O脚


あなたのO脚はどのタイプ? O脚の種類を知ろう

☑ 鏡を見るたびに自分のО脚にため息がでてしまう
☑ 短いスカートや細身のパンツスタイルは恥ずかしくてはけない
☑ 脚の形だけでなく、お尻が垂れ下がっているのが気になる
☑ 歩くと脚が疲れる・むくむ

【日本人のO脚の方の8割が上記のような悩みをもっている】というデータがあります。
この割合で考えると、周りを見渡すとO脚の方だらけということになりますが、ではO脚はどの人もみんな同じ形なのでしょうか?

そもそも、O脚とは立った時に前から見て、脚の形がアルファベットの「O」のように外に広がっていることであるのは広く知られていると思います。それならば、O脚はみんな同じ形に決まっている!と考えてしまうのは当然です。

 

しかし、実は一言でO脚と言っても、
原因やねじれの違いにより
色々なパターンがあるのです。

 


O脚は4つの種類に分けられる

① 股関節O脚                     

 

このO脚の特徴は、両脚をそろえて真っ直ぐ立った時、太ももの付け根の骨が骨盤よりも出っ張ってしまう状態です。

正面から見ると太ももの間が開き、四角いすき間が出来てしまいます。太ももの付け根の骨(大転子・だいてんし)が股関節から外側にずれ、それにより、ももやお尻の肉も同様に外側に引っ張られるので横幅が太くなり、垂れ下がってしまい下半身太りになります。

 

② 膝下・股関節ダブルO脚                        

O脚の人の中で最も多く、若い人から年配の方まで見られるO脚です。

上の二つのO脚が同時に起こっていて、足を揃えて立つと両太もも~両膝~ふくらはぎの間が空いてしまいます。膝も太ももの付け根の骨も外側にずれていくので、どちらにも余分な脂肪がついて①のO脚よりもさらに下半身のバランスが悪くなります。

また、膝下も股関節も開くことで、上半身のバランスも崩れやすく頭痛や肩こりなどの症状を引き起こしてしまいます。

 

③ 膝下O脚

 

このO脚の特徴は、両太ももはくっつくのですが、両膝から下とふくらはぎがつかないタイプです。

まっすぐ立った時に膝下が大きく外側に膨らんだような形になっています。
膝の外側にある「腓骨頭(ひこつとう)」という骨の部分が外側にずれてはみ出し、進行すると自分でも触れるくらいに出っ張ります。それに伴い、すねの外側に余分な筋肉や脂肪がついて発達した太い脚になってしまいます。

④ XO脚

その名の通り、X脚とO脚が同時に起こっている状態です。

具体的には②と違って両膝はくっつくのですが、太ももの内側とふくらはぎの内側がくっつかず、外側にはみ出しています。つまり膝から上がO脚で、膝が接点となり、アルファベットの「X」のように見えるためこのように呼ばれています。

このタイプの方は猫背で腰が反っていることが多く、太ももやお尻の外側、ふくらはぎの外側が発達して太くなってしまうのが特徴です。欧米人に多い体型で、腰の反りすぎによる出っ腹や出っ尻になってしまうのです。

 


O脚になってしまう原因は?

4種類のO脚についてお話しましたが、それぞれどのような原因で起こってしまうのでしょうか。

① 股関節O脚=「反り膝」

このO脚は、大きな原因に「反り膝」であることが挙げられます。
「反り膝」は「反張膝(はんちょうひざ)」とも呼ばれ、膝が伸びきった以上に後に反っている状態です。

膝は本来、少し曲がっている状態が理想です。しかし女性は特に、歩き方やヒールを履く機会が多いため反り膝になりやすいのです。反り膝になってしまうと、膝のねじれが大きくなり大転子が股関節から外側にずれていきます。

この反り膝は、人によっては「見た目が綺麗なので直したくない」と思う人もいますがO脚だけではなく身体の歪みの元凶となります。

 

② 膝下・股関節ダブルO脚=「反り膝」+「ねじれ歩き」

このタイプのO脚は「反り膝」に加えて、「ねじれ歩き」のストレスが倍増されて、脚全体が開いた「膝下・股関節ダブルO脚」になってしまうのです。

膝の力が弱くなったご年配の方に多いのですが、最近では外反母趾、浮き指、扁平足で足裏が不安定になり、膝を伸ばしきって歩く若い人にも見られます。

 

③ 膝下O脚=足先が外方向に向いてねじれている

このタイプの大きな原因は歩くときに、足先が外方向に向いてねじれているためです。

なぜねじれて歩いてしまうかというと、足裏に理由があります。例えば外反母趾や扁平足だと、足裏がしっかり踏ん張れないため足の指でまっすぐ蹴って歩くことができません。

そしてねじれて歩き、膝の外側の骨「腓骨頭」がどんどん本来の位置からずれ、外側にはみ出し膝下O脚になっていくのです。

 

④ XO脚=「ねじれ歩き」+「骨盤の歪み」

XO脚の原因も「ねじれ歩き」にあります。外反母趾や扁平足に加え、脚の筋力低下もねじれ歩きの理由になります。女性は男性に比べて脚の筋力が弱いことがO脚の増加につながっていると言えますね。もう一つが「骨盤の歪み」です。

骨盤が歪むとその下から伸びる太ももの骨もねじれていきO脚になります。そのねじれが影響して骨盤の周りや脚の筋肉が偏ってしまい、下半身太りにつながります。

 


自分がO脚だと気付いていない!? 隠れO脚とは

 

見た感じ、自分はO脚ではないと思う。
そんな人こそ注意してください。

隠れO脚かもしれませんよ。

 

O脚人口8割の中には「隠れO脚」の人もいるのです。
O脚は、立った時の脚の見た目が一番わかりやすいですが、原因は、骨盤や膝や足首の歪みであるため、見た目にO脚が分からなくても、脚が変形している可能性がります。そんな「隠れO脚」こそ、身体に様々な悪影響があります。

例えば、一見O脚とは関係のなさそうな肩こりや背中の痛みや腰痛も、骨盤などの歪みが原因で起こっている場合があります。

 

つまり、
肩こり背中の痛み腰痛
O脚からくる症状
かも知れないということです。

 

上半身の痛みやコリが思い当たる方は、自分がO脚ではないかと疑ってみてください。

 


自分で出来るO脚チェック方法

自分がO脚であるかどうか、セルフチェックしてみましょう。

① かかとの間に、握りこぶし一つ分を空けて立ちます。
② かかとの中心から足の人差し指が15°になるよう、つま先を開きます。
③ 正面を向いて膝をゆっくり曲げます。
④ 膝がどの方向を向くかチェックします。

あなたの膝はどちらを向いていましたか?

膝が外側に開く場合:O脚 膝が内側に閉じる場合:X脚 膝が正面を向いている場合はO脚、X脚の心配はありません。

 


さいごに

いかがでしたでしょうか。
今回は意外と知られていないO脚の種類についてお話しました。

O脚について何となくイメージしていても、種類までは知らない方が多いかもしれません。自分がどのタイプのO脚であるのか分かれば、または、自分はO脚だと認識出来れば対処方法がわかりますね。

 

O脚は単なる見た目の問題だけではありません。
将来的にあなたの身体脅かす症状をつくりだす存在
になる可能性あるのです。

 

日本人の8割がO脚であるというデータが示す通り、あらゆるところでO脚の情報を見聞きすることができます。しかし実は、その中には残念ながら正しくない情報もあります。自分がO脚だと分かってもどうしたら良いのかわからない方がたくさんいます。

そんな時は、おまかせください!

愛YOUカイロプラクティック院は、
あなたの身体に合わせたアプローチの出来る治療院です。
O脚の症状の改善から身体全体の症状まであらゆる身体の不調に対応いたします!

ぜひ、お気軽にご相談ください。

 

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