こんにちは。愛YOUカイロプラクティック院の飯尾です。
最近は健康のためにジョギングやマラソンをしている方が増えていますが、
健康のために始めた走るという行為で身体を壊してしまうことがよくあります。

今回はそんなランナーの方に多い症状、ランナー膝の原因と治療方法について書いていきます。

 

ランナー膝の症状としては膝の外側部に痛みが起こります。

初期の場合ランニング後に痛みが出ることが多いですが、休むと痛みが無くなりますが、膝の外側の腸脛靱帯を押すと痛みが出ます。

悪化すると走り出して1~3キロで痛みが出て走れなくなることもあります。

さらに悪化すると休んでも痛みが引かなくなってきます。

 

ランナー膝は正式には「腸脛靱帯炎」と言われ、名前の通りランニング中の膝周囲の障害の中でも非常に多い障害の一つです。

陸上競技の中距離、長距離、マラソン選手に多く見られます。

他には水泳、バスケット、自転車 登山などをされる方にも見られやすいです。

 

 

◇ランナー膝(腸脛靱帯炎)の原因◇

 

人は走るときに膝の曲げ伸ばしをしますが、その時に大腿部の外側にある腸脛靱帯と大腿骨の下の方の外側に摩擦が起きます。その摩擦により腸脛靱帯に負担が掛かり炎症を起こします。

ランナー膝

 

 

 

 

 

 

 

 

・O脚

O脚は膝の外側に負担が掛かりやすくなります。

・足底のアーチが崩れている。

足底には3つのアーチがあり、それが崩れると正しい足の使い方が出来なくなります。下肢の捻じれの原因にもなります

 

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・踵が内反している。

踵が内反していると下肢の外側に負担が掛かります。

 

・靴底の外側が減った靴をそのまま使用し続けている。

・硬い路面、下り坂、凸凹の路面、トラックのカーブも負担の掛かる原因となります。

・初心者や、急に練習量を増やし、オーバーユースで負担がかかる。

・着地時に膝の外側に負担が掛かるランニングフォーム。

 

このような原因が考えられます。

 

 

◇ランナー膝(腸脛靱帯炎)の当院での治療◇

 

ランナー膝(腸脛靱帯炎)でお悩みの方は、O脚、下肢の捻じれ、足首や足の硬さ、足のアーチの崩れが見られる方が多いです。

足のバランスが崩れることにより、骨盤や姿勢が崩れ、全身のバランスが乱れていきます。

当院ではまず全身のバランスを整え、捻じれや硬さがある足、足首、膝関節、股関節、腸脛靱帯が付着しているお尻回りの筋肉を緩めていきます。

足の捻じれや硬さが取れ、全身のバランスが整うと痛みが無くなっていきます。

 

ご自分で出来るセルフケアや再発しにくくする方法なども必要に応じてお伝えしていきます。

一緒に頑張って痛みのない快適な身体を手に入れましょう!

 

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