こんにちは。愛YOUカイロプラクティック院でございます。 お客様より喜びの声を頂きましたので、紹介致します。

11歳 小学生
急にお腹が痛くなり下しやすい 膝、肘に痛みが出やすい しもやけができやすい

  なぜかいつも急にお腹が痛くなって下しやすく、その痛みもながく続くご子息の事を心配されたお母さまが当院へご相談にお越しになりました。
  自律神経の乱れで腹痛を起こすこともありますが、自律神経が原因の場合、頭痛や不眠がよく併発されることが多いですが、診察時それらは無いとのことでしたので自律神経の問題というよりは体の構造的なトラブルが大きく関わっていると考察しました。

 

  まず、立ち姿勢を診させて頂いたところ、座っている時も猫背、立っている時も猫背になっており、姿勢が良くない事がわかりました。特に立っている時の猫背は反り腰で骨盤が前傾となり骨盤で受け止めているはずの内臓が支えられておらず、全体的に下に下がりやすい状態となっていました。お腹が痛くなる原因は、腸よりも上にある内臓が下がってくることによって腸が圧迫されていたからなんですね。
  なぜ急に痛くなるのかというと、それは腸の蠕動運動にあります。腸には食べた物を動かし排便させる働きがありますが、圧迫されて既に苦しい腸が物を入れたくない状態になり、早く腸を動かして腸外へ食べた物を送り出そうとする腸の素早い動きの結果、早く行われる蠕動運動が痛みとして体に現れていました。そして食べた物を早く輩出しようとするので消化不良がおき下痢になりやくなっていたわけです。
  そこで骨盤を真っ直ぐに起こしてバランスのとれた状態にすることにより、内臓がしっかりと支えられる状態になれば改善がみられると考え、施術を行いました。

 

  経過は、1回目、2回目は変化があまり感じられないとの事でしたが、3回目でお腹の張りが取れて、姿勢も前傾姿勢の具合が軽くなってきました。5回目の施術では、お腹の痛みは出るけれど、痛みの続く時間が減り、施術前より痛みの感覚がかなり短くなったと実感して頂けました。6.7回目は今までの頻度ではお腹の痛みは出なくなったとのこと。そこで、少し間隔をあけて施術をすることにより、調整を行っていきました。
  最終的に11回の施術でお腹を下すことが無くなり、症状が治まるようになりました。

 
  そして、姿勢を整えていく過程で立ち姿勢のバランスをみた時に左足の動きが悪いために右足に偏るような立ち方をしやすくなってしまい、余計な負荷が掛かり、膝の内側に痛みがでていることも分かりました。
姿勢が良くなると無駄な負荷が掛からなくなるため血液循環も阻害されることなく末端まで血液がいきわたりますので、しもやけのシーズンもきっと困らず過ごすことができますよ。体のバランスを整える事によりすべての症状が改善されましたね。
  当院はお客様の困りごとをしっかり受け止めてしっかりサポートしていきます。これからも何でもご相談ください。

 

お腹が頻繁に痛くなっていましたが、今ではほとんどありません

お腹が頻繁に痛くなっていましたが、今ではほとんどありません

快く写真を撮って頂きましてありがとうございました!

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知っていますか?猫背になるとおなかが痛くなります。

  猫背の人の座り方を見てみましょう。
自然に座った状態で背中が丸まってしまう人は腰のところがカーブがきつい状態になっています。とくに腰椎部分、胸椎にかけての胸腰移行部というところの後弯がきつくなるような座り方をしています。

  ただ、この状態から立ってみると、逆転して反り腰になってしまいます。腰椎が前に入っていくような状態ですね。この座っているときは丸まってしまうのに立つとそってしまう状態は矛盾しているようなんですけど、実は、腰椎が沿って前に倒れている前傾の状態で固まってしまっているので、座ろうとしたときに腰を落とすと、背骨がそのまま引っ張られて猫背の状態になってしまいます。つまり、前傾姿勢のそり腰で立っていることが癖になると、必然的に猫背になるということですね。

 

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そり腰がおなかを痛くする?

 
  では本題です。
  なぜ、前傾姿勢がおなかの症状につながるのでしょうか。

 

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  おなかには内臓、腸などがおさまっています。骨盤が、立っているときに前傾すると、骨盤で受け止めているはずの内臓が、でろ~んと下に落ちちゃうんですね。もちろん落ちるといっても腹膜があるので落ちきるわけではないんですけど、胃だったり、肝臓だったり、腸の上には大きな臓器がありますが、これらも引っ張られて落ちてくるので結果的に下で腸が圧迫を受けるようになります。


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  そうなると、腸は蠕動運動で排便させていく動きをする際に、圧迫を受けているので、お腹はすでに苦しい状態にあります。腸の具合が悪いので、あまり物を中に入れたくないので痛みを起こして(蠕動運動を早くして)早く排便させていこうという働きをします。
  だから、この前傾状態の姿勢でいると、腸が圧迫を受けて急におなかを下しやすいという状態が出来上がってしまうのですね。
  したがって骨盤を起こしてまっすぐした状態、バランスの取れた状態にしていくことで改善がみられるということです。

 

  • まとめ
    ・そり腰の前傾姿勢が猫背をつくる。
    ・前傾姿勢だと内臓がうまく支えられず腸が圧迫されて腹痛がおきる。
    ・ 骨盤を起こし、全体の身体のバランスを整えることで内臓が正常に支えられる
    ようになり通常通りの腸内運動ができるようになり、腹痛がなくなる。

 

 

 

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