こんにちは。愛YOUカイロプラクティック院スタッフの尾上です。

 

梅雨ですね。雨が降っては止み、止んでは降る時期です。

 

洗濯物を干すタイミングが難しく、僕はよく干したまま湿気らせてしまってます(汗)

 

洗濯物って、天気がいい日に干すのはもちろんとして、陽に当てすぎてもいけないし、風通りも必要だしで、案外タイミングに悩まされるものですよね。

 

洗濯物を干す最適なタイミングがあるように、実は体の働きにもそれぞれ最適なタイミングがあります。それを無視すると効率が落ちてとても勿体ないことになるんですね。

 

今回は、体の働きのなかで、睡眠の最適なタイミングについてお話していきます。

 

 

皆さんも、子供の頃によく言われたことがあると思います。

「早寝早起きが大切」と。

 

夜遅くまで起きていると、親に怒られましたよね。

高校生くらいになると、夜遅くまで起きていても平気なものだから、ついつい遅くまでゲームしたり友達と話したり。なんて経験は皆さんあるのではないでしょうか。

 

睡眠の重要性については、今ではよく取り沙汰されていますね。

睡眠時間が短いと日中の効率が落ちたり、太りやすくなったりというのはよく言われていますね。中には、睡眠時間が短い人は早死にしやすいという話もあります。

 

睡眠が私たちの体にとってとても重要なことは、言うまでもないことですが、大切なのはただ寝れば良いというわけでは無いということです。

 

それは、睡眠時間の長さもそうですが、眠るタイミングが実はとても大切になるのです。

 

皆さんは、いつも何時ごろに寝ていますか?

 

遅くまで働いていたりすると、ついつい遅くなりがちですよね。

日付が変わってから、という方も多いでしょう。

 

日付が変わってから寝たとき、目覚めはすっきりしていますか?

 

疲労感が残っていたり、もっと寝ていたかったりしませんか?

もしかして、途中で目が覚めたりしていませんか?

 

実は、日付が変わる前に眠れるかどうかで、睡眠の質が大きく変わるのです。

 

 

睡眠には、レム睡眠、ノンレム睡眠があることは広く知られていますね。

 

浅い睡眠、深い睡眠を繰り返しているのですが、その繰り返しのリズムがおよそ90分間隔だと言われています。

 

これはご存じの方も多いでしょう。

 

深い睡眠の時に、体が休息をとって回復しているのですが、このノンレム睡眠のタイミングを「何時に合わせるか」が鍵になります。

 

体には、睡眠のレム・ノンレムのほかにも、自律神経やホルモン分泌などの周期があります。

その周期によると、夜の10時から2時までの4時間は成長ホルモンが一番多く分泌されるタイミングであることがわかっています。

 

お肌のケアなどでもゴールデンタイムと言われていますね。

 

この成長ホルモンの周期と、睡眠の周期を合わせると睡眠の質が向上するのです。

 

より深い睡眠のノンレム睡眠は、寝始めてから90分後に訪れます。

このタイミングが、夜の10時から2時であれば、体の回復が最大の効率で回復できるようになります。

 

つまり、夜の12時までに寝ると1時半頃までにノンレム睡眠がやってくるのでOKです。

 

しかし、夜の12時を越えて、12時半などに寝るとノンレム睡眠は2時からになるので、回復の効率が落ちてしまいます。

すると、結果朝までに回復し切れず、なんだか気怠い目覚めを迎えることになってしまうのです。

 

同じ7時間の睡眠をとったとしても、12時までに寝ている場合と、1時を越えてから寝ている場合とでは、翌朝の体のコンディションは確実に差が出ます。

 

 

朝の目覚めが悪かったり、疲れが抜けきれない、という方は、寝る時間に気を付けてみてください。

 

寝るタイミングによって、目覚めが違ってきますよ。

 

睡眠は、時間だけではなく、タイミングが大事。ということでした。

 

では、今回はこのあたりで。

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