アトピー性皮膚炎
赤ちゃんの柔らかな肌はとてもデリケートでトラブルがよく起こってしまいます。
乾燥しているだけなの?それともアトピー?心配になりますよね。
今回は、赤ちゃんのアトピーの特徴を紹介します!
これってアトピー?
乳児湿疹と言われてたけれど、アトピーになったらどうしよう?
そんなお悩みを解決します!
アトピーの特徴は
・痒みがある
・湿疹が2カ月以上(乳児)続いている(その他は6ヶ月以上)
・頭や顔以外にも湿疹ができる
・湿疹の症状が様々
などがあります。
湿疹の症状は様々で、ジュクジュクした湿疹もあれば、カサカサして乾燥した湿疹、皮膚や耳が切れていたり、頭にかさぶたができるなどがあります。
乳児のアトピーは湿疹が2ヶ月以上良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら続きます。
もし、1週間や1ヶ月で落ち着くようならそれは乳児湿疹かもしれません。
2ヶ月以上続くようならアトピーの可能性が高いです。
乳児湿疹は、比較的早く発症して早く良くなります。
判別方法として他には、痒みがあったり、湿疹がでる箇所の偏りによってアトピーと判断します。
赤ちゃんのアトピーの原因は?
・皮膚のバリアー機能が弱い
人は、皮脂膜やセラミドなどの保湿成分によって皮膚をバリアーしています。
こうして保湿して皮膚の水分をキープすることで外からの刺激から皮膚を守っています。赤ちゃんは、皮膚のバリアー機能がまだ未熟で外からの刺激にとても弱い傾向にあります。肌が乾燥しやすく、保湿が十分でなくカサカサの状態が続くとアトピーになってしまうのです。
・アレルゲンを含んでいる食べ物
赤ちゃんは消化器の機能もまだまだ未熟です。
そのため、アトピーを引き起こすアレルゲンに反応しやすく、食事によってアトピーの症状がでる赤ちゃんが多くいるのです。特に注意すべきなのが、卵白。
他にも、乳製品や大豆製品、米や小麦、そば、魚にも注意が必要です。
成長につれ、消化器の機能も発達し、徐々に食べ物による反応は出なくなっていきます。
・アトピー素因
アトピー素因とは、
1. 家族歴・既往歴
気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー 性皮膚炎のうちのいずれか、あるいは複数の疾患がある人
2. IgE抗体を産生しやすい素因があること
IgE抗体とは、アレルギーのように免疫が過剰に働く状態を起こす体の中にある物質のことを言います。
このアトピー素因は、ある程度遺伝すると言われています。
しかし、アトピー素因を持っているとアトピーが必ず発症する。という訳ではなく、アトピー素因を引き継いでいたとしても、アトピーにならない人も多くいます。
アトピー素因は、アトピーの発症に関係していますが、実際は、生活環境などが大きく影響するので、アトピーは遺伝するとは言えません。
さいごに
赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。
赤ちゃんは体温調整機能が未発達なために寒暖差にとても弱く、少しの汗であせもができたり、湿疹ができたりします。離乳食の時期にはアレルギー反応が肌に出たり、沐浴の際、石鹸をかえただけでも反応してしまいます。
赤ちゃんは少しの刺激で肌が赤くなりやすくブツブツのできやすいのです。
こちらを見ていただいているお母さんの中には、小児科にかかっても【乳児湿疹】です。といわれて保湿剤とお薬を混ぜた塗り薬を処方され経験があるのではないでしょうか。
乳児湿疹は、衛生面に気を付けて生活していれば自然と治まってくることがほとんどです。
あまり神経質になりすぎず、清潔を心掛けて過ごしましょう。
赤ちゃんの様子をよくみてあげて赤ちゃんの期限が悪くなったり、ぐずったりすることが頻繁に起こるようなら小児科や皮膚科を迷わず受診しましょう。
アトピーは体内循環が大きく影響していますので身体のバランスを整えることで体内循環を正常に整えることが出来ます。
赤ちゃんにも安心な痛くない施術をいたしますので、お薬だけで改善しきらないとお悩みのお母さん!ぜひ愛YOUカイロプラクティック院にご相談ください。