突然、肩に激痛が…。その痛み、五十肩かもしれません!
そもそも五十肩の正式名称というのは「肩関節周囲炎」といい、肩に炎症が起こっている状態です。
また、四十肩、五十肩と呼ばれるように、40代以降が発症しやすい症状です。
五十肩を放っておくと、夜、肩が痛くて眠れなかったり、肩が上がらず、日常生活に支障をきたしてしまいます。
そうなる前に、これからご紹介する体操で筋肉をほぐしておくとある程度は改善できますので、しっかりとほぐしておくましょう!
でも、症状が重い方は無理せずに安静にしておいて下さいね。
主な症状
五十肩の症状は大きく分けて二つあり、「急性期」と「慢性期」に分けられます。
〇急性期
急性期の五十肩の場合、激しい痛みが特徴です。
特に、寝る時に痛みが起こる場合が多く、寝返りでさえも激痛が走り、思うように睡眠がとれなかったりという事が挙げられます。
しかし、この痛みは長く続くわけではなく、ほとんどの場合、数日で収まります。
また、この急性期の痛みは徐々に弱まっていき、2週間ほどで慢性期の痛みに変わります。
急性期の間はできるだけ重い物を持たないようにしたりと、肩の負担を減らして下さい。
〇慢性期
慢性期の場合は、急性期のように激しい痛みが伴う訳ではないけれど、腕の可動域が狭くなってしまいます。
痛みはそこまでひどくはないけれど肩が上がらない、という状況ですね。
筋肉が収縮し、凝り固まっている状態ですので、この時に、筋肉をほぐす体操を行うと効果的です。
体操で五十肩を改善!
具体的な体操のやり方について、触れていこうと思います。でも、急性期のような激しい痛みがある方は組織を痛めてしまう可能性があるので注意して下さいね。
そのやり方として最初に、四つん這いになります。
この時、背中のラインと地面が平行になるようにします。そして、その状態から背中を天井に近づけるように自分のお腹を見ながら腰を曲げます。
この時、息を吐きながら行うようにして下さい。
というのも、息を止めてしまうと筋肉が硬直してしまうんですね。
また、息を吐きながら行うことによって、筋肉の収縮や伸長が効率良く行うことができるということも狙いです。
その状態から今度は、逆におへそを地面につけるイメージで腰を反っていきます。
この時は先程とは逆で息を吸いながら行って下さい。
この体操を行うことにより、血流が良くなるとともに筋肉がほぐれ、痛み軽減が期待できます。
ここでは、五十肩を改善するための体操についてご紹介しました。
実際に五十肩は四十代以降が最も発症しやすいと言われていますが、
肩周辺の疲労などにより若い人が発症することも最近では増えてきています。
原因は加齢以外にも、体のゆがみや慢性的な疲労があります。
身体のゆがみというのは自分自身ではなかなか気づきにくいですのでどうしても痛みが取れずに困っている!という方は当院、愛youカイロプラクティック院でも五十肩の施術は行っておりますので、お気軽にご相談下さい。