こんにちは。愛YOUカイロプラクティック院スタッフ尾上です。
前回は、パソコン作業で目が首肩が疲れる方のための対策をお伝えしました。
今回は、座り方や姿勢を気をつけることで、首肩の疲労を軽減する方法をお伝えしたいと思います。
ちなみに、パソコン作業をする時は、椅子に座っていることが多いと思うので、椅子に座っていることを前提の方法です。
まず、椅子の高さの調整です。
座った時に、
- 膝が90℃の位置にくる
- 両かかとがしっかり床を踏んでいる
例えば、かかとが浮いてつま先しか床に着かなかったり、低すぎて膝が足の付け根より高い位置に来ていると身体に負担が掛かります。
脚の筋肉が緊張しっ放しになってしまい疲れが取れなくなったり、血液の流れが悪くなり冷え性になったり。
高さを調整できる椅子の場合は自分の身体に合わせて調整してみてください。
次に、高さを合わせた椅子に座った時の、自分の視線とパソコン画面の高さです。
画面の上端が自分の視線の水平と合う高さが適正だと言われています。
高すぎたり、低すぎると画面を見る時に頸椎のを傾けなければいけないので、首の負担が増してしまいます。
そして、以外と皆さん気付かないのが、画面やキーボード、マウスなどの位置です。
当然、画面やキーボードは正面に置いておくのが一番ですが、以外と少し斜めに位置していることが多いようです。
自分では気づかないような、ちょっとした位置のズレでも、毎日繰り返す動作なので、座り方や姿勢に癖が出てきます。
また、すでに癖がついてしまっている場合は、正面に置くと違和感があって落ち着かない感じがあるかも知れません。
もしそうなら、すでに身体が歪んでしまっている可能性が高いので、一度しっかり検査したほうがいいかも知れません。
さて、椅子の高さや、画面、キーボードの高さなどを調整するだけでも、かなり身体への負担は減ってくると思いますが、長時間作業を続けているとそれでも身体は疲れてきます。
最後に、そんな時の座ったまま出来るリフレッシュ方法をば。
座ったまま、
- まずは両腕をだらんと下げて外側に軽く捻ります(親指が外側を向くように)
- 顎を軽く上に向けて目を閉じます(上げ過ぎないように)
- ただし胸は張らず、全体的に力を抜いてだらりとしましょう
この状態で、深呼吸を何回かしましょう。
鼻から吸って、口からゆっくりと吐き出します。
こうすることで、長時間パソコンと向き合って固まった身体が緩み、疲労が抜けやすくなっていきます。
1分も掛からずに出来る方法なので、パソコン作業だけでなく、デスクワークの方はやってみてください。
では、今回はこのあたりで。