ふわふわと浮いているようなめまいがする、波に揺れているようなめまいがする、乗り物酔いのようなめまいがする、このようなめまいを「浮動性めまい」と言います。
めまいは大きく3つのタイプに分類されますが、他にはぐるぐると回るタイプは「回転性」、立ちくらみのような「眼前暗黒感」があります。
今回はふわふわする「浮動性」について学んでいきましょう。
◆浮動性めまいの原因◆
ふわふわするめまいがして、同時に頭の重さや、頭痛、吐き気などを伴うことがあります。
この浮動性のめまいの原因は実に様々です。
・自律神経の乱れ
多々ある原因の中で一番多いとされているのがストレス性の自律神経の乱れです。
「回転性のめまい」とは違い精神的な理由で発症することが多いです。
自律神経が乱れるとめまいや頭痛、不眠まで引き起こしてしまいます。
そうなると身体を回復する力が落ち、疲労が蓄積されてしまいます。
・肩、首の筋肉の緊張
肩こりや首こりが原因でめまいを起こすことも少なくないです。
筋肉の緊張により血流の流れが悪くなり脳に十分な血液が回らず目眩がおこります。
頭の重さを感じる方もこれが原因です。
スマホやパソコンで悪い姿勢でうつむいている事が多い方は要注意です。
・更年期障害
更年期になると自律神経の乱れでめまいを引き起こすことがあります。
・他の病気
65歳以上になってくると、病的な要素が原因でめまいが起こることが増えてきます。
動脈硬化や脳梗塞なども考えられます。
・薬の副作用
今服用している薬があれば、副作用としてめまいが起こることがあるかどうか調べてみましょう。
浮動性のめまいの原因は多種多様ですので、まずは病院で検査をすることをおすすめします。
筋肉の緊張や自律神経の乱れからのめまいであれば検査結果は「異常なし」診断されます。
そうなれば当院の出番なのです。
◆めまいと姿勢の関係◆
先ほどめまいの原因で「自律神経の乱れ」「筋肉の緊張」とありましたが、そもそもこのきっかけになるのが姿勢の悪さなのです。
姿勢が崩れて猫背になると肩こりはもちろん、顎が上がり、頭が前に出てきます。
これはつまり、ずっと上を見上げ続けながら生活しているのと同じことなのです。
すると首と頭蓋骨の間が圧迫され、血流も脳脊髄液も流れにくくなってしまいます。
脳脊髄液とは硬膜という脳を包む膜があるのですが、その硬膜と脳の間にある液体のことです。
脳脊髄液は脳と脊髄のまわりを循環ゆっくり絶えず循環し、脳が機能するように酸素や栄養素を運び、老廃物を取り除いています。
この脳脊髄液を循環させるために活躍しているのが頭蓋骨です。
頭蓋骨は複数の骨が立体パズルのように組み合わさって、頭蓋骨が呼吸をするように僅かに動くことによりポンプの様な役目をしています。
しかし身体の歪みやストレスにより、頭蓋骨が歪んで硬くなってしまうとポンプの役割が出来ず、脳脊髄液の循環が悪くなります。
そうなると自分で身体を回復させる力が落ちてきて、少し休んだぐらいでは回復出来ない体になってしまいます。
◆当院でのめまいの治療◆
まずは体や頭蓋骨の歪みをチェックします。
めまいでお困りの患者さんは必ずと言っていいほど歪みがあります。
当院では頭蓋骨の調整も得意とする分野ですから、痛くもなく触れているだけの様な施術で夢心地になられる方も多いです。
ただ頭蓋骨を調整するだけではその場しのぎにしかなりません。
頭蓋骨を調整しても身体の歪みがあれば、また同じように頭蓋骨が歪んできますよね。
だから身体の調整も必要になってきます。
そして身体が整ってくると、自律神経も整ってきます。
そうするとめまいが起きない身体が出来上がります。
めまいって不安でとても怖いですよね…
しかし当院の施術は怖くないですし、ふわふわするめまいで困っている人の力に必ずなれるとおもっております!
一緒に元気な身体を作っていきましょう!