こんにちは。愛YOUカイロプラクティック院スタッフの尾上です。
皆さん、お花見には行かれましたでしょうか。今年は気温が急に上がり、桜も一息に咲いてしまいましたね。
ちょうどお花見の頃合いですが、生憎の雨模様が続き、見る間もなく散ってしまわないか心配です。
帰り道なんかに堀之内公園の夜桜を眺めてみましたが、桜というのは何とも言えない魅力がありますね。
日本人の気風に合うと言いますか、ぱっと咲いて気付いたら散ってしまっている儚さ、物悲しさが何とも言えません。
出来ればゆっくりとお花見したいのですが……。雨雲が早く通り過ぎてくれることを願うばかりです。
さて、春と言えば桜ですが、ことわざに『春眠暁を覚えず』とありますように、ついつい普段より長く眠ってしまいがちな季節でもありますね。
ちょうど良い気候で、眠りやすい気温なので、日中にもウトウトしてしまうこともしばしば。
春はお昼寝が気持ちいいですよね。
これ、実は気候だけの影響ではないことをご存知ですか?
春になんだか眠気が強いのは、身体のリズムの影響があるのです。
それは、腎臓のリズムです。
腎臓というのはとても重要な臓器です。もちろん、内蔵すべてが大切なのですが、なかでも腎臓の働きは私たちの身体の健康に大きく関わります。
腎臓は、血圧や水分の調節を行うほか、それら体液から体内の老廃物や毒をろ過して濾し取る働きを持ちます。
集められた老廃物や毒は、糞尿として体外に排出され、体内が綺麗に保たれています。
しかし、一度に排出出来る量は限度があり、腎臓が仕事量よりも体内に入ってくる不純物の量が多ければ、段々と毒が溜まってきます。
特に現代人の生活では、体内に入ってくる不純物が増えています。
腎臓は毒を溜めつつ、毎日身体を綺麗にしてくれているのです。
そして、その溜まった毒を出すのが、春の時期なのです。
春に眠気が強くなるのは、快適な気候もありますが、腎臓が毒を出すことで身体が休息を欲しているサインなのです。
なので、この時期、眠気がある時は、十分に睡眠時間を確保することをおすすめします。日中などは、無理に我慢せず、15分程度のお昼寝をとると、その後がすっきりと活動できます。
『春眠暁を覚えず』
内蔵のリズムから起こる身体の変化を、昔の人は経験から知っていたのかも知れませんね。
そして、更に大事なことがあります。
皆さん、この時期、ぎっくり腰になることが多くありませんか?
あるいは、身の回りでぎっくり腰になってしまった、という話が増えていませんか?
実は、この時期、ぎっくり腰になって来院される方が急激に増えています。
その原因も、実は腎臓のリズムに関係があるのです。
次回の投稿で、腎臓とぎっくり腰の関係についてお話していきます。
では、今回はこの辺りで。