません。何故ならば「大腿四頭筋を使い過ぎる原因」が他にあるからです。
もう一度言いますが、オスグッド症は「成長痛ではありません」。成長期に多い理由は上に書きましたが、それは「多い」理由であって、成長期だからしょうがないと諦める理由にはなりません。
当然、成長期が終われば自然に治るとも限りません。
他の身体の問題も同じですが、症状(痛みやしびれ)がある部位だけで治療を考えることは出来ません。身体はすべて繋がっています。
膝に痛みがある、大腿四頭筋に負担が大きい、この時考えなければならないのは「身体全体のバランス」です。
バランスと言うと抽象的になってしまいますが、
- ・膝関節の軸のズレ
- ・骨盤の歪み
- ・骨盤の歪み
など、その人の身体によって様々です。
当院では、膝の痛みを取り除きながらも、基準とするのは身体全体のバランスです。人によって千差万別な身体の状態に合わせ、オーダーメイドの治療を施します。
病院などで診察を受けた方は、安静にすることや、アイシング、サポーター、ストレッチなどの指導を受けたかと思いますが、これらだけでは根本的解決に至らないケースが多いです。
「成長期が終われば治る」と言われ、痛みを我慢しながら運動を続けていたが、何年経っても痛みが収まらないという方が驚くほど多くおられます。
オスグッド症は、適切な治療を施せば早期に回復し、尚且つ、運動を再開しても再発しません。
もちろん、成長期の終わりやストレッチだけで症状が収まる場合もありますが、根本的な解決でないと再発する危険が付きまといます。
特に運動を頑張っている子供は、痛みを隠して練習することもありますので、早めに治療を受けることをおすすめ致します。
- ・スポーツを思い切り楽しみたい
- ・もっと練習してライバルを追い越したい
- ・思う存分に身体を動かしたい
- ・けれど、膝の痛みが気になる……
成長痛だと諦めないでください。
その痛みは、我慢しなくても良くなります。
どうぞお気軽にご相談ください。
同じ症状でお悩みのお客様の声
147.オスグットでお悩みだった10代の男性
※個人の感想であり、結果には個人差があります。成果や成功を保証するものではありません。
症状
オスグット
感想
半年以上前から両足オスグットになり、サッカーの試合もハーフ出場したらあとは無理でした。オスグットは成長のある時期が過ぎないと治らないと思っていて、まさかカイロで治るとはと初めは半信半疑でした。しかし、数回の治療で2試合フル出場できるようになり、親子共とても喜んでいます。本当にありがとうございました。10日後の総体でくいのないプレーができるとうれしく思います。
症状
肩こり、腰痛、腕の痛み
感想
通院し始めて早や1年経ちました。
始めは結婚式に向けて、期間限定の調整のつもりでしたが、今や1カ月に1回なくてはならないお楽しみの日となってしまいました。
座り仕事で、肩と腰だけが悪いような気がしていても、毎回どこかしら不調の本当の原因を見つけて治して頂くので、終了後はすっきりと気持ちよくなって帰っています。友田先生の触れた所がほんわりと温かくなるので、いつも「魔法の手だなぁ」と思いながらウトウトしています(笑)
ここに来るとリラックスしすぎるのか、いつもろれつが回っていないような話し方になってしまってすみません。
これからもだんなと2人(そのうち3人になりますように…)宜しくお願い致します。