少し前まで、アトピーは小さい頃に発症し、成長と同時に改善されていました。

しかし、近年、成長後も治らないことが増えています。

 

一度治った後でも、大きくなってまた再発した!なんてこともあります。

 

また、赤ちゃんのアトピーは将来の喘息や鼻炎といった別の病気とも関連しているので、

将来のためにも、アトピーを小さいうちにしっかりと治しておきたいですよね。

 

 

 

アトピーって遺伝する?

 

お母さん、お父さんのどちらかもしくは両方がアトピー体質ならば子どもに遺伝する事も稀な事ではないです

 

確率としては、両親のどちらかがアトピー体質の場合、遺伝する確率は約30%、両親どちらもその場合、約50%の確率で遺伝します。


一方、どちらもアトピー体質でなくても子どもが発症するかもしれないんですね。

 

しかし、必ずしも遺伝するわけじゃありません。

赤ちゃんのアトピーと生活環境は大きく関連していますので赤ちゃんの胃腸を考えたり、

皮膚を乾燥から防いだりすることで予防や改善することができます。

 

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特に乾燥には注意を!

 

赤ちゃんは胃腸がまだ発達していなくて、大人と同じ食べ物を消化できず、

最初は離乳食を食べますよね。

 

それと同様、赤ちゃんの皮膚はまだ、未成熟です。

ですので、皮膚を保護するバリア機能がまだ十分に機能していなく、乾燥による影響を受けやすい、と言えます。

 

皮膚が乾燥すると、皮膚を保護するバリアが壊れます。

 

その皮膚バリアが崩壊した所からアレルギーの原因物質が入り

それにアレルギー反応を起こし症状を悪くしてしまうことも多いんです。


 

 

赤ちゃんの乾燥を防ぐためには?

 

赤ちゃんの乾燥には、毎日のお風呂がとても関係します。

 

実際にお風呂に一緒に入っているお母さん、お父さんならお分かりでしょうが、

お風呂に入ると、治まっていた痒みがひどくなったり、

掻いた皮膚にしみるため、お子さんがお風呂に入りたがらなくて困っている方もいますよね。

 

スムーズにお風呂を終え、ケアするには、石鹸の利用を変えましょう。


石鹸は皮膚の汚れをきれいに落とすためにはすごくいい物ですが、

赤ちゃんへの利用は考えものです。

石鹸を使ってしまうと、落としてはいけないものまで落としてしまうんです。

 

洗い過ぎが原因で皮膚の表面バリアを壊してしまい、弱っている皮膚のバリアを余計に

悪化させることになるからです。

 

石鹸を使わずとも、水だけで十分に綺麗にする事はできますので、洗いすぎには十分注意して下さいね。

 

 

 

ここでは、特にお風呂での注意点についてお話しました。

実際にお子さんがアトピーをお持ちですと、お子さんのアトピーを良くするために

何かしたい!という強い気持ちから色々な事をしてあげたいですよね。

 

でも、アトピーというのは赤ちゃん自身で健康的な肌と身体になるために起こってる事

を覚えていて下さい。

 

お子さんが寝た後にポリポリと掻く音が聞こえてしまっても、

肌を強くするための行動だと思って、不安や焦りを感じることはありません。

 

また、アトピーを悪いものだと思わないで下さいね。

何かしなければ、と焦る気持ちも出てくるとは思いますが、気長にアトピー改善を待つのも手です。

 

もし、改善しない、という場合には当院、愛YOUカイロプラクティック院でも

アトピーの施術は行っておりますので、お気軽にご相談下さい。

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