整体の後のだるさは良い反応?3分でわかる好転反応と揉み返しの違い
☑整体やマッサージに行った後、身体がだるくて仕方ない ☑ぐいぐい押される系のマッサージや整体が好きだが、 終わった後必ず余計痛くなったりだるくなったりする ☑揉み返しは効いている証拠だと思う
あなたは整体院やマッサージへ行った後、身体がだるくなった経験はありませんか?身体を癒すために行ったのに、だるくなるなんて・・・と思うことはないでしょうか。もしくは、ゴリゴリ押してもらうマッサージが大好きだけど、次の日に揉み返しが来ないと効いた気がしないとは思っていないでしょうか。
今回はそんなあなたに、揉み返しが本当はどういうものかお話しします。原因が分かれば別の対処方法が見つかるはずです。
👋マッサージに行ってもその時は気持ち良いけど、いつも身体がだるくなって良くなっているかどうか分からない方
👋揉み返しってよく聞くけど本当のところどういう状態なのかが分からないという方
ぜひ最後までお読みください
揉み返しって具体的にどういう状態?
ぐいぐいゴリゴリと力を入れてマッサージされるのは、気持ちが良いですよね。力を入れて揉まないと、効かないような気がするという気持ちもよく分かります。そのとき、身体にどのようなことが起こっていると思いますか?
筋肉は繊維の束になって集まり、その繊維の束は筋膜という袋状の膜につつまれています。コリは筋肉が緊張して、硬くなっている状態なのですが揉みほぐそうとして強い力を入れると、筋膜が破れて繊維が裂け炎症を起こします。これが揉み返しです。
裂けると言っても、筋肉は再生する力があるので心配はいりません。けれど、実は再生するときに筋肉は更に固くなってしまうのです。そしてまたコリを感じてマッサージへ行く→揉み返しが起こる→筋肉が固くなる・・・という悪循環のループに陥ってしまいます。
つまり、揉み返しは筋肉にとって良いものではないということ、さらに言うと揉み返しが起こるほど強くマッサージするのは筋肉にとっては辛い状態です。
揉み返しとは違う体のだるさの正体は好転反応?
では、そんなにぐいぐいゴリゴリしていないのに体がだるくなったり、場合によっては微熱が出たり・・・というのは揉み返しでしょうか?実はこの状態を揉み返しと混同している方が多いのですが、揉み返しとは別物で「好転反応」と呼ばれる反応です。
どう違うかというと、揉み返しは筋肉が傷ついているのに対して、好転反応は身体のバランスが変わり、使う筋肉も変わってくるために起こる「身体のバランス回復反応」なのです。その反応は様々で、元々強いコリを持っている人、強いストレスを感じている人ほど強く起こります。
✅眠気
✅排便や排尿がいつもより多く出る、または色が違っている
✅倦怠感が強くて動きたくない
✅喉の渇き
✅微熱
✅汗が沢山出る
などです。
揉み返しとは違うため、ソフトタッチの施術でも好転反応は出ますが、身体のバランスに対応するための反応だなと思い、不安を感じることはありません。施術当日~翌日ごろにかけて反応が出ますが、長くとも3日ほどで収まってきます。排泄を促すために、水分補給はしっかり行いましょう^^
まとめ
揉み返しと好転反応の違いはお分かりいただけたでしょうか。揉み返しが筋肉を傷つけているというのは、驚きかも知れませんね。よくしようと通っているマッサージで、癒されるどころかそんなことが起こってしまっては本末転倒です。揉み返しがないと効いてないというのも、間違った認識です。
マッサージやぐいぐい刺激を与える整体院で、揉み返しがある場合はあなたの大切な身体を傷つけないためにも、ソフトタッチの施術をしているところへ変えてみるのも一手です。身体に合った施術を行ってくれる場所で健康になりたいですね^^