腰痛2


腰痛の意外な原因

今回も前回に引き続き、腰痛の意外な原因について書いていきますね。

 

◆ふくらはぎの固さ◆

ふくらはぎ(=足)って、「第二の心臓」と言われるのを聞いたことありますか?
ふくらはぎは心臓と同じようにポンプの役割をしていて、足元に降りてきた血液を押し上げるので、第二の心臓と言われているのですね。

ふくらはぎは、使いすぎたり、疲労が溜まったりすると硬くなるんですけど、
硬くなったら動きが悪くなってポンプの力弱くなるんですよ。

 

硬くなる=動作鈍くなる
という作用がうまれます。

 

そうなってしまうと、体全身の血流が悪くなって、筋肉に血液が行きにくくなり、
血行不良による痛みが出てしまいます。
ふくらはぎの硬さは、腰の痛みはもちろん、他のところにも影響を与えてしまうことがあるので関係なさそうで意外と重要なところなんです。

 

◆腰痛になりやすい座り方◆

座り方も腰痛を引き起こす原因になります。
実際に椅子に座ってみて下さい。

足を広げて座っていませんか?

お仕事で座っている時や運転している時もチェックしてみてください。
これは特に男の人に多いです。とは言っても、女性は心配ないというわけでは無いので気をつけてみてくださいね。

股関節

足を開いて座ると、股関節にも大きな負担がかかるようになります。
足を閉じていると股関節は骨盤に綺麗にはまっていますが、足を開くとこれが少しずれた状態で重さがかかってしまいます。股関節は骨盤を支えているので、股関節がおかしくなったら、骨盤が歪んで、結果腰が痛くなります。
骨盤が歪むと、骨盤に付着している腰周りの筋肉に負担がかかってしまうのです。

また、座っている時に骨盤を後ろに倒して、座っていると、足は開きやすくなります。
実際に、骨盤を起こした状態と骨盤を倒した状態で座り比べてみると、骨盤を後ろに倒したときの方が、圧倒的に足が開きやすいですよね?これも大事なのですよ!

 

◆鼠径部の固さ◆

腰痛と鼠径部(そけいぶ)の硬さは、密接な関係があります。
鼠径部にも色んな筋肉が通っていますが、最も重要視されるのが「腸骨筋(ちょうこつきん)」です。
腸骨筋は骨盤の内側にぺたっと、くっ付いているのですけど、この筋肉は足を上げたり、姿勢を維持したりする時に使用される筋肉なのです。

腸骨筋の疲労は、前かがみの姿勢とか、デスクワークなどの座り仕事で溜まりやすく、腰の痛みとして感じられることが多くあります。
骨筋が疲労すると猫背が悪化し、腰に負担がかかりやすくなります。

腸骨筋が固い人は、鼠径部にハリや痛みを感じることがあります。
その鼠径部のハリや痛みがもしかすると腰痛を引き起こしているかもしれません。

鼠径部押してみてください。

痛いですか?

痛いようなら腸骨筋硬くなっているかもしれません。

 

◆睡眠時間◆

睡眠時間も腰痛と大きな関係があります。
ついつい夜更かししてしまったりしてないですか?

睡眠時間が少ないのも腰を痛める原因になります。
上から重力がかかっているので、どうしても椎間板に負荷がかかりやすいのですが、その椎間板を回復させるのが睡眠中なのです。
寝る時に横になって一日の活動で溜まった椎間板や内臓など体の疲労を回復しています。

 

つまり、良い睡眠られなければ
疲労が積み重なり、筋肉にも負担がかかります。

 

負担をかけ続けた結果徐々に腰などに痛みが出てくるのですね。

 

 


まとめ

これまであげたように腰痛と一言で言っても原因は色々あります。

☑ふくらはぎの固さ
☑腰痛になりやすい座り方
☑鼠径部の固さ
☑睡眠時間

次回は改善するために必要なことと自分でできるセルフケアについて書いていきますね!

 

 

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