朝起きて、さあ今日も頑張ろう!と行きたいところですが、朝起きた時に腰の痛みに襲われるという方も多いと思います。

 

一体なぜ、朝に腰が痛くなるのか?

 

今回は、朝起きる際の腰の痛みの原因と治療法についてご紹介していきます。

 

長時間のデスクワーク等での筋肉の硬直

 

まず、長時間のデスクワークが続いているは人などは、朝起きたとき腰痛が起こりやすくなります。
なぜかというと、座るという姿勢は背中が丸まって股関節が曲がるため、立ってるときと比べてお腹と太ももの筋肉が縮こまります。
そしてお腹と太ももの筋肉が縮こまったまま長時間のデスクワークが続くと、そこの筋肉はだんだん硬くなっていきます。
これが大腰筋と大腿直筋の硬直です。

 

そしてこの筋肉が硬いと、いざ立ち上がろうとしても腰が真っすぐに伸びません。

 

身体が真っすぐになるためにはお腹と太ももの筋肉が伸びないといけないからです。

 

仰向けで寝る時は身体を真っすぐ伸ばして寝ますが、この時長時間のデスクワークでお腹と太ももの筋肉が硬くなっていると、足を伸ばしてからだを真っすぐするだけで腰に負担がかかります。
腰に負担がかかったまま一晩過ごす事になるので、当然朝起きると腰がいたくなるのです。

 

骨盤の歪み

仰向けに寝ても身体というのは裏面全体で支えていません。仰向けに寝たとき身体は4つの点(頭、背中、お尻、踵)で支えています。

この4つの点がバランスよく身体を支えることで僕たちは快適に寝ることができています。
しかし、骨盤が歪むと4点のうちの「お尻」の部分でうまく支えられなくなり、骨盤のすぐ上にある「腰」にその負担が掛かります。
骨盤が歪んでいる人というのは、寝てる間中ずっと腰に負担がかかり続けることになるため、朝起きたときに腰が痛くなるのです。

 

食生活の乱れ

 

あまり関係ないと思われるかもしれませんが、食事の取り方によって腰の痛みに繋がる場合もあります。

 

・食事の内容(野菜や海藻などの不足、砂糖や質の良くない油の摂り過ぎ)、
・消化不良:(食べ過ぎ、人工的な添加物の摂り過ぎ)、
・内臓が休まる暇が無い:(間食の摂り過ぎ、食事の時間が夜遅い)

 

以上の様なことに当てはまれば、普段の食習慣が内臓に負担をかけている可能性が考えられます。

 

内臓に負担がかかると、内臓神経の反射により、その内臓に対応した腰や背中の筋肉が硬くなる事があります。
 

 

では、どのような治療を行っていくと良いのでしょうか?

 

 

効果的な治療法

 

⓵硬直した筋肉の緩和

上記したように、大腰筋や大腿直筋に硬直のない状態で寝ることが大切です。
寝る前に大腰筋や大腿直筋を緩めるストレッチを行う事も有効ですが、それでも痛みを感じる場合は整体院で調整してもらうと良いです。

 

⓶骨格の歪みの調整

骨盤を中心に骨格が歪んでいると、寝ている時にバランス良く身体を支える事が出来ません。骨格に歪みがない状態に調整してもらう必要があります。

 

⓷内臓の調整

糖質制限や寝る2時間以内には食べない等の改善も有効ですが、日頃の姿勢により内臓がストレスなく働けていない可能性があります。

 

この場合は、内臓の循環や動きが良くなれば、症状は改善します。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?
寝るときの痛みの原因には、筋肉の硬直や骨格の歪み、内臓機能の低下等が絡んでいます。
本来であれば、寝れば身体は回復していきます。
それが出来ず痛みを感じるという事は、身体からの危険信号に他なりません。

 

見過ごさずに、早めに向き合うことをおすすめします。

 

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