最近、注目を浴びている骨盤矯正。“骨盤を閉じる”とダイエットや健康にいいと言いますよね。
でも、実際に骨盤を閉じると言われてもピンとこない人の方が多いと思います。ですので、今回は骨盤が閉じる開くとはどういうことなのか、その仕組みや原因についてご紹介します。

 
 

骨盤が開くってどういう事?
 

  そもそも日本人は元々骨盤が開いている方が多いと言われています。欧米のいわゆる白人に比べて、骨盤が後傾している身体の作りになっているので、どちらかと言うと開きやすいのです。
 
  そして、女性は出産時には骨盤が大きく開き、産後、少しずつ骨盤は閉じていきます。正常な骨盤はハートのような形をしており、開くと若干四角い形になってしまいます。“骨盤が開いている”というのは、出産や日頃の癖によって、本来適度に閉まっているべき骨盤が“開きっぱなし”になっているという事です。骨盤が開きっぱなしになると、だんだん内臓が下垂し、ポッコリお腹の原因になってしまいます。また、骨盤の歪みにも繋がってきます。

 

骨盤が開いてしまう原因とは?

 
  これは、前回のブログでもご紹介したように、多くは日頃の癖や習慣、また女性の場合は出産によるものです。特に注意しなければいけないのは、足を崩して座る、いわゆる女の子座りが癖になっている方や、座る時に足を組んで座る方です。他にも同じ手でカバンを持つ、なども原因になりますが、座り方は特に気を付けた方が良さそうです。

 

簡単なチェック方法
 
  自分の骨盤が開いているのか閉じているのか簡単にチェックする方法があります。

  まず、手をついて足を伸ばした状態で座り、全身の力を抜きます。この時、膝は伸ばし切ったままです。この状態で、かかとからつま先にかけて、両足の角度を確認します。
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  80度~90度なら骨盤は正常です。
  90度以上開いている方は骨盤が開き気味だと思った方がいいです。逆に角度が60度位の方は骨盤が閉まり過ぎだと考えましょう。

 
 

  このチェックで、まずは自分の骨盤の状態を知ってから対処法を考えるといいですね。
  骨盤の開きすぎ、閉じすぎはどちらも身体には悪影響ですので、出来るだけ正常な80度~90度に戻せるようにしましょう。

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