産後 腰痛が出て体が辛いのを我慢していませんか？毎日育児に奮闘中で頑張られているお母さん。
なかなかゆっくりとした時間も取れなくて自分の事は後回しになってしまうと思うのですが、実は今が腰痛治療をするチャンスなのです。
【出産後に腰痛の痛みが出てくる原因とは？！】
それでは出産後になぜ腰痛がでてくるのでしょうか？
妊娠中の時の事を思い出してください。
赤ちゃんの重みでどんどん大きくなっていくお腹を支える為に、妊婦さんは腰を反らして歩くようになります。そうすると骨盤と脚を繋ぐ股関節に付いている腸腰筋という筋肉はどんどん伸びていってしまう為、次第に硬くなっていきます。
この腸腰筋は姿勢のバランスを保つ役割をもつ大事な筋肉になるのですが、腸腰筋が硬くなると、付着部分である股関節も前後のバランスを崩し動きが悪くなり、どんどん反り腰やまたは腰を曲げてしまう姿勢が次第に定着していってしまいます。
人間の体には頭の重みをしっかりと支える為に、背骨にS字のカーブいわゆる生理的弯曲が付いていますが、反り腰や曲がった腰になることでこの正しい生理的弯曲から離れてしまいます。そうなると腰だけでなく骨盤や首、肩などにも影響が出る為、体中に様々なトラブルが発生してしまうのです。腰に過剰な負担が掛かってしまうのは想像頂けると思います。
そして出産後も、今度は赤ちゃんを抱っこする時間が増える為、赤ちゃんの重みで腰はさらに反り腰状態が続き、ますますお母さんの腰には大きな負担が掛かっていくのです。
【産後は腰痛だけでない 背中痛や他の症状などトラブルが続く…】
このように産後腰痛で悩まされているお母さんが多くいらっしゃいますが、他にも姿勢が悪くなり筋バランスへの悪影響の為、背中痛が出てきたり、産後は手をよく使う事から腱鞘炎などのトラブルも多くなります。
また腰のバランスを崩すと、背骨の下端で骨盤にある仙骨も歪みが出て硬くなる為、動きが悪くなります。この仙骨は自立神経の働きをコントロールする大切な神経叢が通っている場所です。
自立神経は活動や興奮している時に働く交感神経と、心と体がリラックスしたり眠っている時に働く副交感神経で構成されていますが、この仙骨が歪むと副交感神経の働きが悪くなってきます。
夜なかなか寝付けなかったり、訳もなくイライラしたり、寝ても疲れが残っていたり、なんとなく心の調子が安定しないなどお悩みのお母さん、もしかするとその原因は骨盤の歪みによる仙骨の動きが悪くなって自立神経が乱れている為かもしれません。
【整体師が絶対にお勧めする産後の骨盤矯正！ その理由とは？！】
出産後、お母さんの生活スタイルはガラリと変わり毎日が目まぐるしく過ぎていく日々。
でも、そんなお母さんにこそ今絶対にお勧めしたいのが、産後の骨盤矯正です。
実は、妊娠すると女性には骨盤や股関節をゆるゆるにする作用があるリラキシンというホルモンが分泌されています。
このリラキシンホルモンのお陰で出産しやすくなるのですが、このリラキシンは産後卒乳するとぴたっと止まってしまいます。
ということは妊娠中や産後に腰痛がでるほど姿勢バランスが崩れて負担が掛かっている骨盤や、また動きが悪くなっている股関節のまま固まってしまうということなのです。
そういう理由で産後リラキシンが出ている間中に、体がゆるゆるの状態のまま今しっかりと骨盤の治療をしていけば歪みもリセットされやすく一番効果も高い時期という訳です。
この時期にしっかりと歪みを整えておかないと、卒乳と同時に歪んだままの状態でロックされた骨盤にはますます日々の負担が積み重なってしまい、将来にわたり慢性腰痛やまたはぎっくり腰などを引き起こしてしまいます。
歪みが多い方こそ、リラキシンがしっかりと分泌されている今こそ！健康な体を取り戻せるのです。
産後のお母さんの体と腰痛に関してご理解頂けましたでしょうか？
なかなか自分の時間が取れないお母さん、でもお母さんが元気で笑顔でいてくれるからこそ大切な家族も守れるのです。今この時期にしっかりとご自分の体を労わってあげましょう。
愛YOUカイロプラクテック院では、産後腰痛を伴う骨盤矯正にお越しになられる患者さんが沢山いらっしゃいます。出産後まだ間もない赤ちゃんにもベビーベットを用意していますのでお母さんの横に置いて施術が可能です。是非お子様と共に安心して御来院ください。
