どうも、愛YOUカイロプラクティック院の友田です。
【ばね指とは】
指には腱(けん)というヒモがあり、それによって指の曲げ伸ばしが可能。
さらに屈筋腱には、腱の浮き上がりを押さえる靭帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)というトンネルがあります。
屈筋腱と靭帯性腱鞘の間で炎症が起こると、指の付けねに痛み、腫れ、熱感が生じます。
これを腱鞘炎と呼び、進行するとばね現象が生じます。これがばね指です。
主に妊娠時、産後や更年期の女性に起こることが多く、右手の母指に最も多く発生します。
【病態】
腱鞘と腱が引っかかるようになるのは、
指の使いすぎによる刺激のため腱鞘が肥厚したり、
腱が肥大硬化したりして、
そのために一層刺激が強くなるといった悪循環を生じるためだと考えられています。
【当院の治療の考え】
外科的な手術もありますが、当院では手技療法で改善可能だと考えています。
手に付随する腱がトラブルを起こすのは、手の使い過ぎだけが問題ではありません。
というのも、
肩や肘、手首、手の関節の動きが制限されているところを
丁寧に見ていくことで、ばね指の原因となっている関節のトラブルを探すことが重要です。
先日来られた患者様(50代女性)の方も5回程の施術でばね指が改善しました。
動かすたびに指に痛みが生じていましたが
今は動かしても痛くありません。
ばね指になる原因も人それぞれです。
負担のかかっている関節の動きを緩めること。
それが、私の役割です。
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。