アトピー性皮膚炎
副腎はどこにある臓器でしょう?
アトピーの原因はいろいろありますが、今回は内臓について書いていきます。
内蔵の中でも副腎という臓器との関係をご紹介します。
「副腎(ふくじん)」って聞いたことがありますか?
実はこれ、めちゃくちゃ大事な臓器なんです!
副腎とは、左右の腎臓の上にあり、小さい三角形の形をしています。
副腎は外側の皮質と呼ばれる部分と、内側の髄質と呼ばれる部分から構成されており、体に必要不可欠なホルモンを分泌しています。
副腎が疲労して正常にホルモンが分泌されなくなると、ストレスに弱くなったり、体内の水分調整が滞ったり、血流が悪くなったりして、免疫力が低下し、身体にも悪影響が及んでしまいます。
アトピーとの関係
アトピーの人はこの副腎疲労が起こっていることがあります。
アトピーの改善にはこの副腎の働きを正常化させ、免疫力を高めることが必要です。
アトピーになると、ステロイドを塗り薬としてもらったり、使っていたりしますよね?
副腎ではコルチゾールという、ステロイドホルモンが分泌されるので、正常に機能すれば、ステロイドを服用する必要はないのです。ステロイドを使わなくても皮膚の炎症は抑えることが出来るんです!
ステロイドを長期的に服用していると、副腎の機能はどんどん低下していき、ステロイドをやめた時にまたぶり返すということも良くある話です。
副腎疲労の起こる訳とは?
副腎の働きをもう少し細かく見ていきましょう!
血糖値の維持 免疫機能の調整 自律神経の調整 ストレスから体を守る 抗炎症作用 水分の調整 解毒作用 睡眠のコントロール 腸内環境の正常化
まだまだありますが、見るからに大事な役割がたくさんあります。
では、どうして副腎疲労が起こるのか
副腎疲労の原因は、シンプルに副腎の使いすぎです。
今の時代の生活は、気付かない間に副腎を使いすぎる生活習慣になっています。
例えば、コンビニやお惣菜を買って食べたり、ジュースやお菓子をよく食べる、魚をあまり食べなくなった、朝ごはんはパンとコーヒー、寝る直前のテレビやスマホ、喫煙や飲酒などでも副腎は使われ、疲労します。
これは副腎疲労に繋がる生活習慣のほんの一部ですが、これだけでも当てはまることがあったのではないでしょうか?
また、副腎の機能が低下していれば、他の内臓にかかる負担も大きくなります。
腸や肝臓の機能も低下してしまいます。
逆も然りで、腸や肝臓の機能が低下していると副腎にもそれだけ負荷がかかるので、腸や肝臓の機能低下にも注意やケアが必要です。
内臓機能低下の共通点は?
副腎も腸も肝臓も機能が低下する原因はいろいろありますが、共通している点もあります。
・乱れた食生活 ・骨盤、体の歪み
上記には、特に注意が必要です。
食生活は、「これを食べるようにする」というよりは「これは食べないようにする」ということに焦点を当てるべきです。
では、どのようなことを気を付ければよいのでしょうか?
こちらです👇。
・砂糖などの甘い物 ・加工食品、化学調味料、人工甘味料 ・カフェイン入り飲料 ・グルテンフリーを選ぶ ・過度の糖質制限をしない ・乳製品を摂り過ぎない ・アレルギー反応が出る食材を一時的にやめる ・タンパク質を摂り過ぎない
たくさんありますよね…これらに気を付けると最終的には、「和食」にたどり着きます。やっぱり食生活は大切ということですね!
アトピーの改善には、副腎の機能の回復が必須と言えるほど大切です。
さいごに
骨盤や身体の歪みもとても関係しています。
骨盤や身体が歪むと、筋肉に過度なストレスがかかったり、内臓も下垂したり(下に落ちてきたり)、内臓が硬くなって機能が低下するなど歪みから、筋肉、内臓にまで負担がかかります。
そのためには、他の内臓や体の歪みも調整することが必要です。
愛YOUカイロプラクティック院では身体の歪みの調整はもちろん内臓の調整も得意にしております!
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