ランナー膝
急激な運動量で足が痛い!
ランナー膝(腸脛靭帯炎)が原因かもしれません。
こんなお悩みありませんか?
- 膝の外側に痛みがある
- 長く走ると痛みが出る
- 足をぐっと伸ばす時に痛みが出やすい
このような状態は、ランナー膝(腸脛靭帯炎)が原因である可能性があります。
ランナー膝とは、名前の通り長距離走選手などに多く、走る時に膝の外側に痛みが出る症状です。
腸脛靭帯炎という名称でも呼ばれ、腸脛靭帯と骨との摩擦により炎症が起こり痛みを生みます。
腸脛靭帯は腸骨から脛骨にかけて伸びる靭帯です。腸骨は骨盤の上部分で、ちょうどくびれの下にある出っ張った辺りです。
脛骨とはすねの骨で、膝のお皿の右下あたりに腸脛靭帯が付着しています。
腸骨の付着部に大腿筋膜張筋という筋肉があり、この筋肉が腸脛靭帯の伸び縮みを調整しています。
膝を曲げ伸ばしすると、腸脛靭帯は前後に動きます。この時、大腿骨の出っ張った部分を跨ぐので、曲げ伸ばしの動作が繰り返されると摩擦により炎症を起こすのです。
原因について
ランナー膝の原因としては、急激な運動量の増加が考えられます。
ランナー膝の症状を感じている方は、思い当たり節があるのではないでしょうか。
ですが、原因はこれだけではありません。何故なら、同じように長距離を走っている人の全員がランナー膝を患うわけではないからです。
膝の曲げ伸ばしの際に腸脛靭帯が動き、骨との摩擦によって痛みを出しますが、普通の人は炎症が起こるほど摩擦は起きません。
もともとそういう作りですので、骨の動きに合わせて筋肉や靭帯も柔軟に動くのです。
けれど、走る前から柔軟性を失って固くなっていたとしたら、走る度に摩擦が起き炎症が起こりやすくなります。
つまり、腸脛靭帯が柔軟性を失っていることが、ランナー膝の原因と言えます。
さらに、腸脛靭帯がなぜ固くなってしまったのか。
根本的に改善するためには、こういったところも考えなければなりません。
そもそもの原因は身体のバランスが崩れているため
腸脛靭帯の働きは、足を前に出すことではなく、横に出す動きです。
これは、足から見ると身体を横に倒す動きとも言い換えることが出来ます。
例えば身体が左に傾くと、右の腸脛靭帯が身体を引っ張って倒れないように働きます。
身体のバランスが崩れて左右にグラグラしていると、左右の腸脛靭帯が常に引っ張り合いをしてまっすぐ立っている状態に維持しようとします。
それが毎日、普段の生活のなかで常に起こっているとすると、腸脛靭帯は柔軟性を失い固くなったままになってしまいますよね。
そして走って、摩擦が起きて痛みが出るのです。
ランナー膝の根本的な原因は、身体がバランスを崩していることなんですね。
では、なぜ身体がバランスを崩してしまったのか?
これは、人によって様々です。
骨盤の歪みかも知れないし、足首の歪みかも知れません。
肩甲骨の動きの悪さや、肘の左右差、頭蓋骨に起因するかも知れません。
あなたがランナー膝になってしまった根本的な、より深いところの原因が何なのか。
愛YOUカイロプラクテック院では細かな検査と見立てによりそれを見つけ出し、原因の原因から改善し身体を変えていきます。
痛みを気にせず思い切り走りたい!
その想いに応えます。まずはお気軽にご相談ください。