もしあなたが更年期を迎え、
こんな症状でお困りではないですか?
・ほてり、のぼせ
・月経異常
・不安感
・不眠
・イライラ
・焦燥感
・顔や頭の汗
・頭痛
・めまい
・動悸
更年期とは閉経の5年前後を言いますので個人差はありますが、一般的に45~55歳となります。
当院に来られる患者様は更年期障害が主訴で来られるというよりは、他に主訴があり来院されてお話を聞いていると更年期障害もあるという方が多いように感じられます。
さらに更年期だから仕方ないとか、薬を飲んでいますとか言われる方がほとんどです。
身体を整えることにより更年期障害も治まっていくと知らなくて、諦めているようにも見えました。
そこで更年期障害に書こうと思い立った訳です!
◆更年期障害の原因◆
更年期障害は自律神経の乱れや、ホルモンバランスの乱れが原因で起こると言われています。
女性は卵巣でエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌します。いわゆる女性ホルモンです。
更年期になるとこの両方のホルモン分泌量が落ちてきます。
そのため、ほてり、月経異常、不安、不眠、イライラ、焦燥感、倦怠感、発汗、頭痛、動悸、めまい、耳鳴りなどの症状を実感します。
ここで大切になってくるのが「副腎」です。
◆副腎の働き◆
女性ホルモンと呼ばれるエストロゲンとプロゲステロンは卵巣で作られていることは多くの方が知っていると思いますが、実は「副腎皮質」と言う場所でも作られています。
更年期になると卵巣で作られる女性ホルモンの分泌量は落ちてきます。
閉経後3年もするとホルモン分泌量はさらに激減します。
エストロゲンは通常時と比較して40%、少ない人は10~20%になります。
プロゲステロンに関してはなんと0%になってしまいます。
ここで重要になってくるのが「副腎」というわけです。
「副腎」は女性ホルモンの他に、糖質コルチコイドと電解質コルチコイドというホルモンも作っています。
・糖質コルチコイド
たんぱく質を分解し糖を作る
炎症を抑える作用がある
・電解質コルチコイド
体内のナトリウムイオンとカリウムイオンのバランスをとる
糖質コルチコイドと電解質コルチコイドは抗ストレスホルモンとも呼ばれ、ストレス時に多く分泌され
ます。
この働きがなくなると人は一週間で死んでしまうと言われている重要なものです。
ストレスがあると副腎は糖質コルチコイドと電解質コルチコイドを出し続け、副腎機能低下症という症状が出てきます。
そうなるとひどい場合は疲労感、めまい、耳鳴り、難聴、脱力感、喘息、胃潰瘍、不眠症、頭痛、動悸など自律神経失調症と同じような症状になります。
ストレスが多いと副腎は糖質コルチコイドと電解質コルチコイドを作るのが優先になり、エストロゲンやプロゲステロンを作るのが後回しになってしまいます。
副腎で作られるエストロゲンとプロゲステロンは少量ですが、更年期の女性にはそれが重要になってきます。
卵巣にかわって女性ホルモンを作る副腎皮質がストレスで疲労していると女性ホルモンを作れなくなってしまって更年期障害で不快な症状が出てきてしまいます。
◆更年期障害の施術◆
更年期障害はまずストレスを取ることが必要不可欠になってきます。
・心理的ストレス
・身体の歪みのストレス
・栄養素の過不足、化学物質のストレス
これらが代表的なストレスになってくると考えます。
当院ではまず身体の歪みのせいで体にかかっているストレスを取り除いていきます。
そして自律神経を整え、副腎の働きを促進するために内臓調整の施術をしていきます。
身体と心も繋がっていますので、身体のストレスが取れると心理的なストレスも緩和されていきま
す。
あとは睡眠、運動、食事も大切になってきます。
これは更年期障害に限らず人間にとって必要です。
・ビタミン、ミネラル、バランスの良い食事をとりましょう。
・亜鉛はホルモンバランスを整える働きがあります。女性は亜鉛不足になると女性ホルモンの働き
が悪くなったり月経異常を引き起こします。
・軽いウォーキングなど適度な運動をしましょう。
・ご自分に合ったリラックス方法を生活に取り入れましょう。
こうすることによって更年期障害の症状が改善されていきます。
更年期だから仕方ないとあきらめないで、一緒に快適な生活が送れるように頑張りましょう。
当院は更年期障害で悩んでいるあなたをサポート致します!