巻き爪の原因は?
主に考えられる原因は
・足の変形
・加齢
・爪の切り方
・外部からの圧迫
・爪水虫
などです。
◇足の変形◇
足の変形は間違った歩き方で歩いていたり、パンプスや足に合わない靴を履いている事が原因で、足のアーチが崩れることから始まります。
本来足には3つのアーチがあります。
A~B…内側(土踏まず)の縦アーチ
C~B…外側の縦アーチ
A~C…横アーチ
この3つのアーチがクッションになり足からくる衝撃を和らげたり、体を支える役目をしています。
このアーチが間違った歩き方によって崩れてしまい足のバランスが悪くなり、外反母趾や内反小趾など足の変形が起こります。
そして巻き爪へと繋がっていきます。
では正しい歩き方をした時の足の裏の体重移動がこちらです。
- 踵に体重が乗る
- 親指の付け根に体重が乗る
- 親指で蹴り出す
これが正しい体重移動になります。
本来爪は「巻く」性質を持っております。
しかし正しい歩き方が出来ていれば歩くたびに親指に体重がかかり、爪が巻いてくることはありません。
ただこの正しい歩き方が出来ていなくて、親指が上手く使えていないと爪が巻いてきてしまうのです。
◇加齢◇
加齢によって爪が厚くなってくると、爪全体に水分が運ばれにくくなり、爪が硬くなります。
爪の水分が足りず乾燥すると縮んでしまうので爪の下の層の柔らかい部分と共に巻いてしまうのです。
加齢により歩く量が少なくなることも原因のひとつです。
◇外部からの圧迫◇
女性はパンプスやヒール、男性は先の尖った革靴やサイズの合わない靴を履いていると、爪が圧迫されて巻き爪になりやすくなります。
外反母趾の原因にもなります。
運動やスポーツも注意が必要です。
つま先に負担の掛かるダンス、サッカー、バレーボール、陸上競技、バレエ、テニスなどは巻き爪になりやすいと考えられます。
◇爪の切り方◇
巻き爪の原因として「深爪」が考えられます。
足の爪の理想的な長さは先端の指の肉くらいです。
サイドはスクエアに残すのがポイントです。サイドを丸く切ってしまうと爪が食い込む原因になります。
◇爪水虫◇
爪白癬(つめはくせん)と呼ばれる爪の水虫が原因で、巻き爪が引き起こされる可能性があります。
白癬菌というカビの一種が爪の中に侵入し菌糸を作ることで爪水虫になります。
爪水虫になるとだんだん爪がボロボロになり変形が生じ巻き爪になるケースがあります。
◆当院の巻き爪治療◆
当院では「インベントプラス」という矯正施術を行います。
手術と違い爪を抜いたり、皮膚を切ったりしませんので痛みはありませんし、特殊なワイヤーで矯正を掛けるだけなので支障なく日常生活を送れます。
さらに歩き方やエクササイズもお伝えしますので、ご自分でも努力して頂くことで、回復が早まり再発を防ぐことが出来ます。
合わせて足の変形や捻じれを整えることも可能です。
手術を考える前に一度ご来院ください!