ランナー膝
マラソンをしていたら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
その名の通りランナーに多い怪我で、膝の外側が炎症を起こして痛くなるというものです。
もちろんマラソンやランニングをしている人全員がなるわけではありません。
では、どのような人がランナー膝になって、どのような人がランナー膝にならないのか。
気になりますよね?
今回は走り方からランナー膝になりやすい人の特徴を見ていきましょう。
【ランナー膝になってしまう!?こんな走り方はNG!】
よく、走るときは身体を前傾させてと言われますが、これはとても重要なポイントです。
NGな走り方それは・・
猫背走り
日本人によくみられる悪いフォームが猫背の姿勢での走り方です。
一見すると、背中が丸まっているので身体が前に倒れているように見え走りには向いている姿勢と思われがちです。しかし、猫背の人は前傾した走りができていません。
猫背の姿勢は骨盤が後傾しているため身体も後傾してしまいます(>_<)
骨盤が後傾した状態で走ると、蹴り出しの時、膝に負担がかかります。
骨盤が後傾した状態だと股関節の動きが制限されてしまい、股関節が使いにくい分、膝などに+αの負担がかかってしまうのです。
では前のめりに走れば前傾した走りになるのでしょうか?
実は、前傾するには身体を前に倒せばいいというものではなく、骨盤からしっかり前傾させないといけません。
骨盤が普段から後傾している人が走っている時だけ骨盤を前傾にするなんてことは不可能です。普段の生活で後傾した姿勢の人は走る時も後傾してしまうので、普段の生活から変えていく必要があります。
普段の生活でも骨盤を前傾させた姿勢ができると猫背の改善となり、膝に負担のかからない正しい姿勢が整うのです。
【走る時は身体は前傾がマスト?それともベスト?】
身体が後傾した(後ろに傾いた)状態で着地すると、身体を支える時に太ももの外側の筋肉が使われ過ぎてしまいます。
太ももの外側には腸脛靭帯があります。腸脛靭帯に負担をかけることでランナー膝になってしまうため走る時は前傾の姿勢がマスト【必ず必要】なのです。
【ランナー膝になりにくい注目ポイント】
・ポイント1~走っている時の足の動かし方に注目~
つま先と膝、股関節の動きの方向は一直線上で綺麗に動かせていますか?
つま先だけ外を向いてがに股になっていたり、膝が内側に入って内股になっていたりはしていないですか?
つま先、膝、股関節の動きが内外にずれていればそれだけでも関節には大きな負担になります。
足を着地させるラインとつま先、膝、股関節の動きのラインを注意してみてみましょう!
・ポイント2~走るコースに注目~
ランニング練習をする方の多くはグラウンドではなくアスファルトの一般道を利用されていますよね。
ご存知でしたか?
アスファルトの道は、雨水が溜まらないようにわずかに傾斜がつけられていることが多いのです。
その傾いた道を毎回同じ方向にばかり走っていると片方の足に負担がかかりやすく、ランナー膝発症のリスクを上げてしまいます。
もちろん体感で傾きが分かるくらいの傾斜の道もあれば、体感がないくらいのわずかな傾斜の道もあります。体感が無いレベルの傾斜でも衝撃は左右で大きさが変わります。
脚に負担をかけないためには、砂地や芝生のようなクッションのあるところを走るのがおすすめです。
そして、もう一つ気をつけたいのは走るコースです。
ランニングコースが決まっているという方、多いのではないでしょうか?
周回コースで練習されている方、ランニングコースが決まっているという方は、いつも曲がる方向が同じになるため、同じ方向ばかりに負荷がかかります。
ランニングコースを変えずに片方の膝だけに負担をかけない簡単な対策としては、逆方向に走るのがおすすめです。
一般道を利用されている方は、スタート地点を変えるだけでいつもと違ったコースを走っている新鮮さもあり、一石二鳥です。
まとめ
いかがでしたか?
ランナー膝になりやすい走り方は・・
・猫背になっている | ⇒ | 前傾した走りができない |
・がに股 | ⇒ | つま先が外を向いてしまう |
・内股 | ⇒ | 膝が内側に入ってしまう |
・いつも同じコースを走っている | ⇒ | 片方の膝だけに負担がかかる |
すでに痛みがある方、膝に違和感がありこのブログを見ている方は、上記の走り方になっていないか、一度確認しておきましょう!
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