寝起きに体が重たい、腰が痛いなんてことはありませんか?
ぐっすり眠ったはずなのに、なんだか調子が悪い。疲れが残っているのでしょうか?
休みの日に普段より長い時間しっかり眠って疲れもスッキリ!・・・のはずが、やっぱりだるさや痛みがある。それも、長く眠ったほうが強い気も・・・。
睡眠が大事、というのは昨今殊更に注目されていることです。けれど、眠っても眠っても調子が悪いという悩みを抱える方がたくさんいらっしゃいます。しっかり眠っているはずなのに、なぜ?
その答えとなるのが「寝返り」なのです。この記事では、あまり知られていない「寝返り」の重要性について書いていきます。なんだか寝起きがだるい、体が痛いという方は改善のヒントにして頂けたらと思います。
【寝相が悪いのは健康の証】
子供の頃、寝ている間に布団を蹴飛ばしていたという方は多いかと思います。「寝相が悪い子だ」なんて言われたものですが、実は身体にとってはとても良い事なんです。
ごろんごろんと転がり、脚を伸ばし腕を振り、立ち上がってうろうろ・・・は流石に行き過ぎですが、寝相が悪いくらいにごろごろと寝返りをうつのは身体の自然治癒力が働いている証拠です。
どういうことかと言うと、私たちは寝ている間に寝返りをうつことで、身体の歪みをリセットさせているのです。歪んだ身体というのは、イメージで言えばゴツゴツしている石のようなもので、ゴツゴツがあるとぶつかったり引っかかったりして痛めやすくなります。寝返りをすることで、そのゴツゴツを“均して”滑らかな状態にしているのです。滑らかな状態ではぶつかったり引っかかったりで痛めることが無く見た目も美しくなります。
寝返りは、身体が歪みをリセットするための無意識なセルフケアなんですね。
【寝返りをうてないと・・・】
では、逆に寝返りをあまりうたない人はどういう状態かと言うと、寝具などの寝る時の環境が邪魔していて出来ないか、歪みがきつ過ぎて動きが制限されている、あるいは寝返りをうつだけの体力が無い、ということになります。
人の身体は一日の生活の中で、約2cm身長が縮んでいることをご存じですか?生活の中で生まれた歪みを寝返りをうつことで“均し”、翌日にはリセットされているのが健康なサイクルです。
寝返りが上手くうてなくなると、歪みをリセットし切れず翌日に持ち越しになり、歪みが段々と積み重なっていきます。その結果、疲労が抜けきらなかったり、やがては痛みやしびれなど不快な症状を出すことに繋がります。
自分ではちゃんと眠っているつもりなのに、どうも調子が悪い。それは睡眠中の寝返りがきちんと出来ていないためなんですね。
【寝返り上手で健康な身体に】
睡眠は大切ですが、睡眠中に寝返りがうてているかが、実は重要です。一日の疲労をしっかりとるためにも、質の良い睡眠にしていきたいですね。
寝返りをうつためには、寝具などの周辺環境も関わってきます。身体が沈むほど布団や枕が柔らかいと動きづらくなりますし、ぬいぐるみやケータイなどを隣に置いているのも障害物になってしまいます。一度チェックしてみて下さい。
寝返り上手は健康の証。あなたが寝返り上手になって健康な生活を手にするためのお手伝いが私たちの仕事です。
環境を整えても、やっぱり寝起きが良くない・・・のであれば、歪みが進行してしまっているかも知れません。愛YOUカイロプラクテック院では足元から頭蓋骨まで、全身の検査と調整に対応していますので、お気軽にご相談ください。