腰痛1
仕事中に変な姿勢をした時に腰が痛い!
仕事中にストレッチのつもりで少し腰をねじりながら反るような動きをして、
「痛っ!」
それからというもの仕事中ずっと腰を気にしながら仕事をしている。
そんなの嫌ですよね?
「若いうちは少々無理をしても大丈夫だったが、30を超えてから無理するとダメですね。」このような感じで、歳をとったせいで腰を悪くしたと思っている人がとても多いです。まぁ、間違ってはいません。
ですが!60歳、70歳でも腰痛なく元気な人もいますよね?
すなわち体が健康である限り、何歳になっても腰が痛くなったりすることはないのです。
では、腰以外は健康だと思うけど?という方はどうでしょう?
理由はシンプルで体のどこかに不具合が起きていて、それをかばいながら無理な体の使い方をしてしまうから腰が痛くなるのです。
もみほぐしに行ったり、整体に行ったりしてもそのときだけは楽になるけどすぐ元に戻ってしまう。そんな経験をしていませんか?
もっと根本から良くしたいですよね?
仕事中に気になる腰痛も根本から改善していくことはできます。
まず、その為には、腰が痛くなる原因から話をしていきますね。
どうして腰が痛くなるのか!?
体に異常がないなら、腰を反ったり、ひねったりしても痛みが出ることはないですよね?ということは、体のどこかに問題があるのです。
揉みほぐしや整体で腰回りの筋肉をほぐしてもらうと確かに気持ち良くて楽になりますが、実はこれでは本当の意味での改善は難しいです。
なぜ、改善がむずかしいかというと、腰が痛い原因が実は腰ではなく、
・足首にあったり ・膝にあったり ・股関節にあったり ・骨盤にあったり・・・etc
と腰以外のいろいろな所が原因となって腰痛が出ていることがほとんどだからです。
つまり、
腰痛の原因は、ほぼ腰にはないのです!
腰をマッサージしても本当の原因である部分、例えば、足首や膝などの異常を改善しない限り、腰の痛みはぶり返し出てくるのです。
膝のねじれから腰痛?! ~膝と腰痛の関係~
膝がねじれているとそれが原因になって腰が痛くなることがあります。
膝と腰ってあんまり関係なさそうですよね?
膝のねじれで有名なのがО脚やX脚、XО脚というのもあります。
これは膝のねじれがかなり進行した状態です。
たとえ、О脚やX脚ではなくても膝が内にねじれていたり、外にねじれていたりします。
太ももには、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)という体の中で一番大きい筋肉があります。この筋肉は腸骨(骨盤の一部)や大腿骨から膝を通って、脛骨(けいこつ)というすねの内側の細長い骨にわたって付いてているんです。
脛骨は膝下の骨なので、膝がねじれてしまっていると大腿四頭筋も引っ張られてしまいます。膝のねじれが字解消しない限り、常に大腿四頭筋が引っ張られている状態になってしまいます。すると次第に筋肉が疲労して固くなってしまいます。
体の中で一番大きい筋肉なだけあってこの大腿四頭筋が固くなってしまうと、先ほど骨盤にもついていると言ったように骨盤が突っ張り、負荷がかかってしまうのです。
今度は引っ張られて歪んでしまった骨盤が大腰筋や腰方形筋などの腰回りの筋肉を引っ張ってしまって、足も腰もカチカチの状態が出来上がります。
普通に動かしても無理に動かそしている状態になっているので、筋肉が炎症を起こし、痛みが出てきます。
膝のねじれから体全体に大きな歪みがでることもよくあります。
腰がしんどいから腰を触ってくれと思うかもしれないのですが、
再発のない根本的な改善を目指すうえでは、
膝の調整は欠かせません。
実際に腰を触らなくても膝を触ったら腰の痛みがなくなったという人もよくいます。
次回も腰痛を治療するうえで調整がかかせないところをピックアップしていきますね!