突然ですが、膝で次のような症状を感じている方はいませんか?

膝をスムーズに伸ばせない
膝を曲げるときも痛みが出る
足を着く度に膝が痛い
階段の下りが怖い

そう感じて悩まれている方は是非、読んでみて下さい。

 

膝の痛みの原因

まず、膝の痛みの原因は大きく分けて2つあります。

・直接的原因

転倒した際に、膝を直接「ぶつける」「ひねる」ことで膝に過度な負担が加わり炎症を起こしている。

・間接的原因

直接的に膝に過度な負担は加わっていないが、骨盤や股関節、足首の動きが固くなって立ち上がる時や歩く時に膝に負担が集中して加わる。

 

以上の2つが大きな原因ですが、さらに細かく原因を見ていくと、次のような事が考えられます。

1⃣ 変形性膝関節症
2⃣ スポーツ等での膝の酷使
3⃣ O脚・X脚の影響
4⃣ 太ももの筋肉の衰え
5⃣ 過去の怪我の影響

 

多くは足関節の硬さやズレが原因で、歩行時に膝の関節に負担がかかり、膝の痛みを引き起こしている方がとても多く、その症状を放っておくと関節が変形して変形性の膝関節症へと進行していきます。
また、姿勢が悪くなり前傾姿勢で日常生活を送っているとバランスをとる為に膝を曲げてしまって膝に負担が集中してしまいます。多くの場合、間接的原因で膝の痛みが起こるので、膝の施術だけをして骨盤や股関節、足首の動きが固くなったままで症状が改善されないケースが多くあります。

 

つまり、次の3点をみていけば、膝の症状は改善していきます。

骨盤から足首までの筋肉を緩める
 硬くなって正しく伸び縮みできなくなった筋肉を緩めます。

関節の調整
 筋肉を緩めた上で、負担が掛からないように関節を調整していきます。

自然治癒力の向上
 自然治癒力が働くよう、自律神経や内臓を含めて調整します。

 

もちろん内臓由来が原因で関節を破壊してしまう病気もありますが、ほとんどの場合、足関節の調整や骨格の歪みを調整してあげることで膝の痛みを改善させることができます。
だからこそスポーツ外傷や先天的な形状異常ではない限り、膝の痛みの原因は膝にあることは珍しく、膝に関連する関節や筋肉に問題があることが多いのです。

 

歩行動作で診るべき点

足関節の動きの調整をしながら

膝がしっかりと真っ直ぐ前に出せているか
膝が内側に入っていないか、外側に入っていないか、正常な歩行ができているか等

歩き方も改善において重要な部分です。
          
腕の振りが左右違うだけでも足の振り幅が変わる為、全く関係なく思える肩や肩甲骨周りの関節の調整も行う事が大切です。

 

まとめ 

 

いかがだったでしょうか?
多くの方が痛みをかばって、本来の歩き方ではなく、かばった歩き方をされています。
無意識に【通常の歩行】ではなく、【痛くならないための歩行】をしてしまっています。
この【痛くならないための歩行】によりどんどん悪くなっていきます・・・。

 

筋肉を緩め、骨盤や足関節を調整する事と、その人にあった歩行指導をする事により膝の機能は改善していきます。

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