前回、自律神経と骨盤の関係性についてご紹介しました。自律神経の乱れについて気になる方はこちらの記事もよろしければチェックしてみて下さい。

 

  簡単にまとめると、骨盤が歪んでしまうと自律神経系にも影響してしまい、様々な不調が出てきてしまうという事です。

また、反対に自律神経が機能しなくなってくると、骨盤が歪みやすい状態になってしまい、非常に悪い循環が起こってしまいます。

  この悪循環を止める為には、骨盤矯正や自律神経を整える工夫でアプローチして行けばいいという事です。

 

 

  今回は、自律神経と筋肉の関係性についてご紹介します。

  実際に、自律神経が乱れると筋肉が硬直し、身体がリラックス出来ない状態になってしまいます。あまり、知られていないのですがこのようにハッキリとした関係があるのです。その症状について詳しく説明していきます。

 

 

 

 

自律神経の乱れはストレスが引き起こす?

 

  自律神経が乱れる一番の原因は過度なストレスです。

  もちろんストレス以外にも原因はあります。生活リズムの乱れや、女性ホルモンの影響による発症も考えられます。しかし今回はその中でも一番の原因であるストレスに注目して話を進めていきます。しかし、ストレスといっても様々なものがあります。

 

 

身体的ストレスと精神的ストレス

 

  代表的なもので言うと、身体的ストレスや精神的ストレスです。

精神的ストレスはなんとなく想像がつきますよね。職場や学校、人間関係による不安やイライラ…その他、心の不安定な要素の事を指します。

  それとは対照的に身体的ストレスとは、過食や、偏食、ケガや病気といったものによるストレスです。

  また、物理的ストレスや環境的ストレスといって、暑さや寒さ、高気圧や低気圧などによるストレスや、騒音やほこりによるストレスも存在します。

身体的ストレスは身体に負担を与えるもので、精神的ストレスとは心に負担を与えるものだと考えて大丈夫です。

 

 

  ストレスと聞いて多くの人が考えるのは、精神的ストレスですよね。

  しかし、精神的ストレスのほかにもストレスになる原因は存在しており、それらも交感神経を刺激してしまう原因になります。

暑い、寒いといった気温によるストレスも気付かぬうちにかかってしまっているものなのです。また、骨盤の歪みや過食などによってもストレスは感じます。

 

  夏場の暑い日に、食欲が出ないため上手く食事(栄養)が取れず、職場に向かうだけでも暑さによる気温のストレスと食事によるストレスを感じる事になります。

 

  そのため、自律神経失調症の患者さんにストレスの自覚がないことも多いのです。ストレスなんか感じていないのに変に身体の調子が悪い…なんて思った時はストレスによる自律神経の乱れを疑いましょう!

 

 

自律神経と筋肉の関係について

 

  本題の自律神経と筋肉の関係について話します。自律神経は交感神経と副交感神経が交互に働く事によって機能する神経です。

改めて紹介しますと、交感神経は昼間優位に働いて、主に運動する時に働きます。

  副交感神経というのは主に夜働き、リラックスしている時に優位になる神経です。交感神経と副交感神経の働きを知っておくことは自律神経失調症を知っておく上で非常に大事です。これも前回記事にしていますのでよろしければチェックしてみて下さい。

 

 

交感神経が優位になり過ぎる?

 

  交感神経が優位になり過ぎると、身体は常に緊張している状態になります。

 

  ストレスが多ければ多いほど交感神経は良く働きます。というのも不安や緊張をどうにかしなければならない!という脳の指令で筋肉が戦闘状態になるんですね。

筋肉にたくさんの酸素や栄養を送り込むことで筋肉のパフォーマンスを上げようとしているのです。

 

  これが試合前や作業中ならとても都合がいいのですが優位になり過ぎた交感神経は夜寝る前などにも突発的に活動を始めます。

そうなると筋肉は硬直し心臓はバクバク、とても眠れるような状態ではないですね。

%e8%87%aa%e5%be%8b%e7%a5%9e%e7%b5%8c%ef%bc%bf%e7%ad%8b%e8%82%89

 

感情を筋肉で押さえ込む?

 

  感情を押さえ込む時、人は筋肉に力を入れて感情を押さえ込みます。

 

  特に咬筋や側頭筋といった噛む筋肉や、表情筋、首の筋肉をよく使います。この時、人は感情を押し殺している事に気付いていないため、感情の押さえ込みを繰り返すことでどんどん筋肉は硬くなっていきます。

そして、その筋肉をそのままにしておくことで、人は感情を押さえ込むことに慣れてしまい、ストレスはどんどん溜まっていきます。

 

hone11e

 

※特にオレンジ色の部分が凝りやすい

 

うつ病を引き起こす可能性?

  感情を解放することが出来ないと、うつ病に繋がることになります。

  一番いいのは感情を押さえ込まない事です。泣きたい時に泣き、怒りたい時に怒る。これがストレスを溜めないための一番の方法です。

 

  しかし、現代社会でそんなことできませんよね。理不尽なクレームにも真摯に対応しなければならない。これではストレスが溜まってしまうのも無理はありません。

ここで大事なのは、定期的に自分の感情を出せる場を作る、という事です。簡単ではありませんが自分が感情を解放できる場所を作る事が非常に大事になってきます。

 

 

  感情を押さえ込むことに慣れすぎると、我慢することが当たり前になり、我慢している事自体感じなくなってきます。つまり感情を押さえ込むことに慣れる、という事です。

この慣れ、が非常に危険で、身体や脳が、感じている感情や緊張に対して鈍感になります。

  身体の症状に鈍感になるという事は自分の身体の危険に気付くことが出来ません。それで、気付かぬうちにうつ病などを発症してしまうことになります。

 

  感情を押さえ込む上で一番使われる筋肉は表情筋です。表情筋とは顔についていて頬を動かしています。自分で揉んで筋肉をほぐすのも良いですし、美顔ローラーなどを使うものほぐすのに適しています。

 

 

まとめ

 

  このように、うつ病や自律神経失調症というのはカウンセリングなどの精神的なアプローチだけではないのです。

精神的にどうにかしなければならない、という焦りも症状悪化の原因になってしまいます。整体や自分でほぐすなどして身体的なアプローチで効率良く症状の治療を行いましょう。

 

  表情筋だけでなく、肩や首の筋肉も感情を押さえ込むことによって無意識に凝りやすい筋肉と言えます。定期的に凝り過ぎていないか、チェックし、もし硬いと感じたら湯船でほぐすなどして筋肉が凝った状態が続かないようにしましょう。

おすすめの記事