こんにちは。愛YOUカイロプラクティック院スタッフの尾上です。 

8日は愛媛マラソンでしたね。ランナーの皆様はお疲れ様でした。

当院に通って頂いているランナーの方々も、

本番でしっかりと健闘されていたならば幸いです。

 

当日は風が強かったですね。途中雨も降りましたし、

走る条件としてはかなり厳しかったのではないでしょうか。

 

それでも42㎞もの距離を走り抜けていた皆さんは

本当に凄いと思います。

 

僕は外に出るのすら億劫で……(苦笑) 

さて、今回の話題はマラソンに因んで『走る』という動作について。

 

皆さん、『走る』という動作が実はちょっとした高度な技術ということをご存知ですか?

 

2足歩行で『走る』というのは、訓練しないと身につかない、

後天的な能力なんです。

 

もう少し正確に言うならば、

足と腕の左右を互い違いに動かす走り方が、

ということです。

 

いやいや、私は子供のころから普通に走っていましたよ?

 

という疑問があると思いますが、

保育園や幼稚園、

または家庭で『走る』訓練を受けているから、

物心ついた時には自然と走れているのです。

 

言語と同じで、

赤ん坊の頃から周りの人間の所作を真似て学習するので、

現代社会ではほとんどの場合、

自然と身に着くようになっているのでしょう。

 

日本では江戸時代まで、

『走る』ことは飛脚などの専門職の人間しか

獲得しない動きだったようです。

 

一般の農民などは日常で『走る』必要が無かったためです。

 

歩き方も、いわゆるナンバ歩きだったようです。

 

足と腕の左右を互い違いに動かす歩き方、

走り方が一般に広まったのは明治維新後、

西洋の軍隊の訓練方式に合わせるためでした。

 

それまでの日本人のナンバ歩きは、

人間の構造的には理に適っていて、

速度もずっと早く疲れも少ない、

と優れていた反面、

集団で行進する際などには統制が取り辛ったようです。

 

近代化を急ぐ明治政府は、

国家中枢からとにかく西洋式に変えていきましたから、

軍隊の訓練も西洋式となり、

その際に現在の一般的な歩き方に訓練するようになりました。

 

学校の体育というは基本的に軍隊の模倣ですので、

義務教育を受ける子供たちからだんだんと歩き方が変わり、

『走る』ことが一般的になっていったのだと思います。

 

運動会などで、

緊張した子供が手と足を左右同じに動かしていて可笑しい、

なんて話がありますが、

実はそれが本来の動かし方なんです。

 

では、なぜ手足が互い違いの動かし方が根付いたままなのか、

ナンバ歩きとの具体的な相違点は、といったところをお話したいのですが……。

 

情けない話ですが、

勉強不足でまだ尾上自身がよくわかっていないところが多く、

文章におこせるほどに理解出来ていません(汗)

 

上記のような流れがあった、というところまでで、

興味がある方には自力で調べて頂ければ、と思います。

 

勉強し直して、また報告したいと思いますので、今回はご容赦下さい……。

 

最後になりましたが、

愛媛マラソン出場のランナーの皆さん、

ほんとうにお疲れ様でした!

 

  では、この辺りで。

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