本当は教えたくない!

プロ直伝の肩こりマッサージのポイント5つ


 

☑肩こりでよくマッサージに行くが、気持ち良いのはその時だけですぐにまたこる

☑マッサージした後に、揉み返しのような痛みがある

☑肩を強く揉んだら、余計硬くなったような気がする

 

頑固な肩こりでお悩みのあなたは、マッサージをしてこのような経験はないでしょうか。マッサージをすると気持ちが良いですよね。強く揉まないと効かない気がするという気持ちもよく分かります。けれど、そのマッサージは本当にこりをほぐせていると思いますか?今回は肩こりさん必見の記事です!

 

プロの整体師が本当に肩こりに効く、簡単なマッサージ方法をお教えします。実はプロは、肩こりで肩を揉むことはしません。本当は教えたくない極秘情報ですが、あなたの肩こりのお悩みを解消するためです!

 

ぜひ最後までお読みください。

 

 


どうして肩や首を直接揉まないのか?

 

マッサージというと、どうしても肩や首に直接アプローチする方法を思い浮かべますよね。硬くなったところをゴリゴリと揉む・・・想像するだけで気持ちよさそう!

 

けれど、なぜプロは肩を直接揉まないのでしょうか?

 

なぜならば、強く揉むことにより筋肉を包む筋膜が破れて筋肉組織を痛めてしまうからです。これが「揉み返し」という状態です。

揉み返しは効いている証拠だという認識は間違いで、実は筋肉が悲鳴を上げている状態なのですね。

 

また、首の骨・頸椎は自律神経にも深くかかわっています。そのため、首を直接刺激することで自律神経のバランスを崩すことも考えられます。

 

身体のコリをほぐそうとマッサージをして、逆に筋肉を傷めたり自律神経のバランスに影響が出たりしては本末転倒ですね。だからプロは肩や首の筋肉を直接揉むことはないのです。

 

 


マッサージして良い5つのポイント

 

とは言え、自分で簡単にできるマッサージがあればそれに越したことはありません。そこで、本当にマッサージをすべき5つのポイントを伝授します。

 

【ポイント1】鎖骨下筋

鎖骨の下ラインに「鎖骨下筋」という筋肉があります。いわゆるインナーマッスルです。鎖骨下筋は、肩甲骨につながっており肩や腕を動かす動作の時に使われています。

この鎖骨下筋は、長時間のデスクワーク等で猫背になると固まって肩こりの原因になります。鎖骨下筋をマッサージすることで、肩こりも解消するというわけなのですね!

 

 

<マッサージ方法>

① 鎖骨下を押して痛気持ち良い部分を、指で円を描くように
  10秒~20秒マッサージします。

② その後、肩や首が動かしやすくなっているかチェック!

ポイントはあくまで、強すぎない力でマッサージすることです。
強い力を入れてしまうと筋肉を傷めてしまうのは肩と同じですので注意してくださいね^^

 

 

【ポイント2】手のひら

肩こりと手のひら?何の関係があるのか、と思うかも知れません。

実はパソコンでマウスを使ったり、スマートフォンを操作したりという動作で手のひらも疲れて硬くなってしまうのです。そういう方は手がとても冷たくなっていて、血行も悪く冷えを感じているはず。

肩こりも肩の筋肉の血行不良のため、手のひらマッサージをして血行を改善することでコリが和らぎます。

 

 

<マッサージ方法>

テーブルなどに腕を乗せて、手のひらは上を向けます。リラックスした状態で行いましょう。

 

① 手のひらの真ん中:
  中指の下あたりを、反対側の親指で痛すぎない程度に
  圧をかけて縦にほぐしていきます。

② 親指の付け根:
  親指の付け根のふくらみを、反対側の親指で円を描くように
  圧をかけながらほぐしていきます。

③ 小指の付け根:
  小指の下の部分を、反対側の親指で手首から指の方へ向かって、
  圧をかけながらほぐしていきます。

④ 小指側面の付け根:
  小指下の側面を、下から上へ向かって反対側の親指で
  圧を掛けながらほぐしていきます。

①~④まで30秒~1分程度。反対側の手も同様に行います。

 

 

【ポイント3】前腕

前腕も手のひらと同じく、デスクワークや荷物を持って歩くという日々の動作で負荷がかかり筋肉が硬くなりやすい部分です。

 

<マッサージ方法>

① 肘の近くを反対側の手で優しくつかみ、つかまれている方の腕を
  クルクルとひねります。

② 握っている方の手を手首まで優しく圧をかけながら、移動させます。
  

これを2往復します。

 

 

【ポイント4】大腰筋

大腰筋とは胸椎から腰椎の筋肉で、股関節の動きにも関係しています。肩こりと腰の筋肉もまた、大きく関わりがあります。

 

猫背の姿勢が続いて骨盤が前に倒れていると股関節の動きが悪くなり、それに伴い大腰筋も硬くなってしまいます。腰回りの動きが悪いので、上半身だけでバランスを取ろうとして肩に負担がかかり、肩こりを発症してしまうのです。

 

大腰筋はインナーマッスルでお腹を触るため、グイグイと押すマッサージよりストレッチの方が安全です。

 

<ストレッチ方法>

① 脚を前後に開き、後ろに下げた方の膝は軽く曲げる程度にします。
  この状態で膝が床につく場合はそれでも構いません。

② 前側の脚の膝は深く曲げ、膝に手を置き、
  胸を張って腰を前に押し出すように伸ばします。

このとき腰が反らないようにしましょう。腰を痛めます。

 

 

【ポイント5】ふくらはぎ

ふくらはぎが硬いと、全身へ戻る血流が悪くなり結果的に肩こりを引き起こします。ふくらはぎをマッサージするポイントは4ヵ所です。

<マッサージ方法>

① 膝裏の内側
② ふくらはぎの一番盛り上がっている部分
③ そこからやや下の部分
④ アキレス腱

上から下へ、拳を使ってほぐしていきます。痛すぎるのは逆効果ですので、痛気持ち良いくらいの力で行って下さい。

 

 


まとめ

 

今回は、肩を触らない肩こり改善のためのマッサージ方法のお話でした。この方法は、実はプロが教えたくない極秘情報です(笑)。肩を触らずに、肩こり解消なんて本当にできるの?と思っているあなたにこそ、ぜひお試しいただきたい方法です。今まで肩ばっかり揉んでいて、気持ち良いのはその時だけという状態とは違います。この方法で、肩のスッキリ感を感じていただきたいと思います!

 

 

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