腰痛3
動かした時に痛む腰の痛みを改善するには?
前回お話ししたように腰と言っても色んな所に原因が隠れています。
では、腰の痛みを改善するためには何をすればよいのか、
骨盤を整えて腰椎の位置や関節の柔らかさを取り戻すのはもちろんなのですが、
まずは足首の調整です。
腰が良くないから腰を診てくれと思いますよね?腰が痛いんだから腰を触ってほしい!
確かに痛いところを施術したら痛みがやわらぐような気がするかもしれません。
その気持ち分かります。
腰には根本的な原因がない
ことがほとんどなのです。
3回目の今回は改善法ということで、自分でできるセルフケアをいくつか紹介します。
自分でできる腰痛対策
自分でできるセルフケアですが、
・足首の動きをつけるセルフケア ・脳脊髄液の循環を改善してくれるもぞもぞ体操
というのを紹介します。
まずは、足首の動きをつけるセルフケアです。
◆足首の動きをつけるセルフケア◆
①股関節と膝が直角になる高さの椅子に座り、正面を向きます。 ②足裏を床にべったりつけたまま、足を前後にスライドさせます。
これを、1分以上を1セットで行って下さい。
このときに、かかとが浮いたり、つま先が浮いてしまったりしてしまわないように気を付けてくださいね。かかとや、つま先が浮かない範囲でやってください。
◆もぞもぞ体操◆
名前は可愛いですが効果は抜群のセルフケアになります。
このもぞもぞ体操というのは、脳脊髄液(のうせきずいえき)の循環を改善してくれるセルフケアです。
脳脊髄液と言っても、なにそれ?ですよね?
この脳脊髄液は頭蓋でつくられて、お尻のあたりにある仙骨という骨で吸収されるという順番で循環しています。この体液循環がとても大事なのです!
脳脊髄液の循環は疲労の回復に直結します。
休んだ時に回復できる幅を底上げできます。
では、セルフケアの仕方を説明します。
このセルフケアは仰向けで寝た状態で行います。
1.足の押し出し(10回) まず、仰向けで寝た状態で腰のでっぱり(おへそから45度下のあたりにあります) をみつけて、そこに手を軽く添えて(乗せて)おきます。 この状態で、かかとを突き出します (かかとで物を押すイメージで)これを10回行います。 2.ワイパー(10回) そのまま仰向けで寝たままで腰のでっぱりのところに手を置いた状態で つま先が天井の方を向くようにします。 そこから足先をワイパーのように開いたり閉じたりを繰り返します。 これも10回行います。 3.あご出し(10回) 仰向けで寝たまま今度は顎を天井に向かって突き出すように上げ下げします。 これも10回行います。 4.最後にもう一度1を繰り返します。
どうですか?
すごく地味ですけど効果抜群ですよ!
まとめ
今回紹介した2つのセルフケアで「足首」と「仙骨」、「仙腸関節」を緩めると腰の痛みが落ち着く人もたくさんいると思います。
これ以外にも、これまでに書いた、「膝」や「ふくらはぎ」、「鼠径部」・・・など他のところが原因で腰痛が出ている場合ももちろんあります。
もっと細かいところまで体を整えるにはどうしても整体が必要になります。
腰痛を再発したくない、これから年齢を重ねていくのが不安、このセルフケアを試しても痛みがひかない頑固な腰痛の方はぜひ、愛YOUカイロプラクティック院におまかせください!