子宮筋腫


子宮筋腫が整体で良くなるの?

子宮筋腫という病名は、女性だけでなく男性にも広く知られている病気ですね。
子宮という、女性特有の身体の器官に起こる疾患です。

その子宮筋腫と整体、あまり関係がないように思うかも知れません。
整体は、骨や筋肉へアプローチするイメージが大きいのではないでしょうか。

今回は、子宮と整体についての知られざる関係をお話していきます。
子宮筋腫が整体でどうなるのか、目から鱗のお話です。

 


子宮筋腫とは

その名の通り、子宮の筋肉に発生する良性の腫瘍です。
大きさや場所により、種類があります。

 

子宮筋腫の種類 

 

子宮筋腫の症状

筋腫の出来た場所によっては全く症状が無く、気付かないために検診などで指摘されて初めて知ったという場合も多いです。

症状がある場合の代表的なものは、月経量の多さと月経痛です。
それ以外では性交時の出血、腰痛、頻尿などがあります。

子宮筋腫は女性ホルモンによって大きくなります。
そのため、閉経後は小さくなるので、積極的な治療をせずに経過観察で様子を見る方法もあります。

しかし、多くの女性は筋腫があるとどうにかしたいと思いますよね。

子宮筋腫ができる年齢は、30代~40代。
これから妊娠・出産を迎える時期の女性も多くいます。筋腫が不妊症や流・早産の原因になるかも、と言われてしまうとなおさらでしょう。

 


そもそも子宮筋腫ができるのはなぜ?

筋腫は女性ホルモンで大きくなる、というのは先にお話したのですが、かと言って、女性全員に子宮筋腫ができるわけではありませんよね。子宮筋腫ができてしまう女性とできない女性では、何が違うか?そのお話をしていきます。

 

子宮の筋肉のコリ=子宮筋腫

子宮は、筋肉で出来ていますが腕や脚と違い自分の意志で動かすことはできませんね。自分では動かせない子宮は、どうやって動いているのでしょう?

 

答え自律神経です。

 

自律神経のうちの、交感神経と副交感神経がバランスを取りながら子宮を動かしているのです。

・交感神経=主に、昼間の起きているときや活動時に優位になる神経 ・副交感神経=主に、夜など安静にしているときに優位になる神経

自律神経のしくみ

子宮は交感神経が優位になると、活発に動く臓器です。以前は、副交感神経支配であると考えられていましたが、近年では交感神経支配であるという考えが主流になっています。月経時の経血が外に出るのも、起きて活動している時ですよね。

近頃は夜用ナプキンのCMが盛んなように、睡眠中、副交感神経が優位になっているはずのときにも経血量が多い女性が増えています。これは、実は自律神経の乱れによるものです。このように、月経一つ見てみても、現代女性が自律神経の乱れを抱えている人が多いことが分かります。

特に現代人の自律神経の乱れは、交感神経が優位になりっぱなし、つまり、身体が常にマラソン状態。ちっとも身体が休まっていないのです。

交感神経が優位で働きっぱなしのままだと、筋肉もずっと緊張したままです。

肩こりが肩の筋肉の緊張によるものと同じように、子宮の筋肉も緊張が続い凝り固まってしまう、つまり子宮筋腫ができてしまうと考えられるのです。

 

骨盤の中にゆとりがなければ筋腫が育つ

子宮は、骨盤の中に納まり、支えられ守られている臓器です。身体の中のスペースには限りがあります。限りあるスペースの中で、バランスよく臓器が納まっておらず、身体の歪みや骨盤のズレなどにより押し合いへし合いになるとどうなるでしょうか。

満員電車を想像してみてください。乗客同士がギュウギュウ詰めで、あなたは身動きが取れません。その時、倒れないようにとするあまり、身体のあちこちに必要以上の力が入って筋肉は緊張した状態になっているでしょう。

それと同じことが、身体の中でも起こるのです。子宮筋腫がある状態で、歪みなどから子宮が他の臓器に圧迫されてしまうと、子宮筋の緊張を招き筋腫の成長につながります。

このように、子宮筋腫は単なるホルモンでの病気ではなく、自律神経や身体の歪みが大きく関係していることが分かります。

 


子宮筋腫の治療法は?

とは言え、月経量が多いな、不正出血があるな、これは子宮筋腫だな、じゃあ整体へ行こう!と考える人は正直なところいないと思います。

もしも何かしらの婦人科的な症状があるのならば、やはり最初は病院へ行くのが良いでしょう。月経量が多い、不正出血があるというのは、子宮筋腫に限った症状ではないからです。

病院では内診や超音波検査(エコー)で、比較的簡単に子宮筋腫の有無は分かります。
その上で、子宮筋腫と診断されるとどのような治療が行われるでしょう。

病院での治療方法

年齢、症状、本人の希望により決められます。

子宮筋腫は、いずれ閉経の時期が来れば、小さくなり悪さをしない良性腫瘍です。
そのため、ライフスタイルに合わせ経過観察とする場合も多いでしょう。

ただ、一度できてしまった腫瘍を完全に無くすには手術しかないのも事実です。
妊娠前の女性ならばなおさらのこと、どうすれば良いか悩みも多くなると思います。

 


愛YOUカイロプラクティック院ができること

もしも、一大決心をして手術で筋腫を取り除いたとしても、根本的な筋腫ができてしまう身体の原因が残っていればまたできる可能性があります。

愛YOUカイロプラクティック院では、身体の歪みや骨盤の調整だけにはとどまらず、自律神経の調整もできる整体院として多くの支持を得ております。

これまでも、肩こりや腰痛、頭痛などで来院された方が実は子宮筋腫を持っていて、肩や腰や自律神経の調整をしていくうちに、筋腫が小さくなっていた、検査で何も言われなくなった、症状が落ち着いた、ということがありました。

当院の考える子宮筋腫の治療は、筋腫を取り除くのではなく、今以上に大きくならないように、不快な症状を抑えて快適な日常生活が送れるように、ということを目的としています。

女性特有の悩みで相談しにくい・・・という心配は要りません。女性スタッフもおりますので、ご安心ください。お困りのことを聞かせください。お力になれたらと思っています

ぜひ一度、ご来院ください。

 

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