お母さん、お子様の夜尿症で悩んでいませんか?

 

◆夜尿症とは◆

 

夜尿症とはつまり「おねしょ」のことです。

小学校入学前までは「おねしょ」、小学生以上は「夜尿症」と言われます。

赤ちゃんの時は昼夜問わずおしっこをします。正常だと5~6才にはほとんどおねしょがなくなります。

それ以降毎晩のように続く場合は体の異常があり「夜尿症」と呼ばれます。

 

 

◆夜尿症の原因◆

 

夜尿症の原因はいくつか考えられます。

 

・ホルモン分泌異常

人は寝ている間は抗利尿ホルモンの作用で尿を作る量が減少します。

ところが夜尿症の子供はこのホルモンの分泌が悪く昼間と同じ量の尿が作られてしまうのです。

 

・膀胱が未熟

膀胱の発達が未熟だと夜作られる尿の量を溜めることが出来ません。

尿を出す力も弱い為寝る前に尿を出しきれず溜められる量が少なくなります。

 

・自律神経の乱れ

睡眠が深すぎておしっこをしたいのに目が覚めず無意識にしてしまいます。

睡眠障害と言えば「眠れない」方が注目されがちですが、副交感神経が強すぎて「起きない」というのも睡眠障害です。

 

・骨盤、仙骨の歪み

夜尿症の子供は骨盤、仙骨、仙腸関節、腰仙関節に問題があるケースが多いのです。

 

骨盤と夜尿症の関係

骨盤と夜尿症の関係

 

 

 

 

 

 

 

 

仙骨は脊柱の土台部分であり全身のバランスをとる重要な部分です。

仙骨は赤ちゃんの時は分離していて成長とともに5つの骨が合体して1つの骨になります。

仙骨が形成される過程で何かしら障害があり正常な形に合体しないこともありますし、尻もちをついて仙骨や仙腸関節や腰仙関節が歪んでしまうこともあります。

仙骨のカーブがきつすぎたり、ゆるすぎたり、腰仙関節の角度が通常は20℃ですがそれ以上になったり以下になってもバランスが崩れてしまいます。

 

夜尿症はちょっとした骨盤のズレで起る症状です

夜尿症はちょっとした骨盤のズレで起る症状です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

骨盤が歪むと膀胱の形成や排泄機能に影響が出てきます。

脊柱の土台が歪むと当然脊柱も歪み、脳脊髄液の流れが悪くなります。

脊柱が歪むと肩甲骨や首の位置が正しい位置からずれるため、肩こりや首こり、自律神経まで影響が及んできます。

 

 

◆夜尿症の施術◆

 

骨盤が歪むことにより臀部、大腿部、下腿部が硬くなっている場合が多いため、まずその緊張している筋肉を緩めていきます。

それから脊柱の土台である仙骨、仙腸関節など骨盤を正しい位置に調整し、全身のバランスを整えていきます。

骨盤を整えることで膀胱の働きを良くしていきます。

骨盤が正しい位置になると脊柱も整い自律神経の働きが正常になりホルモン分泌も整ってきます。

 

 

◆注意すること◆

 

・怒らない

おねしょをした子は心の中で「しまった」と思っています。

怒られてしまっては本人の不安が増すばかりで、怒っても治るものではありませんし、よけい傷ついてしまいます。

焦らず暖かく見守りましょう。

・起こさない

子供は深い眠りをとることが必要不可欠です。

無理矢理起こしてトイレに連れていくのは良い方法とは言えません。

ただトイレに行きたいことを感じているのになかなか起きることが出来ずモゾモゾしていたり、夜中にトイレに行くのが怖くて我慢している場合は一緒に行ってあげてくださいね。

 

 

当院では子供にも痛くない優しい手技で施術を行っていきますので、安心してお越しください!

 

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